𝙌𝙪𝙚𝙨𝙩𝙞𝙤𝙣 これは何?
𝘼𝙣𝙨𝙬𝙚𝙧 私の性癖
おはこんにちばんわ、Fire◎Flowerまじ神でしたね。
2DMVがあまりにも俺得すぎて二次創作かと思ったら公式だった。どういうこと? 歌詞割りもたぶん俺が考えた。
ということで歌詞割り大好きすぎてクソ短い駄作ができました。供養供養。暇な人だけ読んでください。
「最初から君を好きにならなきゃよかった。」
「…は、」
「この前歌った曲に、そんな歌詞があっただろう。」
「あ……、ああ…そうだな。」
突然放たれた言葉に心臓が止まるかと思ったものの、歌詞だということに気がついて胸を撫で下ろす。
「彰人は、そう思ったことはあるか?」
「あ…?ねえよ、そんなこと。」
思わず即答してしまったが、すぐさま小っ恥ずかしいな、と少し後悔する。だが、事実なのは間違いない。
「そうか……」
「…そういうお前は、あるのかよ。」
「いや、ないな。」
「なんだよ、聞いてくるからてっきりあるのかと思って身構えた。」
「あるはずがないだろう。俺は最初からずっと、彰人のことが大好きだぞ。」
「は、!?…っはあ…お前……ほんと…」
「わっ…!」
またしても心臓が止まるかと思うような言葉に大きなため息をついて、照れ隠しに冬弥の2色にわかれた髪をかき混ぜるように撫でた。
「ふふ、彰人、撫ですぎだぞ。」
ふわり、そんな音が聞こえてきそうな愛情溢れる微笑みを見る度に思う、やっぱり
最初から君を好きでいてよかった。
最初から君を好きにならなきゃ良かった。
最初で最後の喧嘩をした時。本当は思ってもいないことを言って、彰人を突き放したあの時、自分についた嘘。
勝手に離れようとしたのに彰人は引き留めようとしてくれていた、それでも突き放したくせに、傷ついた。中途半端で不器用な自分が、更に嫌になった。
でも、彰人は諦めなかった。2度も逃げてしまった俺に、お前は中途半端じゃないと、最高の相棒だ、と。その言葉は俺を心からこう思わせた。
最初から君を好きでいてよかった。
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