桃「………、」
ポタッ…ポタッ…、
桃「……、ッ…」
ぴちゃ、ッ…ピチャ、ッ…
…心地良い、ッ…
海の冷たさと美しさが
俺の気持ちを忘れさせてくれる。
桃「…、綺麗だ、ッ…… 」
俺も海のように、
美しく、儚く生きられたらいいのに、ッ…笑
桃「……ここから落ちたら、ッ…」
桃「……死んじゃうかな、っ…、?笑」
もう俺生きたくないよ、ッ…やだ、
生きても、っ…価値が下がるだけ、
桃「……そうだよな、ッ…笑」
今いるのは浜辺。
少しでも足を踏み外したら
海の中に入れちゃう、笑
…死ぬのなら海がいいな、
いや、ッ…死ぬんだ。
自分から死ぬ、もう決めた。
桃「……ふふ、ッ…笑」
ピチャ、ッ……ピチャ、ッ…
「……ねぇ、ッ…何してるの、」
桃「ッ…え、?」
「……僕も今君と同じ気持ちなんだ。」
桃「……なんで、ッ…分かんの、」
「そりゃわかるよ、ッ…」
桃「……俺が溺れても」
桃「助けんなよ、ッ…」
「うーん、それは無理かな、」
「そんときは一緒に死ぬ。」
「それが1番いいかも、笑」
桃「なんだよ、それ、っ…笑」
「……死なないでね、」
桃「……、」
「こっちにきちゃダメだよ、…」
「…約束ね、ッ…」
桃「……あぁ、約束。」
桃「ッ…あれ、っ……、」
深夜テンション盛り上げる。