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ー記念すべき第一回目の曲は!
ー悪役にキスシーンをー
ー40㍍P様ー
ミクちゃん→茜
男の子→寛人
ーシナリオどおりの恋は
ーもうすぐ終わりを迎える
「○○!」
ー観客は誰もいない
ー孤独なステージの上
ー僕に与えられたのは
「…悪役…か」
「ねぇ寛人!寛人は何役?」
「?悪役だけど…茜は?」
「私はヒロイン!」
「…!そっか!良かったな!」
「うん!」
ー嫌われ者の悪役で
ー君と結ばれる人は
「きゃっ!」
「大丈夫か?!」
「…!ありがとうございます…!」
ー僕じゃない他の誰か
「貴方は…!」
「…」
ー立ちすくむ2人の影
ースポットライトが照らす
「あの男は見る目が無いな…」
「…!あの人の事を悪く言わないで!」
「黙れ、アバズレが」
「…っ!」
ー決められた台詞どおり
「…」
「あっ!」
ー僕はサヨナラを告げる
「待って!!何で私に関わるの!」
「何か事情があるの?」
ーなぐさめの言葉どれだけ並べたって
「…うるさい」
ー結末はもう変わらないし
「…っ!ナイフっ?」
ーちゃんと君を大嫌いになれるように
「…次こそは当てる」
「あっ…!」
ー最低最悪の僕を演じるよ
「ねぇねぇ寛人!じゃじゃーん!」
「…!」
「衣装直ししたんだけどまだあんまし直ってなくてさ…リボン結んでくれない?」
「分かった…!」
ー半端な優しさなんて
ー毒にも薬にもならない
「大丈夫…?小鳥ちゃん…」
「大丈夫か?!小鳥が怪我をしている…それは大変だな…」
ー幸せを願うのなら
「小鳥ちゃん…」
ー傷つける勇気がいる
ー足元にこぼれ落ちる
「…っ小…鳥ちゃん…っ」
ーその涙の数さえも
「…ハンカチいるか?」
「…!ありがとうございます!」
ーはじめから決められてる
「優しい人…ですね…!」
ー抗うことはできない
「…っ」
ーハリボテの街が夕焼けに染まって
「…あ!」
ー僕たちの別れを彩る
「…」
「貴方は…っあのっ」
ー見てくれを整えるために着飾った
「…ー」
「…!」
ー恋愛感情は脱ぎ捨てる
「…あれ?衣装どこいった…?」
ツンツン
「…?茜?あっ」
「えへへ…っ!」
「…!それ、僕の衣装…!」
「勝手に着ちゃダメだろ…」
「ごめんごめん…だけど。」
「寛人の匂いって…落ち着くんだよね」
ーBGMが終わる頃
「お願い!聞かせて!」
「何で貴方は!」
ーステージは暗闇に包まれてく
「また…っナイフ!」
ー暗転の隙に君の手握りしめ
ー遠いどこかで連れて行こうか
「あっ…!」
「ナイフが…っ」
ーそんな想像をする暇さえないくらいに
ー一分一秒がれ通り過ぎてゆく
「…」
ー君をひとり舞台に置き去りにして
「…寛人」
ー振り返ることなく立ち去る
ーもう二度と顔も見たくないってくらいに
「待って!待ってよ!」
「…?!」
ー最低最悪な僕になれたかな?
「…茜?」
「私!実は…!」
ーゆっくりと幕が降りる
初めての試みだったのでグダグダな部分があったと思いますが…
こんな感じで色んなボカロ曲のわたしの解釈をやっていきます!(?)
たまにコメント欄にある考察も入れるので楽しみにしといてください!