目覚まし代わりのピンちゃん声が受話器から、また二度寝を誘うんだ。
無理…起きられない…お休みなさい…
いつもと変わらない朝模様。
目覚まし代わりのコーヒー流し込んで
ピンちゃんの元へ急ごう、!
わお(やばい間に合わない!?ごめん!!!!!!)
……あんなに起こしてくれたのになぁ…
わお(今日はちゃんと伝えよう、‼)
砂糖入りの思いを。
わお「君と二人、過ごした時間を、好きも嫌いも、甘いも、苦いも、全部まとめて、大切にするよ」
……なんて言えたらなぁ
歩き疲れたピンちゃんはふわふわしてる、
現実と夢の間をあっちこっち。
起こさない。おやすみなさい。
電車に揺られる二人の影。
わお(あわよくば僕の肩にその小さな顔を預けちゃって近づきたい、!確かめたい!)
気持ちの距離と髪の香り。
わお(このまま、駅を過ぎてさ、ピンちゃんを連れさりたいな、?)
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わお(前もおもった言葉、ちゃんと、言わなきゃな、?)
日が暮れてもうすぐサヨナラ。
伝えなきゃ、コレが最後のチャンスだ、‼
……でも言えない。言葉が出ない。
顔すら見れないああまじやばい‼
そんな僕をみたピンちゃんは、ニヤニヤしながらこう言うんだ。
ピン「もう待てないなー、ごめんね、?」
直後に重なる顔と顔。
わお(ってキスしてる!?///)
ふいうちに高鳴る鼓動同じ気持ち抱いて。
わお「ピンちゃんと二人過ごした時間を、好きも嫌いも、苦いも甘いも、全部まとめて大切にするよ…///」
やっと言えたよ、
ピン「ありがと、!」
これから二人進む時間が辛くても苦くても大丈夫。
それを全て甘くしちゃう魔法はもう、持ってるから、‼
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