僕の名前は大森元貴
朝起きて、会社に行って夜遅く家に帰る
そんな生活を毎日過ごしている、いわゆる普通のサラリーマンだ。
s「おっ元貴くん!こんばんは〜!」
m「鈴架さんこんばんは!」
この人は藤澤鈴架さん
帰り道にあるお花屋さんの人で、前に話してから挨拶をするように。
s「今日もお仕事だったの?」
m「はい、疲れました〜」
s「お疲れさま!ゆっくり休んでね?」
m「はい!鈴架さんも休んでください、それじゃあ」
s「うん、おやすみー!」
トコトコトコ
ガシャン
m「あっ、若井さん」
h「ん!大森くん!」
そうそう、この人は若井遥斗さん
自分で美容室を開いてる、店長さん
髪を切りに行くから多少は話す仲。
m「こんばんは〜」
h「お仕事お疲れさま」
m「若井さんもお店終わりですか?」
h「うん、今片付けてた所、」
m「お疲れさまですっ」
h「それじゃあおやすみなさい!ゆっくり寝るんだよ」
m「はーい!」
ー
ー
ー
ー
ー
ガチャッ キー
m「ただいま」
「ただいま」と言って、返事があるわけでもなく明かりのない部屋に入っていく
疲れたな
1日中デスクに座って、資料を作って、課長に確認貰って、
特に特別なことが起きるわけでもない
凄い達成感を得られるわけでもない
そんな仕事に飽きつつもある
いっその事現代から離れられればいいのに、
m「ふぁぁ、」
睡魔に襲われ、アラームもセットせずに眠りに着いてしまった…
/「、、ま、元貴様!」
重い瞼を開くと見慣れない景色だった
しかも一人暮らしなはずなのに誰かが呼んでいる?
/「元貴様!朝食のお時間です。」
元貴様?
と言うか誰?
朝食?
普段朝は食べない派なんだけど
不思議に思いつつも「わかった」と伝え、体を起こした
重い
そして暑い
ふと、袖元を見ると色鮮やかな着物を何枚も重ねていた
周りを見渡してみると、今の時代にはなさそうな龍の柄や古風な物が多く見えた
でも日本ぽいわけでもなく、どちらかと言うと中国寄りだ
ここは何処?
そして、僕は何者になっているんだ?
/「こちらが本日の朝食です」
m「ありがとう」
いかにも豪華な料理がずらりと並ぶ
朝から食べるのか、と思いながらも手を進めていく
m「おいしいっ」
誰かの手料理を食べる事なんて久しぶりだな、なんてしみじみ思う
m「僕は何者?」
/「急にどうしたんですか?元貴様?」
口が滑った、こんなの怪しまれるに決まってる。
m「あ、いや、あの、僕は周りから見てどんな人なんだろうって思って」
/「そうですか?」
/「貴方は大森元貴、この国の中で特殊な力を使えるたった3人のうちの1人です」
大森元貴…
名前は変わらないのか
特殊能力?
僕は不思議な力を持っているのか?
m「そっか、ありがとう」
/「いえいえ、お構いなく」
m「ご馳走様でした」
少しこの辺りを歩いてみようかな?
m「少し散歩してきます、」
/「!わかりました!お気をつけてお帰りください」
m「はい。」
ガヤガヤガヤ
部屋から出ると数えられないほどの使用人の数
僕はどれだけ凄い場所にいるのだろうか?
/「元貴様!おはようございます!」
*「おはようございますっ」
@「おはようございます!」
#「おはようございます!!」
使用人の方が一斉に挨拶をした
迫力が凄くて圧倒されそうになる
〜「元貴様って幼馴染と喧嘩してから外に出てないらしいよっコソッ」
ピクッ
僕には幼馴染がいて、トラブルがあったって事?
まあいいや、散歩してみよ
トコトコトコ
ワサワサ
?「うわぁっ!」
ドサッ
?「いったぁぁ、やっちゃった〜」
m「あの、大丈夫ですか?」
?「!」
タッタッ
?「ッ」
m「逃げないで?痛むんでしょ?」
?「元貴くんっ、」
next…。
さぁ、?は誰なんでしょうね、ご想像ください!
こんばんは!Hanaです!
あ、わたしはなこって呼ばれたりするんですけど(ほぼ家族)
りょうちゃんの飼ってたインコ🦜がはなこちゃんで、興奮が抑えられていませんw
こめんとくれぇぇぇっ!本当に励みになってますっ
質問でもなんでもリクエストでもなんでも良きなのでね!!
じゃんじゃん、どしどし、ばんばん待ってます💪
それではおやすみなさいっっ😘
コメント
3件
幼馴染と、喧嘩… なんか、琵琶持ってそうですね