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私は目が見えない。それが原因でいじめられたことも多々あった
そんな私にも友達がいた。
栗花落という友達だ。
とても優しくて目の見えない私に対しても紳士だ。
そんな栗花落が下校中にこんな言葉を吐いた
「私、晴れてる所へ行きたい!」
私は疑問だった。 なぜなら今日は晴れだ。
栗花落に「何言ってるの?笑今日は晴れのはずだよ?」と言った
栗花落は「まあまあまあ〜笑」と言うだけだった
そのまま違う話題に切り替わり、その話などとっくに忘れていた
翌日は大雨だった
盲目の私は栗花落に傘を一緒にいれさせて貰って下校した。
そしたら、栗花落が変なことを言い出す
「宇宙って天気ないんだって!私宇宙へ行きたい!」と言った
私はびっくりした
突然そんなことを言うから少しびっくりした
だが、後々この意味がわかって来ることになる__________
私は栗花落の顔が苦しい顔をしていたことに気が付かなかった。
そのまた翌日
栗花落が自宅で自𓏸していることがわかった
栗花落は他クラスの子からいじめられていたようだ。
栗花落のお母さんから栗花落が最後に書いた手紙を受け取ったそこには
「𓏸𓏸へ
いつも一緒にいてくれてありがとう!
私はそれで元気が出てたよ
それでー、笑私はこないだ話したようにお空の上にいます笑
でも行くことになっちゃったのは
もう疲れちゃって。
一生忘れられない友達となってくれてありがとう
栗花落より」
この手紙を読んだ時にはもう涙で手紙がぐしゃぐしゃだった
ずっと苦しかった栗花落に気付いてあげられなかった自分に後悔していた。
今頃考えたってもうこの世に栗花落はいない,,
栗花落に言いたいことがあったのに。
それは
盲目の私と毎日下校してくれてありがとう そしてごめんなさい。私が気付いてあげられなくて。 私ももうすぐそっちに行くね。
待っててね栗花落__
私ももうすぐそっちへ行くね