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支部でよくこんな二次創作を見る。
トラ転。
そんな上手い話がありゃ皆喜んでトラ転するだろうなァと思う。
俺、神崎碧(しんざきあおい)ブラック企業に勤める28歳。
早朝夜が明ける時間に出社し、終電がギリギリの時に退社をする傍から見れば何でそんなとこに勤めてんだって、逆に問いたい、なんで俺はここにいるんだろうな??
同期はどんどん減り気付けば俺しか残っていない。
辞めたくても上司から何言われるか分からない状況に嫌気がさす……。
何でこうなっちまったんだろ……。
今日も深夜まで残業day。
目の前にはパソコンと横に置かれた資料。
眠気覚ましに自販機でコーヒーでも買おうと椅子から立った時だった…。
視界がぐにゃりと歪む……。
あれ……?
気付いた時には真っ暗だった……。
あーあ、人生つまんねぇな……、こんなにも呆気ない最後って……。
ってかこれ過労死?
まぁトラ転みたいに痛い思いしなくて済むならいっか。
来世はホワイト企業に務めれますように……。
神崎『……、なにがどうなってる??』
目を覚ませば
熟睡したかのように身体が軽い。
キョロキョロと周りを見れば自室…、帰ってきた、のか?
あの状況で…?
取り敢えず一旦状況を整理しよう。
俺は洗面所へと向かい鏡を見ると……。
神崎『……だれぇ?』
鏡には中学生……、いや高校生になりたて?な少年が居た。
神崎碧
憑依前
ブラック企業勤め中に呆気なく過労死した可哀想な28歳
かなりのヘビースモーカー
酒とタバコ愛してる←これもきっと死因に関係してる
身長178cm
憑依後
神崎碧
身長182cm
アルビノ性質
陽に弱い為基本はキャップを被って長袖長ズボンな変質者装備。