続きです。
なんか作文みたいになっちゃうの治したいので頑張ります!
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day4(少し経った世界線です。)
side w
ああ、もう朝か…
細めた目を擦る。
起き上がろうとしたところで、
そーいえば今日オフじゃん。と気がついた。
起きたところで予定がある訳でもない。
なんなら最近悩んでばかりであまり元気とは言えないし。
……寝るか。
………。
もう一度目を瞑って見るもなかなか寝付けない。
仕方が無いのでスマホでも見ようと思い電源をつけるとメッセージの通知が来ていた。
元貴からじゃん
どきどきしながら通知バーに触れると
今日遊べる?
というメッセージが表示された。
すぐに遊べる!と返そうと思うも送信ボタンを押す前にはっと我に返る。
連絡してくれたことは正直めちゃくちゃ嬉しい。
なんてったって相手は「恋してる人」なんだから。
でも、今はそんなに単純な関係じゃない。
告白して、その返事を待っている最中なんだし。
最近元貴について1人でぐるぐる考えては悶えてそのまま泣き寝入りみたいなことばっかだ。
もし、涼ちゃんも行くなら今日は僕は行かないでおこ。
元貴が遊ぶ相手がいるなら十分だろうと思った。
それに、少し前涼ちゃんに嫉妬してしまった手前、今日顔を合わせる言うのはなかなか難易度が高い。
絶対キョドる。
打った文字を全て消して、
涼ちゃんは行くの?
と聞いてみた。
するとすぐ既読がつき、
「来るよー!」
という返信。
ならば、と意を決して断る文章を送る。
「ごめん、今日はやめとく。」
「おっけ」
思った以上に淡白な返しだった。
自分で断ったくせに簡単な返しにさえ心がキュッとなる。
そのまま
「ありがと。また誘って」
とだけ送りスマホを閉じた。
何も考えずに寝よ。
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side m
せっかくのオフなのに何故か早く目を覚ましてしまった。
もう一度寝ようかなとも思ったが目が冴えてしまったのか寝付けない。
諦めて布団から出ると少し肌寒い空気が肌に触れる。
そっと窓の外を覗くと見事なまでの快晴で起きてよかったななんて思う。
天気がいいとやもとは家でゆっくりしようかななどと考えていたが何となくふたりと遊びたくなってしまった。
若井も調子悪そうだったし、気分転換も兼ねてちょうどいいかも。
善は急げ
早速2人にメッセージを送る。
「今日遊べる?」
涼ちゃんももう起きていたのかすぐに既読がついた。
「いーよ!!何する?若井来るの?」
「やった!若井には今聞いてるとこ。」
「りょーかいっ!」
:
:
少しすると若井の既読がつき
「涼ちゃんは行くの?」
今までは誘ったら基本来てくれたから、なんでそんなことを聞くのか分からなかった。
「来るよー!」
そう返すと珍しく断られてしまった。
どうしたの?とか、
体調悪い?とか、聞こうかなとも考えたがそこまで踏み込んで理由を知るのも少し怖かった。
「おっけ」
なるべく簡単に返信をする。
また今度聞こ。
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最近の若井の態度について考える。
何となく避けられているような気がするし、明らかに元気がない。
おそらく告白からしばらくしたくらいからだろうか。
その理由も分からない。
自分が何かしたのかもしれないと何度か考えたこともあるが、心当たりすらない。
うーん……
「⋯とき!元貴!」
涼ちゃんの僕を呼ぶ声が聞こえてはっとする。
「ご、ごめん。どーしたの? 」
「ううん。なんかぼーっとしてたからどうしたのかな?って思っただけ。」
「あ、そっかごめんね。」
「全然大丈夫!それより何があったのか話して欲しいな?」
1人で考えていてもしょうが無い。
思い切って涼ちゃんに話してみることにした。
近くのカフェに入って暖かいコーヒーを飲むと涼ちゃんが口を開いた。
「で、どうしたの?」
「実はさ…」
最近若井の様子がおかしいと伝える。
どうしてそうなっているのかも分からない、と。
「うーん…そっか〜。僕には普通に接してくれてるから気づかなかったけど、確かに最近元気ないかもね。元貴と話してるとこ見ないし。今日も来てない。」
涼ちゃんには普通なんだ…
心がチクチク痛む。
でも、そのおかげで原因が自分であることは確実になった。
解決法を考えよう。
その後涼ちゃんに自分の思っていることを伝える。
「ならいっその事、この後家に行って話してみたら?」
「え、まじ?」
涼ちゃんの思わぬ提案に驚く。
「だって、これが一番手っ取り早いでしょ?
どのみちいつかは話し合わないとなんだから。 」
確かにその通りだ。
直接会って話をしよう。
涼ちゃんが付いていこうか?
と聞いてくれたが、一人で行くと伝える。
するとぱっと笑顔になり
「頑張ってね!ほらいってらっしゃい!」
と背中を押してくれた。
若井の家に向かう電車に乗りながら
「今から家行っていい?」
とメッセージを送る。
10分ほどたっても既読すらつかない。
その数分後にはもう家の前にいた。
思い切ってチャイムを押すと少しして若井の
「はーい」
という声が聞こえる。
ガチャ…
「え、もとき?!」
目を真ん丸にして驚く若井は明らかに寝起きだった。
久しぶりに寝起き若井見た。かわよ
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今回は以上です!
少しは治せたかな…?
上手くなる書き方とかあれば教えていただけると幸いです✨️
コメント
2件
全く作文みたいじゃないですよ!! 素敵な文章すぎて羨ましいぐらい✨