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第4章:取り立てと代償(番外編)
浴室は広く、まるで高級ホテルの一室みたいだった。 けど、ドアは外から鍵がかかる。
湯の温かさも、清潔な香りも、自由の代わりにはならなかった。
「服、脱げ」
「自分で洗えるって」
「あいにくだが、信じてない。逃げるか、風呂場で自殺でもするかと思ってな」
「……しねえよ」
「じゃあ黙ってろ」
ごつい手が、俺のシャツのボタンを一つずつ外していく。
息が詰まりそうになる。この空間に、逃げ場はない。
「汗臭いな。昨日のも、まだ残ってる」
「言うなよ、バカ……っ」
ズボンを脱がされ、下着をずらされると、
マフィオソの視線が俺の腰の奥に向いた。
「ほら、ここ。……俺のを吸い込んだ痕、残ってる」
「っ……見るな……!!」
「いや、見せろ。誇らしい痕だ」
マフィオソの指が、そのまま俺の尻を撫でた。
ちゅっ、と音を立てて、舌先が這う。
「あ゛っ……、ふざけんなっ!!」
「口が悪いな。じゃあ、塞いでやる」
次の瞬間、唇が奪われた。
強引で、深くて、舌をねじ込まれる。
風呂場に、水音と唾液の混ざる音が響いた。
「……ふっ、ん、ぅ……っっ」
抵抗する腕を浴槽に押さえつけられ、身体は湯の中に沈む。
熱い湯の中で、マフィオソの指が俺の脚の間をまさぐり始める。
「チャンス、お前……もう濡れてきてるぞ」
「そ、んなわけ、っ……ん、んっ……!」
背後から抱き込まれ、湯の中で指を押し込まれる。
とろけたような湯の熱と、指の動きが混ざって、頭がぼうっとする。
「昨日の精液、まだ中に残ってるな」
「い、言うなって……ばか……ッ」
「中洗ってやる。俺の指でな」
ぬるりと2本の指が、奥をかき回す。
ぐちゅぐちゅと水音が鳴り、腸の奥が刺激されるたびに、
体が勝手にビクつく。
「くっ……は……っ、や、ばい……また……ッ」
「また、イクのか? 洗われて、感じて……また俺の指でイくのか?」
「黙れ……やめろ、ッ、あ゛っ……あああああッッ!!」
湯の中で絶頂してしまった。
恥ずかしさと屈辱で涙が出そうになるのに、
マフィオソは満足げに俺の顎を掴んだ。
「いい顔だった。……清潔になったな」
「殺す……マジで……殺してやる……」
「できるもんならな」
そしてまた、
唇がふさがれた。
風呂場は、吐息と淫らな音で、夜のように静かに染まっていった。