修羅場展開書きます、、
正直書いててドキドキしちゃう🥵🩷
「沈黙の温度」 それでも、好きだと
その夜、T.O.Pの部屋。
部屋の照明は落とされていた。
ジヨンは、扉を開けた瞬間から、ヒョンの背中が“何かを察している”のを感じた。
ソファに座ったまま、T.O.Pは振り返らない。
🔝「……来ると思った」
🐲「俺も、来るって決めてた」
沈黙。
ジヨンが一歩、近づく。
🐲「ヨンベに、バレた」
言葉が落ちた瞬間、T.O.Pの指がソファの肘掛けを強く握った。
🔝「……何を言われた?」
🐲「“壊れる前に、逃げ道を作れ”って」
🔝「逃げたいのか?」
その問いは、静かな声だったが、
その中には、張り詰めたガラスのような緊張があった。
ジヨンは首を振る。
🐲「逃げたくない。……ただ、ちゃんと知ってほしかった。俺がヒョンといることが、どれだけ“危うい”か」
T.O.Pは立ち上がる。
そしてジヨンの目の前まで来て、見下ろすように言った。
🔝「お前は……それでも、俺を選ぶのか?」
🐲「……選んだよ。もう、ずっと前から」
その瞬間、T.O.Pの腕がジヨンの首を抱き寄せる。
力が入っていた。
まるで、離れたくなくて、潰してしまいそうなほど。
🔝「……バレたら、終わる。俺たちは、商品だ。理屈じゃない」
🐲「それでも、俺は“人間”だよ。……ヒョンのことが好きな、一人のジヨンなんだ」
ジヨンの声は震えていた。
🐲「誰かに否定されるくらいなら、もういっそ、全部晒してもいいって思うくらい……ヒョンが好きだよ」
T.O.Pの唇が、ジヨンの額に触れる。
そのキスは、どこまでも深く、どこまでも脆い。
🔝「……俺が全部壊すかもしれないのに」
🐲「……壊されても、きっとまた、俺はヒョンを選ぶ」
その言葉に、T.O.Pの指が震えた。
🔝「ほんとに、バカだな……お前」
🐲「うん。でも、ヒョンが好きなバカでいたい」
その夜、ふたりは何もせず、ただ抱き合っていた。
何も起きていないはずなのに、
身体の奥で、すべてが燃えていた。
次で最後です!
また別の話でタプジー書きますね!
次の話も読んでくれると嬉しいです
じゃあね
コメント
1件
修羅場、上手く納まって、と言うか別れるとかの悲しい展開にならなくて良かったです! まぁタプジはそんな簡単に別れたりしなさそうですが、、 例えどんな展開になっても、ぶいさんの書く展開を楽しみにしています! 次で最終、、そう考えると少し悲しいですが、次の話を楽しみにするのも、私の新たな楽しみです!