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ily

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ily

3 - episode.2

♥

60

2025年02月16日

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「バデーニさん…なにして、っむ」


最後まで言わせる前に口を塞いだ。

彼の人一倍暖かい体温が伝わる。


唇を何度か重ねては離し、舌を絡め始め、次第に互いの唾液が混ざってくる。

段々と彼の瞳が、普段とは違う″それ″になっていくのが分かった。


腰に手を回され、背筋に電流が走るような快感が私を襲った。


下半身があつい。脳は焼けそうで、舌は蕩けてしまいそうだ。


既に何も考えられない程、私は崩れていた。

考えられない…あ、息。


「っぷぁっ……はぁっ、はっ、げほっ、げほ…はぁ… 」


「だっ、大丈夫ですか…」


「あぁ、別に…。」


「…」


彼が何が言いたそうなので、聞いてやることにした。


「め、目覚めの…キスってやつですか…?にしてはその…激しいです…」


「は?嫌か?」


「いえ嫌では無くて…」


「そうか。」


「「………」」


謎の沈黙。先に口を開いたのはオクジー君だった。


「その…しないんですか、続き。」


「あ?まだ朝だぞ。何言ってるんだ。」


「でも先にしてきたのはバデーニさんであって…」


「あぁもう…」


仰向けにまっすぐ寝転がり、オクジーくんの方を見る。


「…?」


「乗れ。」


「…え、なんですか。」


「上に。乗れ。」


分かりにくいですと呟きつつ、オクジー君は指示通りに覆いかぶさり、私の顔の横に手をつく。


彼の男らしい胸元が僅かに見え、自分との体格差と、これからされる事を考え息を飲む。


「あっ、服のボタン開けます…」


「フン…」


わざわざ言わなくても脱がせるようになったか。


トップスを脱がされ、上半身が露出する。

途端に、肩を掴まれる。素肌なので、少しピクっとしてしまった。


「…綺麗です。」


「何回目だ。するなら早くしろ。」


何回言われようと慣れんものだ。


再び唇が触れ合い、胸を弄られ、体を這う大きな手が、やがて腰より下に移動する。


「あ゙っ…!」


思いもよらぬ声が漏れ、咄嗟に手で口を塞ぐ。が、それを解かれ、額に優しく口付けされる。




…もう一度生まれた意味なんて、私には分かりません、神様。どんな主命を背負ってるかはもっと分からない。


ですが一つだけ理解出来る事があります。


この人と過ごす時間を尊いたっといと感じ、それに浸るのが幸せだと思うのは。


それは、愛なのでしょう。

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