テラーノベル
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軍パロ
ciメインのお話。
⚠️暴力、暴力的な性行為表現などあります
⚠️結構胸糞なところあります
⚠️なんでも大丈夫な方だけお進み下さい
通報おやめ下さい🙇🏻♀️ ՞
地雷の方回れ右━━━☞
xxxx年、W国のとある数日の物語
「ciー、訓練しよーぜ」
幹部会議が終わってすぐの事、sypはciを訓練に誘った
既に書類を終わらせたcimは暇になる予定だった。その誘いを断る理由も無いのでciも頷く
椅子から立ち上がろうと肘置きに手をかけた時、grに呼び止められた。
「ci、それからzm。総統室に来てくれ」
「…え、俺なんかしたっけ」
zmは不思議そうに己の過去の行動を思い返す。最近はしっかり書類もギリギリではあるが期限内に提出しているし呼び出される心当たりがなかった
「とりあえず行こうぜci」
呼ばれてしまったので急いで立ち上がり
小走りでzmの傍に駆け寄る
「すまんsyp!すぐ行くから先行っとって!」
「おけー」
そう会話をして三人とも会議室を後にした。
会議室に着くと椅子に座るgrと、傍にtnが立っていた。少しヒリついた空気を感じるほどに真剣な表情な二人を見て、部屋の扉を閉めた
「お前らに頼みたいことがある。」
zmとciがgrの目の前にやってくると
grが話だし、そのまま言葉を続けた
「××国がW国に侵攻する計画を立てていると言う話が出た。」
××国が、どのような手段かは分からないが、スパイなどを使ってW国の情報を入手しているのではないかという話が出回っていた。
「そこでお前たち2人に加えてut、knを××国に潜入させようと考えている。」
「しかし潜入に4人は多い。だからメインはお前たち二人でツーマンセルを組んで向かって欲しい。utとknは言わば万が一の保険だ。」
戦うことにもなるだろう。十分に気をつけて任務に当たって欲しい とも説明された。
その話を聞いたzmが口を開いた
「戦う可能性があるならciじゃない方がええんちゃん」
「ciは外交やろ、戦った経験も他の奴らと比べると少ない。下手したら死ぬかもしれんのやぞ」
少し怒ったようにzmは言った。たしかにciはzmやut達に比べると戦った数は少ない。加えてよく怪我をする。それを心配しての発言だったのだろう。するとその言葉を聞いたgrは、ゆっくりと息を吐き、また話し始めた
「だからうちで1番戦いに長けているzmとツーマンセルを組ませるんだ。」
「外交だからといって戦わせなければ万が一の時に自分で自分を守ることさえできないだろう。少しは戦場を経験させるべきだと考えている」
少し言い合いのような雰囲気になりつつある時、tnが仲裁に入った。
「まあ二人ともおちつけ。」
「どうするかはci本人に決めさせたらええやろ。まずはciの話も聞いたれ」
そう言って2人は落ち着きを取り戻し、ciの方を向いた。
「え、俺、?」
そう言って少しびっくりすると、目線が下の方へ移し俯いてしまった
静寂が続く中ciが口を開いた。
「……zmは俺がおったら邪魔? 」
「そんなわけないやろ。お前が来るなら俺は全力でお前をサポートする」
「…そっか、じゃあ俺頑張ってみたい、!」
そう言って今回の任務に参加することになったciはgrの一連の話を聞き終え、その時の為に強くなろうとすぐに部屋を飛び出し訓練所へと足を走らせ、その日から毎日訓練を続けた。
「…てかなんで会議ん時にいわんかったねん」
「…忘れてた」
「お前なあ…」
「syp!訓練付き合って!」
「おう、最近すごいやる気あるやん」
「まーな!」
「任務任されたんやろ?」
「なんで知っとん?!」
「流石に聞いとるわ」
「まあ頑張れよ」
「おう!頑張る!」
この日から地獄が始まることをciは思いもしなかった
訓練を続けて数日、その日は一人で訓練所に居ると、他の兵がヒソヒソと笑いながら話しているのを見た。
話の内容はciと他の幹部を比べ蔑むような話ばかりだった。
「ciって、なにができんの?笑 最近よく訓練所で見るけど何も上達してないで?笑」
「おい、やめろってきこえるやろ笑笑」
きこえてるんだよな
そう内心思いながら気にせずciは訓練を続けた
しかし兵達の悪口は酷くなる一方で最近はわざと聞こえるように言ってきたりする。
「俺の方が幹部に相応しい」
「あいつ要らないだろ笑」と。
それもほかの幹部がいない時に限って。
ciはそれほどメンタルが強い訳ではない
自分を強く取り繕っているだけで既に精神的限界が近かった
「ほんとに俺でいいんかな、」
任務の日が近づくのが怖くなっていった。
足を引っ張るんじゃないか、いない方がすんなり任務が終わるのではないか、
など自分の存在を卑下してしまうばかり
しかし訓練しなければ上手くなれるものもなれない。重たい足を動かしてそれでも毎日訓練を続けた
しかし銃の照準はメンタルに比例する。
腕や指が震えて視界さえまともに定まらない
そんなciをみて嘲笑う部下達。
ついには直接話しかけられてしまった
「ciさん弱いのになんでここいるんすか?笑弱いやつは弱いやつらしく大人しくしといた方がいいっすよ笑笑」
どうしていいか分からなかった。ここで泣いてしまうとより馬鹿にされる。
それでもciは言い返すことが出来なかった
笑うことしか、出来なかった
「あはは、笑」
振り絞って出した声だった
「何笑ってんのキッモ笑笑 色々なんか、笑 やばいっすねciさん笑笑」
惨めで仕方がなかった。言い返せない自分のこんな姿が情けなくて今すぐに消えたくなるほどに辛く、苦しかった
その日から部下からの悪口は徐々に暴力へと変わっていった
「まじでなんでお前が幹部なのか俺にはわからんっすわ」
「弱い自覚あります?笑ないですよね笑笑図々しくいっつも訓練所来ちゃいますもんね〜笑」
「…なんか言えや」
そう吐き捨てるとciに向かって拳を振り下ろしお腹に蹴りを入れる
「ぃッッ、」
「声出すなや気持ちわりいな」
そう言って動けず震えているciを更に痛めつける。背中を蹴り、倒れ込んだciに畳み掛けるように殴る
「ごめん゙なざ、」
暴力が始まって数日の事
暴力から逃れるために訓練に行くことを辞めようとした日があった
すると一通のメールがciに届いた
『今すぐにいつもの場所へ来い。でなければ部下をお前と同じように一人ずつ痛めつける』 と。
他の幹部に相談しようかとも考えた。
けどそれで同じように善良な部下達まで標的にされるかもしれないと思ったら動けなかった
自分一人のせいでみんなに被害が行く。
逃れることは出来なかった。
「今日逃げようとしてましたよね」
“いつもの”が始まった
ciは拳が大きく振り上げられただけで恐怖してしまう
殴られた衝撃で転けたciの 髪の毛を勢いよく掴み
部下はciの顔を自分の目線と合わせるように頭を自身の方へ引っ張った
「ぅ゙っ…ごめ、な゙さ…」
「なぁ!!」
そう言って近くに置いてある銃でciを殴る
殴られる痛みを泣かないように我慢しながら耐えるci
変に声を出したり泣いてしまうと暴力がもっと酷くなるからだ。
そうしてciが黙って我慢していると
部下がいいことを思いついたかのように不敵に口角を上げ、口を開いた
「……あ、そういえば知ってます?」
「男でもセックスできるらしいっすよ」
「……は、?」
何を言っているんだこいつは。
正直何を言っているのか理解できなかった。
理解したくもなかった
「最近物足りないんすよねー殴るのも飽きてきたというか」
「やからもっとお前が嫌がりそうなことしようと思って!そしたら早く消えてくれますよね?」
気持ちが悪い
心底吐き気がした
「ぃ、ゃ…」
「…言う通りにせんかったらどうなるか、理解しとんけお前。立場考えろよ」
「ッ、 」
もし抵抗すれば善良な部下たちが危険な目に合う
それは分かっていた
これを受け入れるしかないという真実を認めたくなかった。
いっそ死ねたら楽だろうか
そんなことまで考えてしまうほどに。
その日から毎晩涙で枕を濡らした。
男としての尊厳も失いみっともない姿を晒した。
無理やり犯され気持ち悪いのに体は言うことを聞かない。
助けを求めることも出来ず
ただ痛めつけられるのを我慢する毎日。
他の幹部と訓練所に行けばある程度訓練ができた。しかし訓練の後は絶対に呼び出されて殴られ蹴られ、犯されることが繰り返される
そんな毎日だった
任務を言い渡されてから毎日のように性的暴力と物理的暴力の日々
やっと任務当日が来た。
ろくに訓練出来ていないことに加え
暴力の跡が身体中に残っていてまともに戦える自信が無い
武器を持つことすら恐ろしかった
腕や背中は包帯でぐるぐる巻きになっている
こんな状態で着いて行っても足でまといになることはわかっていた
それでももう引き返すことはできなかった
「……の…ぃの…」
「チーノ!!」
「…ぇ、あ、ごめん、笑」
「大丈夫か?今から××国潜入するんやからちゃんときぃとけよ」
「うん」
「俺らも行くけど仲間ではついてけんのやからな!しっかりしろよ!」
笑いながらknが言う。
その言葉がciの心を少し軽くさせた。
それでも俺はみんなより戦いの経験がないし、強くもない。運動神経がいいわけでも、頭が特別いい訳でもない。
全てにおいて俺は皆より劣ってる。
ciは3人の背中がまるではるか遠く、
手の届かない場所 のように感じた
「みんなの背中、遠いなぁ…」
××国への潜入が始まった。
ツーマンセルを組んでいる二人は足音を消して歩き始める。
ciが身体中痛いのを悟られないよう後ろを歩きzmが先頭を歩く。
すると相手にも情報が渡っていたのだろう。
警備が厳重に敷かれていた
幸いダクト使った潜入が成功し、
警備を掻い潜ることが出来た。
しかしその時
聞き覚えのある声が耳に入った
よく聞いた
聞きたくもない声だ
ciを痛めつけている部下だった
ガシャンッ
「ci?」
zmが振り返ると
武器を落とし過呼吸で震えながらうずくまっているciがいた。
浅く苦しそうな呼吸で身体はガクガクと震えている。
「ci!どうした、大丈夫か!」
「ci!おい!ci!!」
ciは気を失い、
気がつけば二人は敵に周りを囲まれていた
「あれ?笑ciさん大丈夫すか?笑笑」
「どーしたんです?なんか嫌なことでも思い出しました??笑笑笑」
「…お前誰やねん」
冷たくzmが言う
「ひどいっすねぇ、俺一応部下なんですけど」
「殺すぞ」
「あー怖っ笑笑かっこいーっすね笑笑」
「お前がスパイなんやな?」
「そう。って言ったらどーします?」
ゾムは素早くスパイに近づき攻撃しようとする
しかし周りは全員敵。近づこうとするにも動けない
「さすがにこの状況で1人は無理でしょ笑
考えましようよー笑笑」
「それに、ciさんがなんでそうなったかとか気にならないんですか?」
「…」
zmは静かに冷めた目でスパイを睨みつける
「気になりますよねぇ〜!笑」
「教えてあげます!…って言いたいんですけどめんどくさいんで言いません笑笑」
「ciさんの身体みたら分かるんじゃないですか?笑」
「…チッ」
「すまんci。触るぞ」
元部下の存在全てが癪に障る。
腹立たしい
zmがciの腕を捲ると
そこには包帯で巻かれた腕が露になった
腕以外にも背中やお腹などに打撲のような跡も あった
「いやぁ笑笑ほんと楽しかったっすよ!部下の名前出せばすーぐ言うこと聞くんで笑笑ちょろかったっすねぇ笑」
「…あれ?おこってます?笑」
「じゃあもっと怒らせますね?笑」
「…喋んな」
胸糞悪い
冷たく言い放つzmの言葉を無視してスパイは
楽しそうに言葉を続ける
「俺、ciさんと無理やりセックスしたんすよね」
「いやーほんと!笑男のくせにあんあん喘いでてきっしょく悪かったっすわ笑笑」
「zmさんも1回ヤってみたらどうですか?以外とおもr」
ナイフが元部下の肺を切り裂く
肺を切ったから呼吸が上手くできないのだろう
苦しそうに血を吐いて悶えている
そのくせまだ喋る余裕があるようだ
「…あ゙、? ぎもすぎr」
「…お前だけは痛めつけて殺す」
「簡単には殺さん」
そう言ってzmは無言で何度も何度も攻撃を続ける。致命傷になる、ギリギリ死にきれない箇所を何度も刺し痛めつけていく
「 じぬ゙ッッ、ゲボッグホッ」
「ァァ゙、ゴゥ゙ッ…だす、げ….」
何時間経っただろうか
スパイは動かなくなった
それでもzmは何度も何度も刺し続けた
「…おい、zm。そいつもう死んどる」
「….チッ」
応援で来たknが言う。
気がつくと周りを囲んでいた敵は居なくなっており、全滅していた。これだけじゃたりないもっと痛めつけなければ気が済まないと言いたげなzmは舌打ちをして壁を殴った。
「とにかくはよ帰ろ。ciが危ないかもしれん」
utがそう言ってciを抱え××国を後にした
目が覚めると医務室のベッドの上にいた。
「あ、れ、俺何して、」
「あ、ci起きた?」
snがベッドのカーテンをあけ顔を覗かせる
「あ、sn。俺なんでここに、俺、は…」
「ぁ、は、ッ ハッ、ハァッ、ハヒュッ、ハヒュッ、」
「ci!」
ciは今までの事を思い出したかのように呼吸が難しくなる
浅くしかできない呼吸をみたsnは
「大丈夫。ゆっくり、ゆっくり吸いな」
といいながら一緒に深呼吸をしてくれた
「は、はぁっ、はぁっ、はぁ…」
「…ごめんsn、俺」
「大丈夫。ゆっくり休んどき」
「俺、zmに、皆に、嫌われたかな、」
自分のみっともない姿や失態を晒してしまったこと
そして任務に全く貢献できなかったことが重なって自分は皆から呆れられ嫌われたのではないかと不安そうに俯いた
そんなciを見てsnは寄り添って話し始めた
「大丈夫。だって…」
「「ci!!」」
「お前起きたんやったら起きたって言えや!」
「心配したやんけ! 」
皆が心配して医務室へゾロゾロと押しかけてくる
「…ほらね?笑」
とsnがciに笑いかける
ciは来てくれて嬉しい気持ちとどう顔を合わせていいか分からない気持ちで心がぐちゃぐちゃだった。
気がつけば涙が溢れていた
「え、ちょどうした!どっか痛いんか?!」
とshaが心配そうにciに問いかける
「寝ろ!寝とけ!横なれ!!死ぬぞ!!」
「死ぬとか冗談でもいうなアホ!!」
とrbrが強く突っ込む
「コントしとる場合ちゃうわ!」
とtnが叱る
この何気ないいつも通りな光景がciの心を明るくさせた
「っふ、w」
「ぁ、笑った」
安心したようにsypが呟く
その後に1呼吸してからciがゆっくりと話し始めた
「まずzm、ut先、knさん、任務中迷惑かけてごめん。」
「ホンマやぞお前なんで俺らに言わんかってん」
zmは頼られなかった悲しさと、1人で抱え込んでしまうciへのほんの少しの怒りがあった
「俺がみんなに言ったら部下達が危なかったから、言えんかった。ごめん。」
「やからって1人で抱えんでもええやん?今度からなんかあったら絶対俺らのこと頼れよ」
utもきっとzmと同じ思いだったのだろう。
いつもより優しい口調で言う
「せやぞ!仲間やろ!」
「ええこと言うやんけknのくせに」
「おい!くせにってなんや!!」
「もぉええってw」
とshaが笑う。それにつられてみんなが笑顔になる
こんないつも通りの空気にciは救われた。
「みんなも、色々ごめん。」
「謝るんやなくてさ、ありがとうって言ってや。ci悪ないんやから謝らんでえんやぞ」
というrbrの言葉にciは少し泣きそうになったが、泣いたら後々笑われそうなので一生懸命我慢する。
「…なぁ、めっちゃキモいしめんどくさい事聞いていい?」
「どうした?」
「みんな俺の事好き?俺の事必要やと思ってくれてる、?」
「「「当たり前やろ!!」」」
心の傷は癒えない
それは絶対。
でも多分 どんなことが待っていても
きっと大丈夫
だってみんながいるから。
どんなに背中が遠くても
一緒に隣を歩いて”背中を押してくれる仲間”が居るから
コメント
1件
やばいモブに対しての殺気が止まらへん、まじで人に対してこんな殺気初めてわいたわ。いやciさんをいじめるヤツ人やないか