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「ごめん、龍馬くん。実は、」なんだろ、
「た、誕生日、近いでしょ、それで、えっと、プレゼント、用意しようと、思っ、て、雅さんに、手伝って貰ってて、勘違いさせちゃって、ごめんなさい。」誕生日、プレゼント、あ!
「忘れてた!あはは笑自分の誕生日!忘れてた!いいよ〜謝んなくて!」
「え?」でも、
「プレゼント、用意してくれてたんだ〜えへへー嬉しいな〜」嬉しいよ。本当に。
「大好き!ありがとう悠馬くん!ギュー」大好き!
経った、経った数ヶ月一緒にいただけなのに。なんで、こんなに。嬉しいんだろう。赤く染った君の頬。珍しいくて、可愛かった。
「あのさ、誕生日プレゼントなんだけど、ちょっと待ってて貰っても、いい?」
「うん!誕生日までもう少しあるし、全然いいよ!」こんな前から考えてくれてたなんて、
「良かった。それじゃあ誕生日まで待っててね。」
「うん!」こんなに楽しみな誕生日は、いつぶりだろう。毎年、母さんといつもと変わらない。ただ変わるとしたら、ちょっとのケーキだけ、だから、だから今泣きそうなくらい嬉しい。
やっと、やっとこの日が来た。誕生日!ずっと楽しみにしてた。
「おはよう、龍馬くん。それと、誕生日、おめでとう!」
「ありがとうーっポロポロ」あっ泣いちゃった。泣かないって、決めたのに。
「え?な、泣いて、え?大丈夫?また俺なんかしちゃった?」
「そんなこと、無いけど、ポロポロうれ、しくて、ポロポロ」止まらない。涙が、止まらない。
「うん。泣いていいよ、思う存分。泣いていいよ。」優しい。どこまでも、やさしい。
「うぁぁぁ〜ありがとう〜ポロポロ」
「おはよう、2人とも〜ってどうした?」雅さん来ちゃった。
「うれしくて、母さんじゃない誰かと、一緒に誕生日を祝うのが久しぶりで、それが、嬉しくて、」嬉しい。この言葉しか出てこない。
「あれー?俺も毎回出てたんだけどな〜?」
「雅さんは、違う。家族みたいな感じ、だから。」そうだよ、雅さんは、お兄ちゃんみたいな感じ、また違う。でも、嬉しかったよ。誰かと食卓を囲んで、ワイワイ盛り上がる。楽しい。いつもとは、一味違う。夜ご飯。一年に一度の、楽しい日。いつもとは、違う。
「そっか、そういえば渡した?あれ、」あれ?
「嫌、まだ、でももう渡す。」え?俺の知らない話が進んでく。
「はい。誕生日プレゼント。」これって、
「俺、金とかないから、手作りだけど、」コスモスのしおり?白色だ、こんな色もあるんだ。
「かわいい。可愛いよ!悠馬くん!ありがとう!」綺麗。
「絶対持っておいてね、お守り。」お守り。
「うん!」
「じゃあ俺からも、どうぞ。」雅さんからは、
「わぁー本だ!どうしたの?これ!」俺らの村から大きな街へ行くには、片道、馬車で大体半日くらい。だから、薬や本とかは、貴重品。
「俺のお下がりだけど、読んでね。」
「うん!絶対最後まで読む。」悠馬くんから貰った、しおり使おうかな。
変な切り方しちゃってすいません。今日、早く帰れたので、早い投稿すいません。昨日の分です。
お知らせです。
これから長期休みで、家にいることが増えるので、沢山投稿するかもしれません。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。沢山のいいね、嬉しいです!
是非次回も見てください!