テラーノベル
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見た瞬間死ぬかと思ったんですけどこれはどういうことですかね????
え、本当に嬉しいんですけど….
本っ当にありがとうございます!!!!!!!
まじでありがたいです( ߹ㅁ߹)
ではお待たせしました!!
続きです!
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s「俺、やっぱりあの人から離れたいんです。」
これ以上あの人のそばに居たら、どうにかなってしまいそうな気がする。
世の中にはこんなにも心優しい人がいるのに。
どうしてあんな酷い人のそばにいないといけないのか。
t「…そうですよね」
s「でも、別れてくれるかな…」
t「…もしかしたら、手をあげられるかもしれないですし…」
s「…でも、言ってみるだけ言ってみます。無理だった時は多分…もう貴方には会えないけど。」
t「…そんな…」
別れを告げた時、彼はどんな顔をするだろう。
怒るだろうか。泣いて縋ってくるだろうか。
もし無理だったら…
多分俺は外には出して貰えなくなるだろうな
最悪….殺される可能性も…
t「…じゃあ、俺がついていきますよ。svさんに何かしようとしたら、俺が守るんで、!」
s「…心強いですね、ttさんは。」
t「任せてください!なんでもするんで」
s「えっと…今日は月曜日なんで…
日曜日はあの人昼からいるんで、あと5日ですね。」
t「日曜に振るってことですか」
s「まあそうですね…
それまでに色々、準備しなきゃだし…」
t「頑張ってくださいね」
s「はい。絶対成功させて見せます。」
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そうしてやる気に満ちた俺の体は、忙しなく動き始めた。
〈1日目〉
まず、自分の荷物を簡単にまとめる。
家にあるのはほぼあの人のものなので、
ダンボール2個程に収めることが出来た。
〈2日目〉
次に、1番大事な”離婚届”に取り組む。
あの人の名前以外は書いておかないといけない。
これを書く日が来るなんて、昔は思ってもなかった。
〈3日目〉
ttさんと遊んだ。
なんとなくすることは済んだので、ゆっくりお茶でも、ということであのカフェで待ち合わせた。
〈4日目〉
ttさんに家の場所を教えた。
現地集合なのでしっかり覚えてもらった。
〈5日目〉
t「ついに明日ですね…」
s「そうですね…」
t「わ〜…緊張するなぁー….」
s「俺もです…」
t「自由になれるといいですね」
s「はい。」
s「てか、すみません、私事に巻き込んじゃって」
t「全然ですよ!俺が望んだことなので。」
t「じゃあ明日、頑張りましょう。」
s「はい、頑張りましょう」
〈決行日〉
…“今日も来てしまった。憂鬱な朝が”
このフレーズで何始まった俺の物語が今、終わりを告げようとしている。
でも今日で、“憂鬱な朝”も終わるかもしれない。
s「…早く起きよう。」
集合時間は朝の8時。
とりあえず朝食だけを作って待っている。
s「…上手くいくといいんだけど」
スマホの通知音がなって、ttさんから連絡が来ていることがわかった。
確認しようと思いスマホに伸ばした手が、
遮られた。
s「え、」
m「おい、誰からだよ」
まずい。バレてしまった。
恐怖が喉に張り付いて気持ちが悪い。
いつからここにいたのか。
夫は俺のスマホを奪い取ると、
ttさんからの連絡を一通り見た後、
m「主人の目の前で堂々と浮気なんて、俺も随分と舐められたものだな」
s「これは、違くて…」
m「何が違うってんだ!?
俺がこの家のために働いてる間に、どうせこの男と会ってたんだろ。
俺は誰にも手をつけず一途でいたのにな?」
ものすごい形相で捲し立てられる。
恐怖に震えが止まらない。
でも俺は知っている。
この前この人のスーツを洗う時、胸ポケットからキャバ嬢の名刺が出てきたことがある。
それも、何枚も何枚も。
s「ご、ごめんなさい、でもこれは本当に…」
m「黙れ!俺がどれだけ苦労して作り上げてきた家庭だと思ってる!?
それをめちゃくちゃにしようとでもしてんのか!」
そうだ。確かにお前は俺を教育させるのに手間取ってたな。
でもそれは正しいことじゃない。
ttさんに教えてもらったんだ。
この世界が俺の思っている以上に広いことを。
s「めちゃくちゃにしたのはあんただろ…」
m「あ、?」
s「俺は元のあんたが好きだったから結婚したんだよ、でも…こんな不自由な暮らしもう我慢できるか!」
怖くて怖くて仕方がなかった。
けど溢れ出したら止まらないってこういうことなんだよな。
s「俺は浮気なんかしてない!俺は..俺はただ…」
と同時に、夫が俺の首を掴んだ。
首に力が集中する。
s「っ..!」
息ができない。ただ苦しい。
m「俺はお前のためを思ってやってるんだ。
なのにお前は何一つわかってないな。」
段々と入っていく力に、俺は悟った。
俺は今死ぬのだと。
苦しんで泡を拭きながら眠るんだ。
永遠に目覚めない眠りにつくのだと。
s「…っ、」
今更抵抗したところでどうにもならない。
そんなことは当然わかっている。
でも、
あの人…ttさんが教えてくれた
明るい未来や、
広い世界に行きたかった。
あの人と手を取り合って。
まだ、生きたかった。
薄れゆく意識の中で、俺は声を聞いた。
明るくて…聞き覚えのある声…
?「そこまでだ!!」
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みなさんお疲れ様です。
この物語も終盤に差し掛かってきましたね。
私はこの物語ともう一つの物語を完結させたあとどうすればいいのでしょうか…🙃
良い物語を思いつく気がしません!
では私は次作を考えないとなので
この辺で…
また次回!
コメント
9件
おぉっ、!!ついに、…! 最後の人は誰だろう……🐸彡 自由になることを祈ります…(*>人<) 毎日投稿ありがとうございます…!
うぉ ~ !!!!!! 次回めちゃくちゃ楽しみです !!
話の構成も上手いので次回とても気になります👀 毎日投稿してくださるのありがたい🙏😭