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じんくん優しい😿
続きみたいです!!!!!!!
続きが気になるぅ
いやいや
孤児だったとはいえ
一応孤児院で育ったわけだし?
引き取ってくれたパパの所では
なにもしないでよかったし?
ルア 「できるわけない……」
“がんば!”
パパの言葉を思い出した
ルア 「…やろう」
とりあえずスマホでゴミの分別を調べ
散らかったゴミを片付けていった
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これだけでも30分ぐらいかかり
既にヘトヘト
残りは
ゴミを分別する際に嫌でも目に入ってきていた…
洗い物
洗い物は
調べてもやり方が出てくるだけ
ルア「ふぅ…大丈夫、大丈夫」
私は腕まくりし
深く深呼吸をした
そして
スポンジを手に持ち食器を洗っていく
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
1時間後
ルア 「うぎゃッ…!!わあっ?!!」
2時間後
ルア 「痛たッ…いたいいたい…」
3時間後
ルア 「よ…しッ…わあっ?!!!ギャッあッ…!」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
P.M.8:00
ジン 「ただいま〜って…う゛わッ?!!」
ジン 「ルアちゃん…だよね、!?汗」
ソファでぐったりと倒れている私を
ジンさんは優しく起こしてくれた
ルア 「す、すいません……」
ジン 「いや、全然いいけど…。
て、えッ…、?!手怪我してるじゃん!!」
何個か割ってしまった食器で切ったんだ…
ルア 「すいません…実は、洗い物をしようとして何個かお皿を割ってしまって…、」
ジン 「それで…怪我したの?」
ルア 「はい…。」コクッ
こんな何も出来ないやつ、
ガッカリしたよね……
チラッ
ジンさんを見ると
視線が合い優しく微笑んでくれた
ジン 「大した怪我じゃなかくてよかったよぉ…」
ジンさんはホッとしたような顔で倒れ込むように
そう言った
ルア 「えっ、あ、あのっ……」
ジン 「慣れないこと、無理しなくていいんだよ?」
ジンさんが私の頭を優しく撫でてくれた
温かかった
ジン 「家事は俺たちも一応できるから、皆で分担しよう?」
ルア 「そんなッ…!忙しい皆さんの時間を奪うわけにッ…」
ジン 「じゃあ、」
ジン 「毎回ボロボロになったルアちゃんを帰ってくる度に見て、なにもできない自分に嘆かなきゃいけないの?」
ルア 「……」
ジン 「無理しないでいいんだって。ニコッ
ゆっくり、確実に少しずつ、皆で頑張ろう?」
ジン 「今日は頑張ってくれてありがとう。絆創膏とか持ってくるねニコッ」
ジンさんは優しく私の額にキスをしたあと
スッと立ち上がりその場を去った
私の心の中がじんわりとポカポカした