尊敬様にコメントされました!とか一度は言ってみたいですよね
字書きさんみんな尊敬様ではあるんですけど……………
言い訳感が否めないですね、がは()
pn「寒〜…………」
冷え込んでいる朝。
しにがみくんが熱を出して休みらしくて1人で歩いていた。
rd「おはよ」
pn「ぅわぁぁぁぁ!!?な、なんだらっだぁか……………」
道には1人だけだと思っていたら急に真後ろで声がした。
rd「俺でごめんね?w」
pn「や、そういうつもりじゃなかったんだけど…………」
昨日のこともあって悲しそうな顔を見せたらっだぁについ気遣ってしまう。
そんな俺の様子を感じ取ったのかムッとした顔を浮かべた。
rd「…………気遣わなくて良いよ。昨日のことならごめん」
pn「いや………うん……………」
気まずくて黙っていた。
らっだぁは話を続けようと頑張ってくれていたがあまり話が続かなかった。
俺の情けなさのせいで酷く申し訳なかった。
学校に着いて授業が始まってもそこまで話すことはなかった。
お昼は何故かまた一緒に食べたけど。
rd「ぺいんと、今日の場所わかる?」
放課後。帰り道でダンスレッスンの話をしていた。
pn「いやあんまわからん」
rd「んー………また迷子になられても困るし…………」
pn「え、ごめんw」
rd「いーのいーの。一緒に行く?」
pn「じゃあ………お願いします…………?」
rd「だから何で疑問形?w」
「あ、連絡先交換しとかない?忘れてた」
pn「うん、いーよ!」
念願だったかはわからないがらっだぁと連絡先を交換した。
某メッセージアプリで交換してそれぞれの家に帰った。
pn「うわぁ………あのらっだぁの連絡先か……………」
家に帰った途端に部屋に駆け込んでベッドに倒れ込んだ。
らっだぁのアイコンを眺めてみる。
アイコンに設定されているのは黒猫の写真。
猫好きなのかな。
俺にとっては意外にも普通の高校生で結構びっくりしてる。
普通が何かって言われたら何も言えないけどね。
pn「ごめん、お待たせ!」
rd「平気だよ。じゃ、早く行こっか?」
pn「うん!」
らっだぁに案内されてレッスンスタジオに行った。
歩いてる時に少しだけ周りのことも教えてもらった。
rd「こんにちは〜」
先生「あら、らっだぁくん。こんにちは」
pn「こんにちは…………!」
先生「こんにちは。ぺいんとくんでよかったかしら?」
pn「はい、よろしくお願いします…………」
rd「そんな緊張しなくても大丈夫だよ、優しい人だからw」
「…………あ、レッスンの時は怖いかも」
先生「ちょっと、らっだぁくん?」
pn「え……………………」
先生「らっだぁくんの言うことは信じなくていいのよ!」
「大丈夫、ゆっくり慣れていきましょうね」
pn「は、はい………………」
緊張しつつレッスンを受け始めた。
俺の運動神経が元々悪いからか、全然動けない。
部屋の中が鏡張りになっているおかげで自分の動きがよく見える。
らっだぁと比べても動きが気持ち悪い。着いていくのが精一杯だ。
先生のらっだぁに教える時間を割かせてしまって申し訳なかった。
pn「はぁ、はぁ……………、」
rd「お疲れ。大丈夫?」
休憩に入って壁際に座り込むとらっだぁが駆け寄ってきた。
pn「だいじょばない……………すんごいキツイね、コレ」
rd「あはは、だよね?俺もそうだったw」
pn「そうなの?」
rd「うん。あの人、俺が初心者なことわかって厳しくしてたしw」
pn「らっだぁってすごいよな、やっぱ」
rd「んなことないよ。だいじょーぶ、ちょっとずつ頑張ろ?ね?」
pn「うぐ………頑張りマス………………」
らっだぁの甘い言葉(?)に刺激されていた。俺の弱点知ってるみたい。
rd「あ、水飲んだ?」
pn「ううん。てか水忘れちゃった……………」
rd「あー………俺のだけど飲む?」
そう言うとらっだぁは俺にペットボトルを差し出した。
pn「…………大丈夫。先生にないか聞いてくる!」
rd「待って。あの人、多分持ってきてないし飲みな」
強引気味のらっだぁを少し不思議に思ったがありがたく受け取った。
pn「ぇ、あ、うん!ありがと!」
らっだぁは俺がペットボトルに口をつけて飲むまでじーっと見ていた。
pn「ありがと、助かった!今度から持ってくるわw」
rd「ん、困ったらいつでも言いなね」
pn「うん、ありがとう」
10分程度の休憩を終えると厳しいレッスンが再開した。泣きそう。
今日は最後までダメダメで体力どころか精神までも削られたみたいだった。
pn「はぁ……………めっっちゃ疲れたぁ〜〜………………!!」
rd「お疲れ。どうだった?」
pn「らっだぁってすごいんだな…………w」
rd「はい〜?すごいと思ってなかったってこと?w」
pn「違う違う!めっちゃすごいやつだとは思ってたけどもっとすごいなって!w」
rd「それはそれでなんかなー?w」
pn「じゃあ褒めないもーん!」
rd「嘘嘘嘘!ありがとね〜、ぺいんと」
らっだぁは俺の後ろに回り込んで抱きしめてきた。
pn「ぅわっ!なに…………?」
rd「んふふ、何でもなぁーい。早く帰ろ?」
pn「うん!」
歩き出すと、そういえば、と気にしていなかったことを思い出した。
pn「あ、今日のご飯どうしよ………………」
実は、冷蔵庫の中のものを昨日ほとんど使い切っていた。
今日は買い物に行く時間はなかったし、どこかで食べていくしかないのかな。
rd「ん、ご飯?どっか食べ行こ」
pn「え、いいの!?でも俺、お金ないし…………」
rd「そのくらい奢らせてよ。何食べたい?」
勝手に気まずく思っていたけどやっぱりすごくいい人だしすごくかっこいい。
嬉しさのあまり目を輝かせている様子が自分でもわかった。
pn「いただきます…………!!」
rd「好きに食べていいからね〜」
pn「ん、美味しい!」
らっだぁおすすめの焼肉屋さんに連れてきてもらった。
おすすめなだけあってその味は絶品だ。
俺のバカみたいに率直な感想を聞いて、らっだぁは嬉しそうだった。
rd「いっぱい食べなね〜」
pn「え、らっだぁって俺の母さんだった?w」
rd「え、ないない。流石にありえん…………」
pn「そんな言う!?w」
「でもありがとね、めっちゃ助かる!」
rd「いやいやいや、将来お前に全部返してもらうんだからねぇ?」
pn「うーわ貸し作っとく感じ?w」
rd「そうそうw………………ま、冗談だけどね〜」
pn「流石にね??お金返せとかは無理だもん」
rd「えー、じゃあお金じゃなかったら返してくれんの?w」
pn「えー……………まあいいけど?」
rd「なんでも?w」
pn「おー…………そんなに言うならなんでも?w」
rd「ふーん。楽しみにしてるわー」
pn「え、こわこわこわ!何されんの俺!?w」
rd「それはまあ……………秘密ってやつっすよw」
pn「ええ、怖すぎ…………………w」
雑談しつつ、お腹いっぱいになるまで食べさせてもらった。
帰る頃には動けないんじゃないかと思うくらいお腹がいっぱいだった。
pn「マジで助かった!ほんっっと、ありがとね」
rd「そーお?ならよかった。困ったらなんでもいいなよ?」
pn「うん、ありがと!」
rd「家まで送ってくよ」
pn「いいよ。遅くなっちゃうし」
rd「いーからいーから。ぺいんと1人じゃ俺が不安だし」
pn「女の子じゃないんだから平気だって!w」
rd「はいはい、早く行くよー」
pn「わっ、引っ張んなってば!」
らっだぁに手を引かれて家まで連れてかれた。
rd「じゃーね、ぺいんと。また明日」
pn「はいはい。また明日ね、らっだぁ」
rd「風邪引くなよ?」
pn「引かねーわ!バカにすんなw」
rd「じゃあ、またね」
pn「もー、2回目だよ?」
rd「いいじゃん。何回でも言いたくなるのー」
pn「何それ?」
rd「ばいばーい」
pn「あっ、おい逃げんな!………………ばいばい!w」
半ば強引に別れられて自分の部屋に戻ろうとすると、しにがみくんが俺の部屋の前で立っていた。
pn「しにがみくん?何してんの?」
sn「あ、ぺいんとさん!どこ行ってたんですか?」
pn「え?だん……………じゃなくてらっだぁと遊びに?」
sn「だん…………?あ、そうだったんですね!連絡つかないから何かあったのかと…………」
pn「あー、そういうこと?ごめんごめん、気付かなかったw」
sn「そうですか!ぺいんとさんがご無事でよかったです!」
pn「ありがとう、しにがみくん」
しにがみくんと「おやすみ」と挨拶を交わしてから部屋に入った。
その日も冷めやらない興奮のせいでなかなか寝付けなかった。
ピピピ、ピピピ、と目覚ましが鳴る音が聞こえる。
目が覚める音と共に頭に痛みが走る感覚は俄かに感じられた。
pn「くあぁ………………痛っ、」
頭痛はたまたまだと思い、朝食を作ろうと立ち上がった。
すると、くらっと目眩がして倦怠感に襲われた。
流石に気に留めないわけにもいかなかったから体温計を取り出した。
pn「うわ、37.6…………………」
仕方ないと学校に欠席連絡を入れ、とりあえずベッドに入った。
ぼーっとしているとスマホから通知音が聞こえた。
rd『寝てる?』
『遅刻するよ』
らっだぁは優しいなぁなんてほっこりした反面、寒い中待たせてしまったみたいで申し訳なかった。
pn『起きてる』
『学校休むから待たなくていいよ』
返事を送ればすぐに既読がついて返信もすぐにきた。
rd『熱?』
『なんかあった?』
pn『体調悪い』
rd『うそ』
『すぐ行くわ』
pn『え、学校は?』
rd『あったかくして待ってて』
そのメッセージを最後に何も送られてくることはなかった。
俺が学校のことを心配するメッセージを送っても既読がつくことさえなかった。
上手い(続きが気になる)切り方目指したはずがダメでしたね
温めた割には短いんです。すみません
最近ワイテが解散したことを実感して泣きそうです
お久しぶりでした(遅い)
コメント
14件
初コメ失礼します…❕n.ko彡の書き方めっちゃ好きで尊敬してますт ̫ т(尊敬様からじゃなくて本当に申し訳..) rdがもう既にpnのこと溺愛してる感じあってめっちゃ好きです;;❤︎ 続き楽しみにしてます🎶
尊敬様って誰かな教えて欲しい!良ければで!笑続き楽しみです!らだぺん最高!