テラーノベル
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【登場する影】
千里…ドイツの影。男性。
単眼…日本の影。男性。
桜…にゃぽんの影。少女。
千里「…単眼。」
単眼『どうした。珍しく元気がないな。』
単眼『千里?』
千里「桜と…、付き合うことになっ、、た…。」
単眼『…ん?お前が?』
千里「あぁ。」
単眼『そういう夢でも見たのか?』
千里「違う現実だ。」
単眼『…まあいい、それで話したいことは何だ。』
千里「…彼女が『おっぱい触らせてあげるから楽しみにしてて』と言ったんだがあれは、、、、正気なんだろうか…。」
単眼『お前からそんな単語飛び出るとは思わなかった。』
千里「ふざけてるわけじゃないんだ。」
単眼『分かってる。それにアイツは正気だ。いつもの調子だろ。』
千里「…は?」
単眼『だからいつも通りだって言ってんだ。』
千里「聞こえてる。普段からあんなこと言うのか、彼女は。」
単眼『言ってる。冗談で。』
千里「…お前はよく言われるのか?」
単眼『最早それが挨拶かってくらい言われる。』
千里「じゃあアイツにとっては何でもない事なんだな…。」
単眼『何か思うことでもあんのか?』
千里「まあ付き合ったからにはそういうことを軽々しく言わないで貰いたいんだが。」
単眼『それはごもっとも。…あと冗談で言われたんだから触らしてもらえないぞ?』
千里「そっれはっ、頼んでない!!!」
単眼『…随分と強が…、否定するな。』
千里「俺は別に強がってるワケじゃない。そもそもそういうものに興味はないしその、さ、触りたいとかいう願望もない。それに今後一切そういうことを頼む予定もなければするつもりもないわけでまあ向こうから頼まれることがあればする可能性もないことはないがそういうことがない限りは絶対そんな機会がないのだから冗談で言ってくれている方が助かるというかそもそもそんな欲求は表に出すべきでなくて出すなんて恥でしかな」
桜「あ!千里っ!!」
千里「ッ…、さ、くら。」
単眼『おいおい…。まいいわ。俺この後用事あるから。じゃあな。』
千里「単眼!?!!??!?」
桜「ばいばーい!」
桜「…千里、せっかくだし私の部屋来る?」
千里「は?」
桜「あ、あのねえっ!!?私だって誘うの恥ずかしいんだから黙って承諾してよっ。それにね?そもそも好きな相手の前でこういう格好でいるのも、恥ずかしんだから…。」
千里「いや、ええと俺が悪かった君がいいならお邪魔させて貰おうかと思う。」
桜「よかった。じゃあ行こうか!」
千里「あ、あぁ。」
桜「たっだいまー♪」
千里「…。」
桜「ふふっ、なあに?千里、緊張してるの?」
千里「しない方がおかしいと思うが。」
桜「そうかもね~。彼女の部屋になんて来たら誰だって緊張しちゃうか!!」
千里「…君こそ部屋に男を上げてよく緊張しないでいられるな。」
桜「んぇ?」
千里「襲われでもしたらどうするんだ?カラダ目的の男なんて腐るほどいるぞ。」
桜「え、、?あ…はは、えと、その…、千里はそういうタイプの男のヒトだ…った?その、カラダ目的の、、、。」
千里「いや、、そういう風に見えるか?」
桜「ううん。もしそうなら告白なんてしないもん。」
千里「…そうか。」
桜「はいはいっ!座って!」
千里「桜。できればその、隣に座ってもいいか?」
桜「…え!?」
千里「いややましいことをするつもりはないぞ?!」
桜「さ、流石にわかってるよ!!ただ千里がそういうこと言うのに驚いたっていうか…?」
千里「そうか?」
桜「うん。…えと、じゃあこっち来て。」
千里「…?????」
桜「そんな顔しないでよっ!私だっていっぱいいっぱいなんだからっ、」
千里「すまない。まさかベッドとは思わなくて。」
桜「ふかふかだし隣で座れるし、、」
千里「ああ、そうだな。ありがとう。」
桜「それで、正面からだと話しづらい話でもあるの?」
千里「…そ、その、胸を触らせてくれるとかいう話なんだが。」
桜「…えっ、まっ、、まって!!?!?私そんなっ、心の準備がっ」
千里「おい落ち着け、触りたいとかじゃなくて」
桜「あ、そう?」
千里「というかいいのか、、、触られても。」
桜「千里限定だけどね。」
千里「…そうか、それは、、、うれしいな。」
桜「千里って照れたりするんだね。」
千里「俺にだって感情はある。」
桜「ふふっ、知ってるよ。それでおっぱいの話がなにかな?」
千里「そういうことを他の男に言うのはやめてくれないか。」
桜「え、あもしかして単眼から聞いた??」
千里「あぁ。」
桜「そっかあ、ていうか女の子になら言ってもいいの?」
千里「…できれば言ってほしくはないが、女性同士のノリみたいなものはあるだろ。」
桜「千里ってさ、言葉選びが下手くそなだけで割とマトモだよね。」
千里「はあ?」
桜「あ、ちなみにさー、なんでおっぱいの話ダメなの?」
千里「それは、単純に触らせるとか軽々しく言うもんじゃないだろ。」
桜「え、それだけ?」
千里「付き合ってるなら尚更そうだ。」
桜「そっかあ…。」
千里「…何より、彼女がそういうことを他の奴にも言うのは、その、、、嫉妬する、、から。やめてくれないか。」
桜「えっ、え!?しっと、え!??!?」
千里「するだろうそれくらい!!」
桜「やだかあわいいっ!!!!あ、ちなみに千里以外に言ったことないんだよ!!」
千里「い、、え?」
桜「ただ単眼が大嘘ついただけ!!」
千里「ッ!?!!?単眼アイツっ」
ガバッ
桜「千里の可愛いとこいっぱい独り占めできるじゃ~んっ!」
千里「ちょっ、桜危なっ」
ぼふっ
千里「おい、離せ。起き上がれないだろ。」
桜「…」
千里「桜?」
千里「桜、聞こえてるのか?おい、さ」
桜「うぅ…ん…」
千里「嘘だろ寝てるのか?」
千里「…はぁ、こんなに振り回されるのは久々だ…。」
影達にはそれぞれ『部屋』がある。固定の場所に存在しているわけではなく、彼らが持っている『鍵』で展開される空間。
通常状態では彼ら好みの造りになっている。(彼らの衣服同様、興味・こだわりのない影の部屋はほぼ初期状態。)
しかし部屋主の影響をもろに受けているため、彼らが『異常状態』に入っている間は不安定になる。(この状態を『異常性バグ状態』と言ったりもする)
コメント
1件
うわ、千里がめっちゃ真面目で可愛い…!「触りたいとかじゃなくて」って必死に否定しつつ、最後にぽろっと「嫉妬する」って本音が出たところ、すごく良かったです。単眼の軽いノリと、桜の無邪気な感じもキャラ立ってて、この3人の関係性がじわじわ伝わってくる回でした。ベッドで寝落ちしちゃう桜も可愛いし、千里の振り回されっぷりにほっこりしました。
#自殺表現あり
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