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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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俺達は無事成功させた。そして翌日には大々的にニュースとなる。

数日が経ちこの事件は自裁となり更に何ヶ月も経てば誰も話をしなくなってしまった。


na達は学校を卒業し新しい道へと進む。

久々に皆んなで集まらないか?とnaが提案する。それにはsmも頷く。


sh「krとknにも会える?」

na「そう!あと、brも!」

sh「もう友達になったの?」

na「…?俺達はずっと友達だけど。」

sh「え!?…だからあの時大丈夫って言ってたのか。」

na「shkはびっくりするよね。」

sh「でも、また会えるの嬉しい。」

na「じゃぁ、連絡とってみる。」


こんなにも嬉しい出来事があるのに俺の心はモヤモヤとしていた。


数日後、皆んなと再会する日が来る。smの家に集まる事になり次々と部屋に集合していく。久々の面々に皆んな笑顔が溢れていた。

これまで沢山の事があり話し込んでいると時間はあっという間に過ぎていった。

外も段々と暗くなる。今日はせっかくだからと夕食は俺が振る舞う事になっていた。俺は立ち上がり部屋を出る。


今日の日の為に許可を得てキッチンを借りていた。すると後ろからnaが一緒についてくる。


na「手伝うよ。あと…何か元気ない?」

sh「有難う。元気だけど…」

na「なんか上の空だなぁって思って。」

sh「そうかな?」


俺はテキパキと調理していく。大人数の分の料理を提供した事がない為、俺は時折段取りを見直したりしていた。


na「こうやって見てると本当にシェフみたいだよな。」

sh「約束したから。それにシェフで良かったって本当に思ってる。」

na「お!なんで?」



“人を せるから”



sh「!?」

na「?」


俺は今何を考えてた?俺は今何を言おうとした?


na「shk?」

sh「あぁ、大丈夫。」


俺は目の前の料理に集中する。段々とあの時の情景が頭に浮かぶ…トントンと指の腹で瓶を叩く自分が…


あの時の緊張や震えは今思えば……殺める事への昂りなのか…


sh「ははっ…」

na「え?なんで笑ってるの?珍しい。」


我慢してたものが解放されたかのように俺は今までの大人達から受けた内容を思い浮かべる…


笑いが止まらない…次は俺の番だ…


na「shk?」

sh「ごめん。na…俺、もう止まらないかもしれない。」

na「え?」

sh「俺…料理に毒を入れる時正直緊張して震えてた…けど、それはきっと…」


俺はnaに耳打ちする。naが目を見開き俺を見る。


sh「na。俺はこれから“復讐”する。俺はもう迷わない。」

na「…ねぇ、いい事思いついた。shk耳貸して。」





naと一緒に料理を運ぶ。皆んなの目の前に沢山の料理が並ぶ。


kn「本当にシェフになる夢叶えようとしてるんだな。」

kr「すごいね。圧巻だわ。」

br「命の恩人にはサービスしてくれてる?」


なんて各々に会話が続く。全ての料理を運び終えてnaが俺の横に立ち皆んなに声をかける。


na「さ、召し上がれ。」


その掛け声と共にみんなが手を合わせる。俺とnaも席について料理を食べる。

美味しいと皆んなから絶賛の声があがる。今まで感じた事のない感情が溢れ出し自然と笑みが溢れる。


全「あ、笑った!」


na以外が全員俺の笑顔を見て反応する。俺は可笑しくて更に笑い声をあげる。


sh「笑うよ、俺だって。」


笑い声が響く部屋で俺達は食事を楽しんだ。

皆んな食べ終わり様々に会話が飛び交っていた。そんな中、静かにnaが手を挙げる。


na「注目!皆んなに発表があります。」


naはゆっくりと口角をあげた。




na「俺は…………


俺たちが作り上げたもの

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