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ブクマ失礼します~🙇♀️
ニヤけが止まんねぇぜ(( 桃ちゃん…橙の前でズボン履 かないのは襲っ てくださいって言ってるようなもんよ?
お店の中で読むんじゃなかった… 萌えあり、笑いありでニヤけるのをおさえるのが大変でした… ありがとうございます…(?)
橙桃です。本人様とは関係ありません。
地雷だよって方、通報される方は見ないようにしてください。
青side
はいどーもみなさん青くんですっ☆
今日は朝から会議があるから、会社に来たんだけど…
青「あれ?橙くんと桃くんは?」
あのバカップルがまだ来ていません。
まぁ桃くん遅刻魔だし、それに橙くんが付き合ってあげてるのかと気にしないでいたんだけど……。
青「……遅くない?」
黄「ですよね…」
会議が始まる5分前になっても一向に来る気配が無い。
もしかして忘れてる?連絡しようかなとスマホを取り出すと同時に着信が入った。
青「もしもし?何してんの?そろそろ会議始まるけど」
橙「ごめんっ!!今日の会議俺と桃ちゃん行けないッ!!」
青「は?何で?」
橙「えっと…そのー……桃ちゃんが体調崩しちゃって」
青「え?!大丈夫なの?」
橙「大丈夫…かも。俺が看病するから今日は休むな!」
青「わ、分かった…」
橙くんめっちゃ焦ってたな…それぐらい重症なのかも。
赤「どうだったー?」
青「桃くんが体調崩しちゃったらしくて。その看病で橙くんも休むって」
赤「え?!?!大丈夫なの?」
青「大丈夫かもだって」
黄「それ大丈夫じゃないやつですね」
赤「会議終わったらお見舞い行こうかな…」
青「まぁスポドリとか持って行こう」
赤「よし!スポドリおっけー!ゼリーおっけー!」
青「じゃあ、行こっか」
会議が終わり、赤くんとスーパーに寄ったあと、2人の家に向かう。
黄くんはこのあとに予定があったらしく来れなかった。
チャイムを鳴らすと橙くんが応答した。凄い息切れてたけど大丈夫かな?
橙「悪いなぁ…ゼリーまで」
赤「大事な親友の為だもの!」
青「桃くん寝室?」
橙「うん……」
朝からずっと看病しているからか橙くんは疲れているようだった。
桃「あれ、来てくれたんだ」
そっと寝室のドアを開けると桃くんはベッドに座ってスマホゲームをしていた。
赤「あれ、割と元気そう?」
うん、僕もびっくりした。てっきり寝込んでるのかと思ってたわ。
桃「まぁな、座っていいよ。あ、でも椅子が無いな。おい馬鹿、椅子持ってこい」
橙「はい!只今!!」
赤・青「え?」
橙くんが猛スピードで椅子を取りに行く。
橙「椅子お持ち致しました!」
桃「座っていいよ」
赤・青「は、はい…」
橙くんにつられ、僕たちも敬語になってしまう。
なんだろう…今日の桃くん………怒ってる?
桃「喉乾いたな…おいクズ、コップにスポドリ持ってこい」
橙「はい!只今!!」
青「コソッなんか橙くんに当たり強くね?」
赤「コソッう、うん……」
桃「2人とも」
赤・青「は、はい!!!」
桃「今日は来てくれてありがとうな」
ニコッと微笑む桃くん。怖い。目が笑ってない。なんか…もうこの世に希望の欠片もないみたいな顔してんだけど。
橙「ハァハァ…どうぞ…!!」
桃「おせぇよ。この役立たずが」
橙「すみませんッッ!!!」
いくらドMの橙くんだとしても流石にやり過ぎなのでは……?
赤「コソッど、どうする…?」
青「コソッどうするって…橙くんに聞いたって誤魔化すだろうし……」
桃「おい虫けら、肩揉め」
橙「ははーッ!!」
赤「コソッまぁこれはこれで見てて清々しいけど」
青「コソッそれな。橙くんざまぁwww」
橙「聞こえてるんやけど」
桃「手ぇ止めんじゃねぇよ」
橙「すみません!!!」
橙くんはうっすらと涙を浮かべている。まぁこういう時って大体内容がバカだから聞いてもメリットなんて無いけど、一応聞くかぁ。
青「あのー…」
桃「ん?」
青「ッ、何でそんなに橙くんに当たり強いの?」
桃「あー……」
桃くんは口角を上げて呆れるように笑った。
桃「こいつのせいで動けねぇから」
赤「えっ、?」
桃「ほら、言ってやれよマヌケ。明日に会議がある事を知っておきながら俺のこと襲って?俺が失神してる間もヤり続けて?溜まってた分やったら俺の腰が砕けた事をさ」
青「……………………は?」
桃くんは目に光など一切入っていなく、その不気味な笑顔で橙くんを見つめた。
いや……じゃあ今日休んだのって…。
桃「挙げ句の果てには?会社に俺が体調不良だって嘘言って?代わりに今日1日看病します!って土下座して?俺がこき使っただけで音を上げて?俺の痛みはもっと酷えのにさ?ねぇ?橙ったん?」
橙「グスッ…申し訳ありませんでしたぁぁ……」
赤「きも…」
青「赤くん、声出てる」
あ、いっけね☆と舌を出す赤くんを横目に橙くんに問い掛ける。
青「橙くん……今日会議ってこと知ってたんだよね?」
橙「知ってました…」
青「何でヤッちゃったのさ……」
橙「だッ!だってだって!!桃ちゃんがイケないんや!!」
桃「は?」
橙「だって、ただでさえ最近忙しくて溜まってるのに!桃ちゃんがズボン履かずに居るんやもん!!」
赤「え?」
桃「ばッ///!!別に良いだろそれぐらい!!昨日はパジャマのズボンが乾いてなかったから!!別に寒くも無かったし!!」
橙「良くない良くない!!俺たち恋人何やで?!恋人がそんなエッチな格好してたら誰だって襲うやろ?!?!大体桃ちゃんが可愛すぎるのがイケないんや!!!」
桃「はぁ?!?!」
橙「毎回毎回桃ちゃんの可愛さに耐える俺の目にもなってや!!なんなん?!可愛すぎるやろ!!結婚して!!!」
桃「喜んで!!!!!」
青「え、何見せられてんの?」
赤「俺はもう何も考えないようにしてる」
橙「ハァハァ…」
桃「ハァハァ…」
赤「んで、取り敢えず2人とも悪いってことでOK?」
桃「なんでだよッ!!」
青「まぁまぁ桃くん、橙くん結構反省してるみたいだしさ」
橙「青…!!」
青「やったことはキモいけど」
橙「あれ」
赤「そうだね…ちょっと可哀想だし」
橙「赤…!!」
赤「やったことはキモいけど」
橙「あれ」
桃「……………………橙」
桃くんがそっと橙くんに抱き着く。
桃「……………………ごめん…」
微かだけどちゃんと聞こえたその声。
負けず嫌いの桃くんの謝罪は本当に珍しいものだった。
橙くんはその一言で涙腺が崩壊してしまったみたいで、滝のように涙を流していた。
橙「俺こそごめぇぇぇん!!!嫌いにならないでぇぇ!!!ポロポロッ」
桃「グスッ………うんッ」
なんか…幼稚園児みたいだな。
喧嘩の内容はだいぶ大人向けだけど。
桃「……………俺、橙以外好きになる事なんて無いんだから大切にしろよな」
橙「ァ…カッ…ハッ………」
青「橙くん、息するの忘れてる」
橙「スゥゥゥ…ハァァァ……桃ちゃん愛してるー!!!」
橙くんが桃くんに飛びつく。
グキッッッ
部屋中に鈍い音が響く。
赤・青「あ”」
橙「あ”」
桃「……………………このバカ橙がぁぁぁ!!!!」
その後数日間こき使われた橙くんだったそうな。
青「めでたしめでたし☆」
赤「めでたしめでたし…なのかな?」