続きどうぞ
―――――――――2日目―――――――――
ドキドキと、周りの目を気にしながら仕事に打ち込む私…
昨晩、ぶるーくさんに私の正体がバレてしまったがどうやら周囲にバラしていないようだ。
もちろん、あんな事を言っておきながらバラされたらたまったもんじゃない。
まだほんの少し心のある方で少し安心した。
…そう安堵している間も無く、スマイルさんに呼ばれた。
sm「きりやん、nakamu様がお呼びだ」
sm「すぐ王室へ行くように」
kr「は、はい!」
え、これまずいやつ?バレちゃった系…??
待たせるわけにはいかず、早足で王室へと急ぐ。
―――――――――――――――――――――
とてつもなく緊張している。
大きな扉を前に中へと声をかける。
kr「…き、きりやんです。ただいま参りました、」
ビクビクしながら待つと高めの声が聞こえてきた。
?「入っていいぞ〜」
kr「失礼します…」
中へ入り正面を見ると、大きな台座に座る、見てわかる高貴な方が座っていた。
この方が…
na「やぁ、はじめまして」
kr「き、今日はお日柄もよく…!(?)」
na「ww 緊張してるんだねw 楽にしていいよ」
kr「失礼します…//」
近くのソファに腰掛け、羞恥心が強く出てきた。
kr「今日はどういったご要件でわたs…っ、じゃなくて僕をお呼びになられたんですか?」
あぶな!、一人称慣れてない…!、、
na「ぶるーく以外に一人称僕っていう人初めて見たよw」
kr「…?」
あ、そっか 執事は一人称私が基本なんだ…w、
na「んでねー、話は2つあるんだけど、まず1つ目ね」
na「スマイル…執事長さ、忙しいのはわかるよね?」
私は頷いて話を聞く。
na「そこでなんだけど、君には教えることがありすぎて、付きっきりでスマイルから教えてもらうと、スマイルの仕事量がとんでもなくなるんだよ」
たしかに、と私は思った。
私が初日、来た時から疲労が見え隠れしていたような…?
そんな事を思い出しながらNakamu様の話の続きを聞く。
na「だから、君に指導として2人要員させてもらうよ」
kr「2人…ですか?」
Na「そう。じゃあ入ってきてー」
2人「失礼します」
そう言って入ってきたのは…
Na「さっき話した、きんとき。と、ぶるーくね」
kr「…!」
2人を見ると、きんときさんはお辞儀をしたが、ぶるーくさんはニヤっと笑った。
kr「…ご指導のほど、よろしくお願いします」
br「うん。よろしくね〜^^」
kn「何か分からないことあったら遠慮なく俺に聞いてね。ぶるーくは変なこと教えるかもだから」
kr「っw…わかりました」
面白い人で少し笑みが溢れる。
br「え、きんさんそれどういう意m…」
na「じゃあ、次2つ目ね?」
br ( ・̆-・̆)
話を遮られ、不服そうな表情をするぶるーくさん。
na「これは、話と言うより質問なんだけどさ」
何を聞かれるのだろうと不安になってくる、
kr「…質問ですか?」
Na「そう。きりやんさ…」
ジッと私を見つめてくる。
na「本当に男?」
kr「…へ?」
まさかと思い、チラッとぶるーくさんの方を見ると、フルフルと首を横に振った。
疑ったが、どうやら彼ではらしい…
kr「えーと、それはどういう…?」
Na「いや君さぁ…男にしては小柄だし、声は低くないし、顔は可愛いほうだし、女の子に見えるから」
ドクンと私の胸が大きく鳴った。
kr「…僕は、まだ声変わりがきてません」
kr「加えて身長は親の遺伝が8割で僕の両親は小さいんです」
「顔に関してはこういう顔なので仕方ないです」
焦りに身を任せ、早口で言う。
Na「…」
と、
また無言になって見つめてくる。
kr「Nakamu様…?」
na「…ふっw、」
「あはっあはははw」
と、急に笑いだした。
kr「え…ど、どうかなさいましたか…?」
na「いいねぇ〜君w 面白い子は大歓迎だよw」
na「あとごめんね、失礼だったよね」
kr「!いや、もう全然!よく言われてたので…w」
とりあえずなんとかなって良かったぁ〜!!
内心心臓バクバクだったから…
ホッとしたのもつかの間。
Na「君気に入った 今夜僕の部屋おいでよ」
kr「え…」
Na「寝るまで話し相手になって!」
kr「か、かしこまりました…」
なんか、やばいことになった…
次回
コメント
1件
きゃぁ〜✨どうなるのか楽しみです! 続き楽しみにしてます!頑張ってください!