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浮気……未遂?(カルパッチョと会う前、結婚前)

アイリス)……

今…私は街をぶらぶら歩いてた…そう、なぜ過去形かって?

アイリス)チッあのクソ野郎…

今…宝石店に入っていくオーター……と、謎の女が入っていった

アイリス)……いや、怒らなくていいのか……うん、そうか…

くだらない……そうだ、これはくだらない事だ…うん、くだらない…筈だ…

アイリス)くだらないはずなのに…なんで……なんで、泣いてんの…私……

ボロボロと泣き崩れ…気づけば私を心配する人達で溢れ返っていた

アイリス)ッ…(くだらないんだ…私は……ただ、アイツらに付き合って「やってる」んだ…だから……だから…泣く必要なんてないんだ……)

目を乱暴に擦って涙を止めようとしても……溢れて…止まらなくて……気づけば目を擦りすぎて目の周りが赤くなるほどに…

アイリス)なんで……なんで…なんでなの……

なんで止まんないの…なんで……なんで私は………アイツらを「愛して」しまってるの……なんで……「好き」になってしまったの…

アイリス)はぁ…はぁ…ッ…(なんで……頭…クラクラする……もう、やだ…)

私はなれない……いや、きっと…好きだから……好きだから泣いているんだ…あいつらはきっと…本気じゃない……ただ、強い私を慕ってるだけだ…そう思いながら自分の部屋の鍵を取りだし鍵を挿し回す動作をすると部屋の扉が現れ急いで扉を開け部屋にひきこもった







自室

アイリス)グスッ……グスッグスッ…

泣きながらアイツらの鍵が部屋に繋がらないよう加工して完全に1人にひきこもった

アイリス)(そうだ……元から…こうしたらいいんだ……私は…独りなんだ……)やること…簡単じゃん……

そこから何時間なのか…分からないぐらい泣いて…食欲も全く湧かず…

アイリス)……(こうで…いいんだ……もう、いいんだ…どうせ…勝手に消える……)

書斎の椅子に座りグッタリする

アイリス)……もう…疲れた…(夜……か、外…綺麗だな……)

好き…になったのはいつからか…気づけば……アイツらがほかの女生徒と話すだけで無意識に嫉妬をして…妬いて……それを隠して…生きて……

アイリス)…サイテーだ……笑結局…惚れてんじゃん……(誰にも…もう、惚れないって……好きにならないって…決めてたのに……アイツらが思う存分堪能した後に…振られるだけで…良かったのに……)きっつ…笑

簡単に作った飲み物をすすりながら飲み…食欲の湧かない腹を多少はなにか食っておこうと思い…適当に作ったパンを少しずつだが食べ…風呂に入り……寝ようと思いベッド……ではなくソファで寝る…

ベッドには…アイツらとヤッた痕跡が残ってるからな…きついんだ……ソファもソファだけどな…書斎の椅子もそうだし仮眠室も…あとは風呂にベランダ…アイツら……盛ろうと思えば何処でも盛ってたからな…

アイリス)…この部屋を丸々変えるか…

そう呟いて寝ようとした時…

コンコン

と、誰かが窓を叩く音が聞こえひょこっと顔を出すとオーターが居た

アイリス)ッ…(平常……平常…)

窓を開けるとオーターがいきなり抱き締めて謝ってきた

アイリス)お、オーター?どーしたの?

オーター)朝…お前が泣いてるって……他の生徒から聞いたんだ…その時……ちょうど俺もいたんだ…でも、気づけなかった……本当に済まない…

と…

誰が何で泣いてるかも知らず……こいつは…と、思ってしまい…不意に言ってしまった……

アイリス)「お前のせいだ」

オーターは目を丸くさせ訳が分からない……みたいな顔をした

アイリス)いや、正確には……私のせいでもあるのか…

オーターから明らかに距離を取り話し始めた…お前たちに付き合ってやってるのに…気づけば惚れていた……お前が朝ほかの女と歩いているのを見て…悲しくて泣いていた…二度と人を好きにならないと決めた…はずだった……お前らがほかの女と話してる時は物凄く妬いていた…色んなことを全て……話した

オーターは私がそんなことを思っているとは思っていなかったのか普段真顔な彼はだんだん…焦った顔をした

アイリス)お前らが…私の首を絞めてるんだ……キツくて…気づけば惚れてた……前までは絶対思ってなかった事も……お前らが居るだけで私の知らない事を何もかも……全部…教えてきて……

オーター)それは……

オーターは言葉をつまらせながらもこちらに近付いてきた

私は其れを拒み「来るな」と言ってもオーターは近付いてきて顔を見せろと言わんばかりに腕を押さえ付けてくる

アイリス)こ、来ないで…見せたくないから……辞めろって…

オーター)泣いてる人を放って置くわけじゃないですか、恋人で…好きな人なら、尚更

アイリス)なら…なんで!なんで…裏切るようなこと…して……

オーター)勘違いしてるだけです

かんち…がい?私が……?

アイリス)そんな…わけ……

オーター)買いに行ったのは確かにアクセサリーです、女生徒に「彼女に渡すプレゼントは何がいいのか」と聞いて付き添ってもらったんだ

アイリス)んぇ……

キョトンとしているとオーターは更に続けた

オーター)まず第1俺達はアイリス以外に惚れるわけないじゃないですか、何勘違いしてるんですか

アイリス)あ、ぇ…?

キョトンとしてるとオーターはまた抱き締めてきて「勘違いさせるような事させてしまいごめんなさい……」と

アイリス)……バカ…もう、すっごい怖いんだから……

オーターの服をぎゅっと握って頬をスリスリと合わせる

オーター)収穫は沢山ありました

アイリス)んぇ…?

オーターは懐から袋を出して袋の中に手を突っ込み次に手が出てきて手には可愛らしい指輪とチョーカーがあった

アイリス)指輪…?に、チョーカー……?

オーター)はい、【予約】です

アイリス)よや…く?

オーターは私の右手の薬指に指輪をはめそして私の手を握った

オーター)貴方が他の誰にも盗られないようにね

オーターはそう言って首をガリっと噛んでヂュッとキスマークを着けしれっとチョーカーまで

アイリス)ん、んぅ…///な、なら……私も!

オーター)え、ちょッ…

アイリス)う、うるさい!///

カプッと優しく噛んでハムハム……と暫く優しく噛んだ

アイリス)…んぅハムハム……

オーター)く、くすぐったいです笑

アイリス)??あー……ガブッ

オーター)い”ッ…たぁ……

アイリス)ご、ごめん…力加減間違えたかも…ペロペロ……

優しく首を舐めると優しく頭を撫でて貰えた

アイリス)んぅ〜…ペロペロ……(嬉しいな…こんなにもちゃんと……素直に甘えられるの…)

オーター)く、くすぐったい笑

アイリス)じゃあ……

ヂュッ

オーター)ビクッ

アイリス)じょーずにできた!エヘヘ

オーター)そうだな、偉い子

アイリス)んぅ〜…

オーターに頭を撫でられ顔をトロンっとさせるとオーターに突然抱えられた

アイリス)は、にゃ?

オーター)悪い……我慢出来ん

アイリス)え、ちょ…ヤダヤダァ!したくないぃ〜!

オーター)嫉妬…していたんだったらその分癒さなければね

アイリス)ひぇ…///

アイツらと出会い今この日までの日記(マッシュル

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