テラーノベル
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今から数時間前_____
「船に足りねェもんってのはとりあえずこんだけか…
よしお前ら、次に降りる島で調達だ。
降りる奴ァ準備しとけよい。」
海賊というのは船の上で過ごす。
それにいつどこで何があるかは分からねェ。
ある時は嵐に飲まれもするし、
ある時は海軍や野蛮な海賊共達と遭遇し、
戦闘になることもある……
それに、航海をする上で食材や日用品など
その他諸々なんてのは揃えておける時に揃えておかなきゃならねェ。
幸い今日は波は穏やかであり、
海軍や海賊なんかに遭遇する事もねェ。
こんな時はのんびり…なんて言いてェところではあるが……
「うちは色んなモンが切れるの早ェもんだねい…」
「そりゃ大家族だからな〜?よく食うし俺ら四番隊も作んの毎日大変よ。」
こういう穏やかな日でなきゃ、いつどこで調達が出来るかなんて分からねェ。
それに今島に上陸しとかなきゃ今後島が見えねェ可能性だってある。
その際に食料などがあっという間に尽きてしまう事だって無くはねェ。
「野郎共ォ!もうすぐ上陸するぞー!」
島へ辿り着くと、調達する班は島へ降りて早速足を進めていく。
ちなみに今回調達するのは
俺、エース、ジョズ、サッチ、ビスタだ。
それぞれ買うものの担当を決め、俺達は各自売り場へ向かった。
「おうおっちゃん、薬草あるかよい?」
「ああもちろん。色々あるから見てみなさい?」
俺は薬草や医療品担当だ。
医療関係のものはやはり船医である俺が色々見た方がいいと思い、調達班に加わった。
中には珍しい薬草を取り扱ってるってのもあるだろうからねい……
それに代わりに調達を誰かに頼んだとしても、変なモンを持って帰ったりする奴らが多いからなァ…。
不足していた薬草や医療品をいくつか無事に購入し終えると、浜辺へ向かう。
調達が終わったら浜辺で集合することになっていたのだが、まだ誰も来てないようだった。
「俺が一番乗りってわけか……」
みんなが来るまでのんびり待機しようと思っていると、浜辺でカモメ達が群がっている………
「何だありゃ…?」
一体何に群がってんだ…?美味そうな魚か何かがあそこに居んのか…?
気になって少し近づいてみると
「…っ!?おい……!!」
そこには女が倒れていた。
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