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kz side
rm『あはっww…ふは、www』
fu『何言ってんの?!w…rmツボっちゃったじゃん!w』
fuのハツラツとした声がまだ朝の静けさを保った教室を貫く。
そんな呆気感とした声を出すfuの上では、腹を抱えて笑うrmの姿があった。
kz『お前はには分かんないって…』
〃『はぁ~ッ…syのこと抱きたい、、』
思わず本音が漏れる。
fu『へー、あの後ヤってなかったんだ』
不思議な顔でそう問いかけてくる。
そう聞きながらもfuに身を委ね、クスクスと笑い続けるrmの頭を撫でている。
どちらかというと、fuの視線はrmに釘付けだ。
kz『ヤってねーよ…』
〃『だからだろ〜、あんな可愛い姿見せられたらさぁ…』
机に突っ伏して苦言を漏らす。
fu『にしても、kzとsyって付き合って長いよな?…』
不思議そうに、また…その事実を確かめるように問いかけられる。
kz『小5からだから、もう6年目』
fu『付き合って6年で手出してないって相当じゃね』
机に伏せたまま、顔だけをfuの方へと向けると…
そこには、俺には無理だねと言わんばかりの表情をしたfuがいた。
あと、fuに撫でられて満足そうなrm。
kz『バカップルが…、おい。fu今俺はそんなに我慢するの無理って思っただろ』
fu『ぇ…なんで、』
不思議そうに目を見開き、rmを撫でる手が止まる。
ふわふわとrmの頭を優しく撫でるfuの手が止まり、満足そうな顔から途端に不服そうな顔になるrm。
rm『ん…』
不服そうな顔のまま、fuの首元にすりすりと頭を擦り付ける。
その姿はまるで猫のようだ。
ほんの少しだけ、fuが我慢できない理由が分かったかもしれない。
fu『なんでシないの?』
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kz『昔から薄々、sy…Ωかなって思ってた。だから、責任取れないうちはあんまりしたくない』
〃『syのこと大切にしたいんだよ。』
fu『うわー、純愛だね~』
元々少し細い目をさらに細め、揶揄うようにニヤニヤと笑う。
kz (もう6年か…はやいな、、)
――俺とsyが出会ったのは、今から約10年前。
小学校の入学式のときだった__。
kz母『ちゃんとお友達と仲良くするんだよ?…自分から遊ぼって言わないとだからね?』
人と喋るのが苦手で、内気な俺を心配して母はいつも俺にそう言い聞かせていた。
kz『ぅん…』
そんな母とは裏腹に、俺は人と関わることに乗り気ではなかった。
なのに、出会ってしまった。
人混みの中で見つけた、小柄で目立ちそうにないのに、それを凌駕してくる目立つそのさらさらとした赤髪。
何故か目を奪われる。
kz『ねぇ』
いつの間にか俺は走り出し、その子の手を取っていた。
少しびくりと体を揺らしたあと、ゆっくりとこちらに振り返る。
メガネの奥に隠れた期待と不安に揺れるアメジストのような瞳が俺を捉える。
sy『ん…?、なぁに…?』
へにゃりと笑うその優しい顔には、ゆるりと垂れる眉と細まる瞳…。
俺はそんな彼に釘付けになった。
kz『俺…kz ! 、友達になってくれる… ?』
いつもの俺だったら、絶対に言わない言葉。でも、そんなこと気にする暇もないほど俺は…
sy『うん。いいよー?、おれsy!』
こてんと首を傾けて、優しく俺の手を握ってくる。その小さく暖かい手が何よりも愛おしく感じた。
俺の初めての恋を奪っていったsy。
そんなsyが今では俺の恋人。
その優越感に浸る日々を過ごしている。
fu『俺たちの中だったら圧倒的にkzとsyが長いもんな。俺とkzが小2の時だっけ?』
少しずつ人が増えてきた教室。
その気まずさからか、rmはfuの膝の上から退こうとするが、fuからのホールドからは中々抜け出せないようだ。
kz『あぁ、確かな』
俺はfuの膝の上でもがくrmを気にしながらも、適当に返事をする。
fu『kzはどうしてsyのこと好きになったんだ?』
――fuは、少しニヤニヤしながらそう問う。
恋愛トークに熱が入ったfuのことを止められるやつはいない。ズケズケと人の恋愛に踏み入る姿はなんともfuらしい。
kz『俺は一目惚れだよ』
10年近く仲の良い俺たちでも、なかなかお互いの出会いや付き合った経緯を話すことは今までなかった。
そのせいか、fuはいつもより楽しそうでrmも興味津々に俺に耳を傾ける。
fu『人多くなってきたな。』
教室にはまだ数人しか来ていないが、窓の外を見ると続々と登校してくる人集りがある。
流石にこういう話は人目を気にするのか、fuは『空き教室行くか』と、rmを抱き上げながら言う。
kz『お、おう…?』
今までなら教室でそんなことをされたら拒絶しまくり、暴言を吐いていたrmが大人しく…
そしてfuの肩に頭を乗せ、スリスリと甘えるように抱かれていた。
そんな姿に少し…
いや、だいぶ困惑する__。
――教室を出て、空き教室へ
空き教室に入ると、あまり使われていないからか教室とは違った…
木材の匂いがする。
fu『よーし、出来た!』
fuは、空き教室について早々机と椅子を整え、あたかも面接室のような形状にする。
fu『どうぞどうぞ、kzさんお座り下さい!』
kz『…w』
あまりにも楽しそうに言うもので、少し笑みが零れる。
俺は流されるように席に座ると、
kz『で、なーに』
fuにそう少し気だるげな声で問いを求める。
fu『じゃあ、syと付き合った日のこと話したもらおうかn…』
fuが全ての言葉を言い終わる前に、隣に静かに立っていたrmが…
rm『ん…』
甘えるような声を上げながら、fuの肩に両手を置き、そのエメラルドグリーンのふわふわとした髪に頬ずりする。
rmの特徴的な赤眼鏡がfuの頭と擦りあってカチャカチャと音を立てる。
fu『なぁに、rm~』
嬉しさを押し殺せていない顔。ニヤニヤと口角は上がり、あからさまに欲情した目をrmに向けている。
kz『はぁ…』
その目の前の甘いふたりだけの空間を見て、より一層syに会いたくなるのと同時に安堵のため息が漏れる。
仲直りしてよかった…いつものふたり?に戻ってよかったとそう思う。
しかし、可愛い恋人が甘えてくる姿ほど下半身を刺激するものはない。その気持ちはよく分かる。
けれども、前にいるふたりのバカップルはイチャつき過ぎだ。ゆえに、syに会いたいという欲が高まってしまう。
kz (あー、sy……sy、今何してんのかなぁ…)
脳裏にsyの笑顔が浮かぶ、暫く会えないかと思うと胸が痛い。
kz『おい、バカップル』
俺を差し置いてふたりだけの空間に浸る奴らを切り裂くように声をかける。
fu『なに、羨ましいか!w』
ニヤニヤと自身の恋人を自慢するように抱き寄せ、fuは煽り文句を垂れる。
kz『どんな調教したら、あのrmがこうなるんだよ』
いつもとは打って変わった様子のrm。
あの後に何があったのかと…
そして…
kz『キスマ見えてんぞ。rm』
そう言った瞬間に、rmは顔を逸らし、耳までも真っ赤に染まる。
そして、fuはニヤニヤとrmを見つめている。
その後、俺がもう一度問いただすとfuが一から十まで事細かにあの後のことを語った。
その間rmは、顔を真っ赤にした椅子に座るfuの足に顔を埋めていた。
fu『あの後楽しかったなrm♡』
なんとも嬉しそうに、喋りかけながら足に預けられたrmの頭を優しく撫でる。
rm『最悪…最低、っ//』
それに対して、悪態を着きながらも満更では無さそうなrm。
fu『で、kz達はどうなんだよ。付き合った時のこと教えろよ〜!』
キーンコーンカーンコーン…
――予鈴のチャイムが、教室に響く。
fuはあからさまに残念そうな顔をし、『じゃあ昼休みいつものところでな』と言い、rmの手を引いて教室を出ていった。
kz『はぁ…マジか、、』
〃『俺たちの付き合った日とか…人に言えねーよ、、ッ//』
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どもども、お久しぶりです!
この連載めちゃ久しぶりですね🙃
長くなりそうなのに展開が亀さんです🐢
次のお話は、kzsyの付き合った日
過去のことを掘り下げたいと思います^^
癖全開で…
良ければ感想ください💬
コメ返今日明日のどっちかで、一気にします。ちゃんと返せてなくてごめんなさい😭😭
トモコレにハマりすぎて、テラーをあんまり開かない日々を過ごしてる🫠ᩚ
(o🌾’ ‘)o🌾(o🌾’ ‘)o🌾
コメント
9件
投稿ありがとうございます! まさかの付き合って6年!?でもまだ手を出してないのはkzさんがそれほどsyuさんを大事にしてるってことですよねっ!!愛だ。 私もやっとトモコレ始められそうですごく楽しみです笑わくわく(((o(*゚▽゚*)o)))
幸せ、6年も続いているのであればこの勢いのまま結婚しちゃいますね 手を出さずにいるkzさん紳士すぎるだろ
よし!今日も見れました!! いつも通り本当に最高でした!!あの毒舌なりもさんがめっちゃ甘えん坊になっている!?∑(゚Д゚)可愛いからOKです_:(´ཀ`」 ∠):かざねさんとしゅうとさん付き合って6年!?!?長ッッッ!?それでシてないだと!?早く抱いてh))殴過去の話めっちゃ気になってました!!続き楽しみにしてます!!これからも頑張ってください!!