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キーンコーンカーンコーン
愛衣「あ～お腹すいた～」
愛衣「それじゃいつも通り…はっ」
愛衣「と、冬也、もしかして学園長先生にお昼誘いにいけない…？」
富士「まあそうだな」
愛衣「うう、私の一番の楽しみが…」
富士「何がそんなに楽しいんだ？振られるのに」
愛衣「学園長先生たまに食べてるの！それで急いで顔隠したりお面付けたりするの！」
愛衣「それが可愛いんだよ！」
愛衣「まあ最近はそういう事ないんだけどね…」
富士「なるほどな」
富士「最近ないのはお前が来るってわかってるからじゃないのか？」
愛衣「うん、そうだと私は信じてるよ…」
愛衣（もぐ
愛衣「うう学園長先生の顔見てないからご飯がいつもより美味しくなく感じる…」
唯人「それはおかしいな高橋の所いくか？」
愛衣「絶対いやていうかどうしてそんなに自分の料理の味に自信があるの？」
唯人「自信があるんじゃなくて事実だろ」
愛衣「ナルシスト…」
唯人「あ？」
愛衣「きゃーヤンキーこわーい学園長先生助けてー」
唯人「ヤンキーじゃねぇしなんで学園長なんだよ」
唯人「すぐそこにいる富士でいいだろ」
愛衣「好きな人（イケメン）に助けられてきゅんきゅんしたい乙女心です～」
富士「俺はイケメンじゃないのか？」
愛衣「イケメンだけど美女のが勝つかな～」
愛衣「それに私の中の世界一のイケメンは学園長先生だから！」
唯人「うわぁ」
愛衣「なにその「こいつ何言ってんだよきも…」みたいな顔！」
唯人「俺の心の声一言一句あててくんな」
愛衣「てへっ☆」
唯人「別に可愛くねぇぞ？」
愛衣「嘘何てつかなくていいんだよ？このツンデレ君め！」
唯人「嘘なんかついてねぇしツンデレじゃねぇ！」
愛衣「あははｗ」
放課後
愛衣「つかれた…」
富士「あ、そうだ愛衣」
愛衣「ん～なに～？」
富士「明日休みだし買い物いかねぇ？メイク教えてやるよ」
愛衣「え！行く行く！何時から！？」
富士「ん～じゃあ明日の１０時に駅集合で」
愛衣「わかった！」
寮
愛衣「あーひまー」
愛衣「ねえ唯人学園長先生の好きなところ語っていい？」
唯人「無理」
愛衣「じゃあ話すね」
唯人「人の話聞けよ」
愛衣「普段敬語だけど気が抜けると口悪くなるのかわいくてすき」
愛衣「顔は見せてくれないけどちょこちょこお面外すのなんか焦らされてる感じしてすき」
愛衣「襟足の分け目えっちくてすき」
愛衣「年中同じ服で夏暑くないのか聞いても別に暑くないって言うけど実はめっちゃ汗かいてるのすき」
愛衣「謎が多いのミステリアスですき」
１時間後
愛衣「髪の毛あんまりセットしてなくてちょっとぼさっとしてるのずぼらな感じあってすき」
愛衣「学園長先生のお面の下見たい」
愛衣「早く私を好きになってほしい」
愛衣「そして私に依存して私が居なきゃ生きてけないくらい私に落ちてほしい」
唯人「これで何回目だよいい加減聞き飽きたぞ」
愛衣「え～まだ８７回目だよ～」
唯人「まだじゃねぇよ」
愛衣「だってぇ～押してダメなら引いてみろってやつであんま学園長先生と話せてないんだもん～」
唯人「でも今日学園長と過去一距離（物理的な）近づけたんだろ？」
愛衣「っ///」
愛衣「あーもう！思い出したら恥ずかしくなってきたじゃん！」
唯人「お前って意外と簡単なことで照れるよな」
愛衣「そりゃ好きな人とめっちゃ近距離になったら照れるでしょ！」
唯人「そうゆうもんなのか？」
愛衣「そうゆうもんなんです～」
唯人「ま、どうでもいいけど」
唯人「お前が喋ってる間に飯できたぞ」
愛衣「やった～！」
愛衣「このにおい…餡掛けエビチャーハン！」
唯人「お前は犬か」
愛衣「蛇です～」
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