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第四話
注意書きは第一話をご覧ください。
水side
水「青さんっ…?」
青「俺っ、俺が水を最後まで愛す!!今まで辛かった分を書き消すくらい、愛したげる!!」
水「!」
あぁ、どんだけ優しいんだこの人は。いいのかな。迷惑にならないのかな。青さんに負担がかからないかな。
水「ほ、ほんとに言ってるんですか…?迷惑じゃ……」
青「んなわけないやろ!!」
青「水はずっと我慢してきたんだから、残り3ヶ月俺が全力で幸せにする、愛したげる(ポロポロ)」
水「…うっ…グスッ」
『愛してあげる』その言葉を言ってくれるだけで嬉しかった。青さんに抱き締められて、体が暖かい。私は思わず涙を流してしまった。
水「ありがとうっございますっ…(ポロポロ)」
青 (ポンポン)
青さんは私が泣き止むまで優しく頭を撫でてくれた。
青side
次の日
ガチャ
水「おはようございます」
青「おはよっ(ニコッ)」
青「朝ごはん出来てるで」
水「わあっ、美味しそう…✨」
青水「いただきます」
水「(パクッ)…ゴクンッ」
水「とても美味しいです…!」
青「よかった(ニコッ)」
水はすっかり元気になってご飯も食べてくれてる。ほんとによかった。
青「そや、なぁ水。今日お出かけせえへん?」
水「お出かけ…ですか?」
青「おん、水の服とか買いたいなぁって」
青「水、服昨日着てた一着しかないやろ?新しい服買おうや」
水「…行きたいです…!」
青「決まりやな!」
水side
青「……よしっ、じゃ行くか」
水「はいっ…!!」
バタン
お出かけはとても久しぶりだから楽しみだ。
新しい服か…服買ってないからな…どんなのがあるんだろう…………ん??ちょっと待って……。
水「あれっ…」
青「どうかしたか?」
水「私…お金…持ってないです…」
青「あぁ、そんなことか。ええよ、俺が買うから」
水「えっ…!?」
いやいや、さすがに申し訳ない。そこまでしてもらうなんて。
水「いやいやっ、なに言ってるんですか。私が自分で…!」
青「お金ないのに払えないやろ?w」
水「あっ…確かに…」
青「それにあの服だけじゃボロボロだし不便やろ?今だって俺の服着てるし」
確かにそうだ。あの服は洗濯して乾いていたが、さすがに寒いので青さんの服を借りた。
青「やから今日は俺に甘えればいいの」
水「すみません…」
青「『すみません』やなくて『ありがとう』が俺は嬉しいな」
水「あっ、ありがとうございます」
青「んっ!(ポンポン)」
水「////」
なんだろう、顔が熱いな…。