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第五話
注意書きは第一話をご覧ください。
水side
青「よしっ、ついたで」
しばらくしてショッピングモールに来た。こんなに大きい建物に来るのはいつぶりだろうか。
青「さっそく行こか」
水「はい」
なんだか楽しみだな…♪
青「ここの服屋、俺のお気に入りなんよ」
青「この店で選んでもええ?」
水「もちろんです」
青「俺が選ぶから水は座っててええよ。なんかこういう服が好みとかある?」
水「特にないです」
青「わかった」
青さんが選んでくれるのか…。どんなのを選ぶんだろう。楽しみ。
ナンパ「ちょっとそこのお姉さん♡」
水「…」
ナンパ「ねぇ、聞いてる? 」
水「…」
ナンパ「ねえってば!!(ガシッ)」
水「わっ…!私ですか…? 」
ナンパ「そう。君だよ君。これからお茶しない?」
何この人。怖いな…。
水「いえ…遠慮します…」
ナンパ「そんなこと言わずにさ〜!1人でしょ??」
水「いえ、人を待ってるので」
ナンパ「何?彼氏?」
水「いや、違いますけど…」
ナンパ「じゃいいじゃん!行こ〜!(ガシッ)」
水「ひっ…(ゾワッ)」
気持ち悪い…。誰か助けて……!
パシッ!
ナンパ「あ”?誰だ」
青「お前、何してるん?」
水「青さん…」
助けに来てくれた…?
ナンパ「なんだお前、部外者が突っ込んでくんな!!」
青「部外者ちゃうけど。俺この子の彼氏」
水「!」
ナンパ「いないって言ってたけど」
ナンパ「嘘ついてんじゃねぇよ!!証拠見せろや証拠!!」
青「うっせぇな。とっとと失せろや(ギロッ)」
ナンパ「うぐっ…俺は証拠見るまでどけねぇぞ!!」
青「チッ…はぁ…」
水「…」
証拠って何すればいいの……?
青「水」
水「はっ、はい」
青「ごめん(コソッ)」
水「!」
チュッ
水「!?」
青「これでどーや、わかったら今すぐ消えろ」
ナンパ「はっ、はい!すみませんでしたーー!!」ダッ
た、助かった…。てか今口にキス……された?いやされたな。…………されちゃった!?////
水「////」
青「水、色々ごめん。1人にさせたり、怖い思いさせたり、キス…したりして」
もうキスの衝撃が強すぎて、怖い思いなんて微塵もない。
水「だっ、大丈夫です////助けてくれてありがとうございます///」
私のファーストキス奪われちゃった。
青「あ、そや。服、選んだんだけど着てくれる?」
水「はいっ…!どれですか?」
青「これやねんけど…」
水「!」
水「かわいい…!」
青「試着室で着てみてくれへん?」
水「わかりました」
青side
青「あ”ー…くそっ…」
水が試着してる間。俺は1人反省会を開いていた。
どうして水を1人にしてしまったのだろうか。一緒に行動してればナンパなんてされなかったのに。
てか勢いあまってキスしてもうたし。アホすぎやろマジで。
青「はぁ……」
ガチャ
水「き、着替えました…」
青「!」
俺が選んだ服は水にとても似合っている。え、俺天才じゃね??
青「すっげぇ似合ってる」
水「ほっ、ほんとですか…!✨」
喜んでる。わかりやすくて、かわええな。
青「おん、それ買おっか」
その後もお昼を食べてゲームセンターなどに行ってたくさん遊んだ。
水「今日はありがとうございました!めっちゃ楽しかったです…!!」
青「ならよかった(ニコッ)」
水は昨日より凄く元気になって、楽しんでくれたみたいだ。
青「あ、そや。なぁ水。俺明日からまた大学とバイトがあんねん。だから家で一人にさせてまうけど大丈夫か?」
俺も大学生だし、バイトをやってるので、結構な時間家を開けている。その時間水を一人にさせてまうが、今日の事もあるし不安やな…。
水「大丈夫ですよ。家から出ませんし、ちゃんとお留守番できます!」
青「そうか、なら安心やな!」
明日バイトはないから、なにか美味しいものでも買って帰ろうかな。