テラーノベル
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今回は1xとシェドの昔の話です!カプ要素は少ないんじゃない?
🟢→1x
🗡️→シェドレツキー(テラモン)
今回はチキンより剣の方が合うかなと思って変えました…わかりにくくてすみません!
シェドレツキーさんがちょっとつめたいです…🥹
最後に幼少期1xちゃんのイラスト投下するので苦手な人はすみません💦
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深いため息と共に背筋が凍る
🗡️「何故できない、何故やろうとしない、何故そんなにも弱々しい」
冷たく低い声が僕の体に突き刺さるように響く
その残酷な言葉は僕の体から抜けることなく溜まり続ける
満たされない、何もかもが、何ひとつわかってくれない
そう言い出そうとしても足がすくむ、手が震える、呼吸が荒くなって…最悪の想像ばかりが頭の中で繰り返されていく
毎日、父に剣の稽古をつけてもらう時間は僕にとって地獄の日々を作り出している諸悪の根源そのものだった
何をしても褒められることなんてなく、ただ貶されるだけ…
いや…父だって嫌々言ってるんだ。ほんとはこんなことを息子に言いたくないんだ。僕がどうしても駄目なやつだから、どうにもならないやつだから心を鬼にして怒ってくれているんだ
きっと、、きっと優しい人なんだ
フードで目が隠れている父からは表情は微塵も読み取れないがただ僕の態度と実力に不満があることはわかる。こんなにも威圧感で押しつぶされそうなんだから、それが証拠だよ
🟢「ぁっ…あのあぁ…ごめんなさ」
謝罪の言葉など必要ないと言うように僕の首筋に剣が突きつけられた
また…僕は間違った
きっとこれは立ち上がれと言うことなんだろう
無理だよ、無理なんだよ…右足はさっき剣で強く叩きつけられて腫れ上がっているし、左足は昨日、実技で高所から落ちて捻挫した。両手は毎日の長時間の稽古で出来た豆と擦り傷でいっぱいで血が滲んでいる
涙が…いくら自分の中で優しい父を形成したって結局のところ僕の理想通りに父は、優しさを見せてくれたことはない
涙が流れた場所に風が当たって冷たい…最後の力を振り絞って剣を持とうとしたがもう剣は欠けていて、、とても稽古に使えるようには見えない
僕は諦めた。涙は止まることを知らずに床へ落ちていく
🗡️「それが答えか」
父が僕に背を向けて一言だけ…ただ一言だけ優しい声で言った
🗡️「もういい、帰れ」
あぁなんで…失望したならそういえば良いじゃないか
父の姿はもう見えない
なんで、なんで最後だけ…
🟢「ほんと憎たらしいよっ…父さん…」
風は僕の白髪を強くなびかせて、掠れた不満の一言さえも遠くへとおくっていった
________________________イラストくるよ!!!________________________________
最近は普通にパーカーとかでも可愛いかなとか思ってるます
南京錠をめっちゃデザインに組み込みましたわよ
それはもう自由がないから🥹
これシェドパパの好みの服だったらちょっとやばみなので奥さまか1x自身で選んだ服…ということにはできませんね!!!!
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