久しぶりのノベルです。
こちらの連載ストップしていてすみません🙏
初期の構想以上に大作になってしまい、
この先どの展開に進めていけばいいのかずっと考えてしまっている状態です💦
少しずつですが更新は続けていくので気長にお付き合い下さい🙇♀️
そこまで長引かせたくないのでもう少しで完結させたいと考えています。
この文章は以下の要素を含みます
・BL
・nmmn
・mtp(mtk×hrt)
・R18
少しずつ更新していきます✋
行ってらっしゃい
side hrt
「もときを、こわした、の、は」
「おれ……?」
「あれ、今更気づいたの~?笑」
「滉斗が言ったんだよ、自分で〝依存させてあげる〟~って」
「俺ほんとに依存させられちゃったんだから責任…ちゃんととろーね?」
「……もうこれ止めていっか!十分後ろグチャグチャだし笑」
そう言って元貴は俺の後ろに入っていたローターのスイッチを止め、ナカから取り出す。
引っこ抜いただけなのに身体が反応してしまい、本当に自分自身が嫌いになりそうだ。
「じゃあ一緒に開発してこっかぁ…♡」
元貴は俺の上に馬乗りになったまま真っ黒な目にハートを浮かべている。
この先のことを考えると、俺は気が遠くなりそうだった。
side mtk
あ~~可愛い……これから何してやろうかな…
何回かに分けて開発してくから今日は……そうだ!
「じゃ、今日は乳首開発してくから♡」
「へ、?」
「じゃ、ちょっと冷たいかもだけど」
滉斗の乳首にローションを垂らしていく。
温感のを使っているからそこまで冷たくはないだろうけど、
さっきまで体の感度を上げさせられて敏感になっているのかもう身体がピクピク反応してきている。
これは先が楽しみだ……♡
Side hrt
元貴は俺の胸にローションを垂らし、そのまま突起に触れる。
「っ、」
「あれ、もう感じてる?笑 敏感だなあ」
「どんな触り方が好き?」
そう言うと周りをカリカリと爪で弄られたり、きゅっと摘まれたり指先で転がされたり。
割れ物に触れるかのような優しい力で刺激を与えられる。
「よくッわかんな、い」
「ふ〜ん、」
少し不服そうな顔をした元貴は俺の胸に顔を近づけ、そのまま優しくキスをした。
部屋にちゅっ、ちゅっ、と軽いリップ音が響く。
そして舌で乳首をくるくる舐められる。
さっきとはまた違った感覚に、つい身体が反応する。
「ぁっ、ちょ、っと」
「男ってさあ、あんまりここ感じないらしいのにもうこんなんなっちゃって」
「ますます俺だけの物にしたくなるじゃん、♡」
優しく触れていたのにいきなりぢゅっ、と吸われる。
「あ”ッ、♡」
にや、と悪い顔を浮かべた元貴は片方を舌で、もう片方を指先で入念にで弄ってくる。そして少しづつ動きも激しくなっていく。
「や”ッすわな、いれッ♡」
「可愛い……♡俺でもっと感じて?」
「ん”ぇ”……」
俺の胸から唇が離れていく。
と、思ったのも束の間、今とは逆の方を口に含まれる。
「や”、っそっちは、♡」
反対の方はついさっきまで指で執拗くこねくり回されていたので、より大きな快楽が伝わってくる。
「さっきより反応いいね、きもち?」
一方的な快楽。
こんなに酷くされても尚プライドは残っているようで、俺は素直に気持ちいいと認められなかった。
「ッ、べつに、きもちくな、い”っ?!♡♡」
口答えされて気分を害したのか、舌と指で勢いよく刺激を与えられる。
「や”♡ごめ、なさい”、っう”」
「口答えするなよ」
「お前は俺にだけ従順なだけで良いんだから、ね?若井」
「いや”ッあ”、ふぅ”っ♡」
癖になってしまっているのかつい 嫌 と口にしてしまい、元貴は益々気分を悪くしていく。
「もっと早く堕ちないかなあ」
「俺はこんなに愛してるのに……」
乳首を弄られ続け、俺はもう限界が近づいていた。
それを察した元貴は俺の口に強引にがっつき、口内を蹂躙する。
「ん”、ふ、ぅ♡ん”ん”~~……」
ぴちゃっ、ちゅ、ぬちゅ、ぐちゅ、むちゅっ
「ッは、もっと俺で感じて……俺の事だけ見て」
「ぁッぐ、ぅ”~~~~~、♡」
放置され続け、やっと絶頂へ達した俺の身体は激しくイった後もビクビクと震え続ける。
「まあ最初はこんなもんかあ、」
元貴は一通り俺の事を弄り倒してご満悦のようだ。
そして立ち上がるとそのまま部屋を出ていこうとする元貴。
え、?
終わっちゃうの?
てっきりここから激しくされていると思っていたので予想外だった。
下腹部が疼く。
だめだよ、負けたら。これだと元貴の思う壺だって。
脳内でもう1人の俺が叫ぶ。
正気を保って、こんなの元貴じゃない。
もうお前の愛した彼じゃない。
ああ、俺は何がしたかったんだっけ。
最初は元貴が心配だった、それだけ。
で、俺が彼の心の拠り所になることが出来れば…
もしかしたら、俺の事を好きになってくれるかもしれない。
本当にそれだけ。俺を好きになって欲しかった。だけ。
でもどうだ?彼を見ろ。
〝本性を表した〟とでも言うのだろうか。
常人であれば、今の彼を知り失望し、離れていくのだろうか。
勝手に観ていた期待像に縋るのだろうか。
じゃあ俺は?
本物の彼を見て。
酷く真っ黒な愛をこの身で受け止めて、どう思った。
重たい、気持ち悪い、嫌い
───────本当に?
こんな彼を知って尚、好きなんて言わないよな?
いや、寧ろ大きすぎるその愛にすら悦んでいる?
……ああ、俺も彼奴と一緒なんだ。
とっくに同じ所まで堕ちていた。
気付かないふりをしていただけだった。
「………もと、き」
震える声で遠ざかっている彼の背中に声を掛ける。
ああ、俺はいつもこうだ。
「なあに?♡」
どす黒い笑みを浮かべた元貴は俺を見て微笑む。