〝 好きです 〟
『 え ? 』
相手から聞こえた間抜けな声 。
そりゃびっくりするよ 。 だって 、
『 俺達初対面だよ ? 』
初対面だからだ 。私は一目惚れしてしまった 。
こんな陰キャが釣り合わないってわかってる 。
でも 、好きだから 。 〝 黒尾さんのことが 〟
ほんとにこのときは好きという一心で告白してた 。
『 ごめんね 。陰キャは無理かも 』
こんな最低男だったのをしって 、
悲しくて悲しくてたまらなかった 。そんなときに
烏野高校への移籍が決まった 。
気持ちが立ち直れないまま 、みなさんへ挨拶をしに行った 。
『 ねぇ君 、大丈夫 ? 』
唯一私に声をかけてくれて 、セッターポジションである
『 飛雄 、さん 。 』
このとき私はものすごく嬉しかった 。
こんな私に声をかけてくれるなんて 。
このときから私は少し飛雄さんのことが気になり始めていた 。
〆 大野崎 みるく ( オオノザキ
〆 烏野高校バレー部のマネージャー
〆 普段はおとなしいが 、あることになるとはしゃぐ
〆 飛雄のことが好き
〆 高校1年生
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