〖Shed視点〗
???「すみません。今降りますね」
そう言って降りてきたのは俺よりも1つ年下位の少年。でも服は一昔前のような学生服。そして丸メガネで、鬼の角の生えた…正真正銘、妖だ。
???「それにしても妖の類が見える人なんて初めて会いました…」
Shed「…そんなに珍しいか?」
???「そうですね…自分的には、ですけど」
Shed「降りてきたとこで聞くけど」
「お前の名前は?」
???「払い屋に本名を教えるとでも?」
「しかも警戒されて今にも祓われそうな所で」
たしかに、払い屋の中には妖の本名を聞き支配する術もあるという。そして剣を抜こうとしてるのも事実だ。しまおう。
Shed「なら偽名でもいい」
007「…007n7です」
「呼び方はご自由にどうぞ」
Shed「ならSevenで」
007「ご自由に」
Shed「それでもう少し聞くけどいいか?」
007「別にいいですよ。暇ですし」
Shed「なんでこの周辺には幽霊も妖も何も居ないんだ?」
118「それはこの人は霊界の中でも最強とされる4人の内1人ですから」
Shed「いつのまに?!」
Builder「ちょっといきなりいなくなるからびっはくりしたよ」
chance「なんだ?新しい友達か?」
007「違います」
Shed「…さぁな」
「それで最近の内1人って?」
118「あら。払い屋なのに知らないんですね」
「この人は4人の最強の中でも最年少。」
「だから成長の為に食べられてしまうことを恐れてみんなから避けられてしまうんです。」
Builder「なるほど。自分達が消されないようにね」
007「自分。そんなことしないんですけど」
「いや、仲間ならしかね…」
いま凄い不気味なこと言わなかったか…?
chance「とりあえず俺たちは帰るかー」
Builder「そだね」
Shed「あぁ」
118「またお越しください」
007「いつでも僕たちはここにいるので」
〖人間界.下校路〗
だいぶ遅くなってきた。まぁ別に家に帰っても弟しかいないし大丈夫だけど。
Builder「シェドまたねー」
chance「またあしたー」
Shed「おう。またあした」
1人は嫌いだ。そして家までの道も。
あいつの事を思い出すから。あの日車に轢かれて〇んだ君を。…そういえばあの007ってやつに似てるような…気のせいか?まぁ小学生の時だけど
明日聞きに行ってみるか…
???「危ない!」
Shed「おわっ」
あっぶね、危うく赤信号なのに行くところだった…
???「ちょっと!危ないよ!」
Shed「ああ、助かった…」
「って鬼?!」
???「そうだけど?」
いきなり現れたためびっくりしてしまった…
全身赤色。子供だ。なのに〇んでしまったのだろうか。
???「お兄ちゃん大丈夫?」
Shed「いや」
「それでお前は何してんだ?そして何者だ?」
cool「僕はcoolkid!ここら辺で車に轢かれそうな人をたすけてるんだ!」
「…なんでかは分からないけど」
多分こいつの〇因は事故死だ。妖には死ぬ前の記憶はないが、その近くに居座るか自分の記憶を求めて旅に出るか、自由にするか。大体の〇んだやつがそうだ。そしてこいつはそのちかくに居座るタイプだろう。
cool「それじゃあ気おつけて帰ってねー!」
Shed「あぁ」
こいつは別に祓わなくていいか。
早く帰って寝よ。
コメント
4件
とても良いストーリーですね!これからどうなるか凄く楽しみです!

7n7はてぇてぇですねぇあはははは() そしてクルキキタァァー☆