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ーあれは、6年前の事ー
ガンッ バタッ
八夜花「おー、すごいじゃん遥奈」
『なにのんきに捕まってんの。』
八夜花「のんきじゃないもーん」
八夜花「だって道の通りに行動したし。」
竜頭抗争
『…ハッ』
八夜花「なに笑ってんのさ」
『アハハハッ笑』
八夜花「見せもんじゃねぇぞー(棒)」
八夜花「てか笑いすぎね?」
『ごめんごめん、八夜花が大人しくしてるの珍しくってさ笑』
八夜花「まじで帰ったらぶっ飛ばす」
『はいはい…で?』
『どこに標的がいるの?』
八夜花「今屋上でしょ、だから…一階下がったところの部屋。」
『りょーかい』
八夜花「これ、双黒いたら下に突っ込んでたな…」
『…確かに』
八夜花「薔薇は可憐にいこ」
『それが無難だね』
八夜花「…てかさ、私達の名称って誰が広めたん?」
『え、わからん。』
八夜花「こわ…」
お前が言うか?
カン カン カン カン
ヒールだからか、いつもより全身の筋肉を使っているような感覚があった。
言い換えれば、筋肉が強ばっているようにも感じた。
『…こんばんは、貴方が近頃”有名”な
ですか?』
???「あぁ、そうだよ。」
八夜花「清いな」
『さらっと認めたね、案外素直じゃん。』
璃弔「私って素直なんだぁ」
璃弔「はじめて聞いたよ」
八夜花「だろうね、私達みたいに感覚ひん曲がった奴他にいないからな~…」
『それ私にも刺さってるよね?』
八夜花「うん、当たり前じゃん。遥奈が私より純粋なわけないし。」
『そう言うのを偏見と言うんだよ、頭の辞書に書き足しておきな。』
八夜花「はぁ?そんな言葉私も知ってるわ!」
八夜花「そっちこそ頭の辞書に『配慮』っつう言葉が足りてないんじゃないですか~?」
『残念ながら八夜花よりも頭の辞書に言葉が多くて~、そんな言葉埋もれてたわ。』
八夜花「あぁ?」
『あ?』
「『あぁん?』」
璃弔「ヴッヴン」
八夜花と遥奈が璃弔の方を見た
璃弔「ねぇ、私もいるんだけど…?」
『あーごっめーん、忘れてた。』
八夜花「そういや此方が目的だったわ」
「『うっかりさん♡』」
璃弔「…あんたらさぁ、さっきから私の事無視して話し込んでンじゃねぇよ!」
璃弔「それになんだ!?『うっかりさん♡』って!」
璃弔「あんたらまとめて地獄行きだーッ!」
『あらら、怒こらしちゃったじゃん』
八夜花「お前のせいでもあるからな?」
『え、私にもあるんだ…』
短気だとおもった。
だって、この前のターゲットは静かに引いてるだけだったし。
八夜花「『うっかりさん』を実行するの決めたの遥奈でしょ。」
『そういやそうだったね☆』
八夜花「遥奈帰ったら覚えてろ。」
『わお、脅しがはやいね!』
従えてる人も大勢いるし…
璃弔「お前らぺちゃくちゃ喋ってんじゃねーよッ💢」
まるで女王様みたい
『ほら、女王がお怒りだよ。』
八夜花「はいはい、補助お願い。」
『任しとけ。』
数十分後…
『やっと終わった…』
八夜花「まじで苦戦したわ…」
『確かに、八夜花珍しく押されてたじゃん。』
八夜花「お前もな?」
『私は一回も操られてないからね』
八夜花「それはそうだけど…」
『それじゃあこの話しはおしまいだね。』
八夜花「ちょ、」
『今は話すよりも先に、璃弔[こいつ]をどうするかだ。』
『…首領に持ってくか』
八夜花「監獄入れさせるか…」
『うーん…どうしようかね…』
八夜花「ま、一旦ボスに持っていくのが無難か」
『だね、そうしようか。』
璃弔「ぉ…ぃ…ッ💢」
『あら璃弔さん、お目覚めになりましたか?』
八夜花「今貴方をどうするか検討中です。」
璃弔「私をどうする気だ!」
『まぁまぁ、落ち着いてくださいよ~。』
八夜花「せめて運び終わるまで大人しくしといてくれる?」
璃弔「ハァッ!?💢」
『もしここで暴れるようでしたら、お前の急所という急所、全て撃ち抜きますよ』
璃弔「ハッ!そんな力がどこにある!」
璃弔「今ここ周辺には私の操り人形ちゃん達がたくさんいるのよ!」
璃弔「そんな中どうできると?貴方達ってそんなこともわからないのねッアハハハッ!」
今の璃弔はまるで
のようだ。
『はぁ、それはどっちだか…』
『状況がわからないなんて、可哀想ですね…』
八夜花「私達がなにも用意してないとでも?」
璃弔「ハハ…ぇ?」
『いっかいさぁ、その操り人形操ってみなよ』
璃弔「は…?そんな、動かないわけ…」
『…』
璃弔「あ、れ…?」
璃弔「私の異能は他のやつに解けないに…?!」
『異能が無効化されない限りね。』
璃弔「ッ!…まさかッ…!」
八夜花「近くいてよかった、助かったよ」
太宰「巻き込まれて最悪だよ」
『ごめんて』
璃弔「なッ!お前ら卑怯だろッ💢」
今の璃弔はまるで
のようだ。
『卑怯?それはそっちでしょ。』
『相手が一人でも、操り人形たちで袋叩きにしてるだろうが。』
八夜花「中也、もうちょい重力かけていいよ」
中也「人使い荒ェなクソッ!」
八夜花「だれがクソだ」
中也が璃弔に重力をかけた
璃弔「ガハッ…」
八夜花「これであと数時間はおねんねしてくれるでしょ…ありがとう中也」
中也「おう」
『よし、じゃあボスにつれていきまーす』
ーーー
『確かに、そんなことあったな…』
八夜花「忘れてたんかーい」
『うん、フツーに忘れてた』
八夜花「ま、思い出しときなよ」
『そうだね、戦略立てやすくなるし、八夜花のスタミナも想定しやすいし。』
八夜花「ひとつ言っときますけどね遥奈さん。」
八夜花「あれから結構時間経ってるから、私のスタミナも変わってるって」
『じゃあ異能力どんくらい使えるか、使いながらどれだけ動けるか、時間測って私に教えろ。』
八夜花「おぉ、珍しくやる気じゃん」
『やるなら徹底的に、でしょ?』
八夜花「そうだね…フフッ」
ーつづくー
2025.11.16.0:40