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hbc,ru分からない方Uターン
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いつも通り移動教室で廊下を歩いていた
すると突然聞き覚えのない低めの声に呼び止められた
ru「あのプリント落としましたよ」
見覚えのある顔に衝撃がはしる
mn「あっ、」
不思議そうに俺を見つめる
mn「あっりがとうございます」
思わず声が裏がえる
彼は不思議そうな顔をした後会釈してどこかへと消えていった
mb「緋八〜置いてくよ」
mn「ちょっ、待ってやっ!」
いつも電車で見慣れている顔が至近距離に俺を見つめてきてびっくりした
彼は俺の事、気づいているのだろうか
自分でも驚くぐらい彼との出会いになんとも言えない感情を抱いている
感動というのが近いのかもしれない
同じ学校なら会うこともある
何らおかしなことでは無い
なのに、なぜこのような気持ちを抱くのだろう
授業が終わり友達に聞く
mn「なーなー、今日廊下でプリントくれた男の子分かる?」
mb「えーいつの」
mn「2.3限の間」
mb「んー、、あ!小柳??」
彼の名前は小柳、小柳ロウというらしい
同じ学年の2つ横のクラス
入学したばかりであまり同級生を把握してなかったがまさか同学年とは
mn「先輩やと思ってたわ」
mb「俺もどういうやつかしんねーけど、ちょっと分かるそれ」
それ以上は狼くんについて特に話さなかった
特に気にならなかったし、しつこく聞いたらおかしいと思ったからだ
放課後になった
mb「緋八サイゼ行くー?」
mn「今日バイトやねん」
mb「あーね、がんばー」
mn「また明日な〜」
友達と別れ 駅まで走る
走ることは好きだ
風になれる気がする
走ってる間は何もかも忘れられる気がする
mn「ハーハー、」
mn「後10分」
駅について時刻表を見る
後10分で電車は来るらしい
いつも乗る号車の前のベンチに座る
イヤホンをつけ音楽を聴く
ボーっと空を見る
五分ぐらい経ったのだろうか
視界の中によく知っている人物が映る
この号車を気に入っているのか狼くんもよく同じ号車を使って帰る
そんなことを考えながらまた空を見る
彼の髪の毛と空の青さがグラデーションの様だった
mn「青っ」
思わず声に出た
彼がこちらに少し目を向けたように見えた
やばい聞こえたか?
しかし彼の耳をよく見るとイヤホンが着けられている
なんだ聞かれてないのか
聞かれてなくていいはずなのに、安心感の裏に少しの寂しさがあった
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読んでくださりありがとうございました。
分かりづらくてくどいかもしれませんが是非今後も読んでいただけたら嬉しいです。
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