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「オーバーホール様!おはようございます!」

「おはよう」ニコ

ここは天国。

地上で死ぬ前に良いことをした優しい心の持ち主が亡くなった後ここに来れるのだ。

オバーホール様は我らの主、天界の神様なのである。

!僕は緑谷出久!みどりやいずく!

僕はねオバーホールが大好きなんだ!

自分はどうして死んだのか分からないけど。

勿論だけどそのせいで僕は自分のことを名前しか知らない。

天国があるってことは地獄もあるんだよ。

天国は天界。

地獄は魔界。

魔界はねとっても怖い人がたぁっくさん居るんだって。

殺人犯とか強盗とか……

悪いことをした人が行く場所なんだよ。

怖いけど安心してね!

天界と魔界はとっても遠いいんだよ!

だから悪魔さんはここには来れないの。

でもなんだか悲しいな。

もしかしたら悪魔さんは一人寂しく怖い場所で暮らしているのかも知れない。

もしかしたら悪魔さんは悪いことをして反省していて天使さんたちと仲良くしたいかも知れない。

もしそうだとしたら、僕たちは悪魔さんを悪魔だからと言って攻撃してる。

これって良いことなの?悪いことなの?

「悪魔さんと天使さんは一緒に暮らせないのかなぁ」

「それは君次第だよ」

「オバーホール様!僕次第って?」

「出久が悪魔さんと仲良くしたいなら幸せになることを願ってあげれば嬉しいんじゃないかな。」

「そっか!有難う御座います!」

「いいよ」





「トイレ………」

眠い……

「?あそこに扉なんか在ったっけ?」

扉の隙間から薄暗い光が漏れ出ている

「隠し部屋かなぁ!!」ワクワク

キーキキキキーーー

少しだけ扉を開けると温度差があるのかすぐに開いていった。

「何も無い?」

カチャン

「何か当たって………」

そこには手錠と鎖。

「な、何この部屋……」

「血、血がぁ」

辺りは所々血が飛び散っている。

「何している」

後ろからオーバーホールが声をかけた。

「ヒッ、ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

何で謝っているんだろう……

今何で謝っているかが分からない。

口から息を吐くように謝る。

「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいもう、もうしないから。辞めて、それだけは!!」

あぁ、分かった……

“思い出した”…………

ここは──────



オワリ





(ツヅキいりますか?)

○○出 ○○デク

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