テラーノベル
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鈍い音がしたことは覚えている
でも、その後の記憶は無くて…目が覚めたら…
暗い場所に居た……
瑠「ここ……」
?「起きた?」
瑠「!」
隣で声がして振り向くと黒髪の青年がいた
瑠「だれ…だ?」
?「僕は葵、君は?」
瑠「物怪瑠衣だ…」
葵「瑠衣くんか…よろしく、……頭の傷大丈夫?」
瑠「おう……痛いけど…大丈夫だ…それよりは、ここどこなんだ?」
葵「わからない…」
瑠「そっか…」
葵と話していると、扉が開く音がした
向こうには刃物を持った犯人の姿……
それを見ると嫌でも分かる…俺たちは殺されると
怖い……怖い…死にたくない……そう、思っても体は葵を守っていた。
葵を後ろにして俺は前に立つ
いつ犯人が襲ってくるかも分からない…
犯人の動きをはっきり見ないと…
すると、犯人はふらつく足でこちらに走ってきた。刃物をこちらに向けながら…
俺は…避けなければいけなかった……でも、
後ろで葵が腰を抜かしていて…動けなかった。
ここで俺が避けたら葵が怪我をする
そう…思ったら仁のあの言葉を思い出した
『この先…何人死ぬか分からない…そうなったら、お前のせいだ』
あぁ…そうだな……なら、俺が……
俺は犯人の腕を押さえる
後頭部を殴られていてうまく力を出せない…
それでも…葵を逃がせる時間があるのなら
無事に逃がせられるのなら……
瑠「葵!行け!!」
葵「でも…そしたら瑠衣が……」
瑠「俺なら…大丈夫だからさ……」
葵「っ……」
葵が腰を上げて走った。
良かった……そう、安心したら
力が抜けてしまった。
瑠「あ……」
瞬きをしたら…犯人の持っていた刃物が
俺の脇腹に刺さっていた。
血が服に染みる
痛い…熱い……
刺さった刃物を犯人が抜く……
血が…より一層出てくる
このままだと…葵の方に行ってしまう……
そんなの…駄目だ……
俺は……犯人に飛びかかっていた。
何をしたかなんて…覚えていない
ただ…取っ組み合いをして……何度も何度も俺の体に刃物が突き刺さったのは…覚えいる
気がつくと…目の前には気絶した犯人……
自分の体からは…見たことも無いほどの量の血……
それでも…葵の心配があって……気絶している犯人を置いて歩いた。
歩いて…歩いて……
降っている雪が…冷たかった
俺が歩いた道には血の道が出来ていた。
歩いて…少し離れたところに座りこんでいる葵を見つけた
警察を呼んだのか……身を隠していた。
良かった…無事なのか……
【元】空乃 風♋🥀🐇
200,773
#星喰兄弟
ort0__🍏
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そう、思うとさっきまで歩けていた力は嘘のようになくなり
倒れこんでしまった。
その、音で葵が俺に気づいて近づいてきた
葵「瑠衣さん!!ど…どうしよ……えっと…」
葵は着ていた服を脱いで刺されたところを圧迫してくれた。
それでも…血は止まらない
押さえていた服はすぐに血で黒くなった。
瑠「なぁ……葵…」
葵「はい、なんですか?」
瑠「お願いと1つ…言っても良いか?」
葵「はい…」
瑠「……俺さ…ホークアイズってところに…居たんだ親とは…決別しててさ……俺の唯一の家だった……でも…………追い出されてさ。俺……もう、どこにも…居場所無いんだ……俺…死んだら……どこに行くんだ?…誰が…俺を引き取ってくれる?……俺…死んでも……1人なのかな………そんなの…嫌だ……1人は…嫌だよ……怖いよ…」
涙なんて…いつぶりだろう
冷たい体には涙が暖かかった。
葵「瑠衣さん……」
まっすぐな目が俺を見ていた。
白い雪がもう…真っ赤だった。
瑠「さいごに……あおいに………お願い…いっても…良いか?」
葵「はい…なんでも……言ってください」
瑠「なら…えんりょ…なく……」
もう、呂律も回らない……
意識もほぼ無い…
それでも…これだけ仁に伝えたかった。
こんなの…ただの皮肉だ……
意地悪だ……それでも…
言いたかった。
「 」
コメント
21件

るーーーいーー君!自分で言わないと意味が無いわよ!霊の姿でもいいから2人にあって言わないと!自分がどれだけ大切にされているか自覚しなさい!(自己肯定感低すぎよ!)
えへへへ それほどでも
はあ💢 犯人許さん絶対にぶっこ◯す 葵くんマジ最高犯人まじ最低 でもこういう話大好物 次回も楽しみに待っています