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pn視点


r「慰めてるわけじゃっ」

p「一緒に居ても気使わせちゃうし、」

p「ッ、またね」

空気が耐えられなくて、少しの涙を隠しながら

その場から立ち去ろうとした

いや、立ち去るしかなかった

頭の中でこの状況を回避する策が思いつかなかったから

今度こそはもう2度とらっだぁに会うことは無くなるだろうと覚悟して

覚悟して、覚悟しなければいけなかった、、自分から別れを告げたのだから

らっだぁから離れるたびに胸にズキズキという痛みが襲い、モヤモヤがどんどん大きくなっていった

r「ぺんちゃん、、、!」

背後かららっだぁの声が聞こえてきたと同時に抱きしめられた

いきなりのことにビックリする

p「ちょ、らっだぁ、、、?」

r「ごめん、ぺんちゃんとまた離れたくない、、、」

らっだぁがそう言った時思った

らっだぁと俺の思ってることは一緒なんじゃないかと

だって、らっだぁが俺に会いに来たのは、、前に進むため

つまり、俺に謝るため

俺は会いには行けなかったけど、謝りたいと思ってた、それは前に進むためでもある

でも、それとは別に俺がらっだぁに謝りたかったのは、またらっだぁと仲良くしたかったから

もし、らっだぁが俺みたいに、仲良くしたかったから謝りたかった、としたら、、、?

そしたらとても嬉しいことだ

でも、それと同時に今までの発言を思い返すとまた突き放すようなことを言ってしまっていた

俺だったら悲しくなる、諦めるかもしれない

でも、らっだぁはここで引き留めてくれた

今ちゃんと意味を聞いたら答えてくれるだろうか

俺と同じ意味で、同じことを考えていたのか

p「らっだぁは、、前に進むためだけに来たの、、、?」

r「、、、どういうこと、?」

p「俺、、はまたらっだぁと仲良くしたいって思ってた、」

後ろから抱きしめられたので彼の顔は見えないのが怖く感じた

r「、、、俺も、俺もぺんちゃんと、仲良く元通りになりたかったから」

俺の考え方と同じ考え方をしていたことにびっくりした

でも、俺と同じ考えということは、、、

p「、、、ごめん、、」

r「どうしたの、、、?」

p「俺、、らっだぁがそう思ってること知らなくて、、、」

p「らっだぁに酷いこと言っちゃったかも、、、」

r「、、、そんなことない、、とは言い切れないけど、」

r「ぺんちゃんが気付いてくれてよかった、、」

r「俺はぺんちゃんのこと嫌いになんてならないから、」

r「絶対」

その言葉を聞いた途端心臓が大きく弾んだ

さっきまでのモヤモヤが一瞬にして吹き飛んだような不思議な感覚だった

r「ぺんちゃんに、、知って欲しい」

r「俺はぺんちゃんが居れば大丈夫だって」

r「俺が一番嫌なのはぺんちゃんがいなくなることだって」

その言葉が本当かどうかはわからない、けど

p「俺が、、、そばにいていいの、?」

r「俺はいて欲しい」

p「!、、、ありがとう、」

らっだぁが今幸せになればそれはいいことなんだろう

俺が今我慢してもらっだぁが辛くなるのなら、二人とも幸せになる方がいい

これから、ずっと先もらっだぁの気持ちが変わらないでくれたら俺はそばに居るつもり

このまま、一緒に居たいと言う気持ちと今まで気付かないでして来たことの罪悪感が混ざっている

だから、この行動が少しでも罪滅ぼしになれば、、と思う

らっだぁが、、、らっだぁと俺が幸せになること望んで、、、これから過ごしていこうと思う

それが俺にとって今一番大切なことだから



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