テラーノベル
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休日の昼下がり。
リビングのソファには、だらーんと伸びたこさめがいた。
🦈「いるまくーん」
📢「んー?」
キッチンから返事が返ってくる。
🦈「ひま」
📢「五分前も聞いた」
🦈「ひま」
📢「二秒前も聞いた」
🦈「ひまー」
いるまはコーヒーを片手に戻ってくると、ソファに座った。
その瞬間。
こさめは当然のように隣へ移動してくる。
🦈「よいしょ」
📢「近いな」
🦈「いるまくんの隣だもん」
そう言いながら肩に寄りかかる。
付き合い始めてしばらく経つが、こさめは相変わらず自由だ。
そして、いるまは相変わらずそれに弱い。
📢「暇ならゲームでもしろ」
🦈「やだ」
📢「動画見ろ」
🦈「やだ」
📢「なんでだよ」
🦈「いるまくんといる」
こさめはにこっと笑った。
いるまが数秒黙る。
そして。
📢「……そうか」
嬉しそうだった。
🦈「ちょろいな」
📢「聞こえてるぞ」
午後。
いるまはパソコンで作業中だった。
しかし視線を感じる。
ものすごく感じる。
振り返ると――
こさめが床に寝転がりながらこちらを見ていた。
📢「なにしてんだ」
🦈「見てる」
📢「なんで」
🦈「いるまくんだから」
意味が分からない。
だが本人は大真面目らしい。
📢「そんなに見て面白いか?」
🦈「かっこいい」
📢「……」
🦈「仕事してるいるまくん好き」
📢「……//」
🦈「えへへ」
いるまは顔を逸らした。
こういうところだ。
こさめは無自覚に褒めてくる。
しかも破壊力が高い。
📢「こさめ」
🦈「なーに?」
📢「お前、自覚ある?」
🦈「なにが?」
即答だった。
いるまは深くため息をつく。
夕方。
買い物帰りの道。
こさめは上機嫌でアイスを食べていた。
🦈「おいしい〜」
📢「落とすなよ」
🦈「だいじょぶ」
🦈「こさめを何歳だと思って‥」
ぽとっ。
🦈「あ」
落とした。
いるまは思わず笑う。
📢「ほらな」
🦈「アイスが旅立った……」
📢「新しいの買ってやるから」
🦈「ほんと?」
ぱっと顔が明るくなる。
まるで大型犬だった。
いるまはその顔を見るだけで甘くなる。
自覚はある。
かなりある。
📢「仕方ねぇな」
🦈「いるまくん優しい」
📢「お前限定な」
🦈「え?」
こさめがきょとんとする。
いるまは少し照れながら頭を撫でた。
📢「だから、お前には甘いんだよ」
🦈「そうなの?」
📢「そう」
🦈「なんで?」
その質問に、いるまは思わず笑った。
本当に分かっていないらしい。
📢「好きだからだろ」
立ち止まったこさめが目をぱちぱちさせる。
🦈「そんな理由?」
📢「そんな理由」
🦈「ふふ」
📢「なんだよ」
🦈「うれしい」
こさめはそう言って、いるまの腕に抱きついた。
🦈「こさめもいるまくん好き」
夕焼けの中。
あまりにも自然に言われて、いるまは少しだけ困った顔になる。
📢「だからそういうの不意打ちで言うなって」
🦈「だめ?」
📢「だめじゃない」
むしろ嬉しい。
かなり。
🦈「いるまくん」
📢「ん?」
🦈「ずっと一緒にいてくれる?」
こさめが見上げてくる。
いるまは迷いなく答えた。
📢「当たり前だろ」
その言葉に、こさめは幸せそうに笑った。
いるまはそんな恋人の頭をくしゃっと撫でる。
誰よりも大切な存在。
📢「ほら、帰るぞ」
🦈「うん!」
こさめは嬉しそうに腕を組んだまま歩き出す。
そしているまは、そんな姿を見ながら思う。
――やっぱり、こさめには甘すぎるな。
けれど直す気は、まったくなかった。
でき‥あい‥ってこんなんだっけ‥
あれ‥
ワタシ、リク、コタエレテナイカモ‥
アレ‥
リクください(年中待ってます)
藍翠 瑠蒼
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コメント
3件
リクエスト答えていただきありがとうございます🥹ほんとに尊すぎて読んでて幸せです🥲🥲🥲ありがとうございます!!!!!!!😢💞
みぅです🥀 ああもう、こさめといるまの空気感が甘すぎてやばかった……🫠💕「いるまくんといる」って言われたいし、「お前限定」って言いたいし、夕焼けの中での「ずっと一緒にいてくれる?」からの即答「当たり前だろ」に心臓持ってかれたよ。リクには答えられてないかもしれないけど、その宣言がもう最高の答えだと思う!焦らし最高〜🌙