この作品はいかがでしたか?
0
この作品はいかがでしたか?
0
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
最近、ヒナの様子がおかしいと思っていたが家を出ていくとは思わなかった。
「ヒナの居場所見つかったか?」
「いいえ、まだです…他の人にも聞いてみます。」
「ありがとう、俺のために他の人まで巻き込んで…」
「そんなことないですよ、ヒナさんが来てから社長の仕事の調子がより良くなって。本当に我々一同ソウジさんのために頑張りますよ。」
「君らみたいな人達が周りにいてくれて良かったよ。」
自分の部下が頑張っているなら、更に自分も頑張ってヒナを探そうとしたときだった。
「しゃ、社長っ!ヒナさんの居場所がわかりました!」
「わかった、今からそこに行ってくる。ありがとう!」
テレビでソウジの姿を見てから数日が経った。
(自分からあの家を出ていって都合がいいのはわかってるけどお見舞いするために家に行ってもいいのかな…?)
そんなこんなで考えているとインターホンがなった。扉を開けるとソウジが泣きそうな顔で立っていた。
「ソ、ソウジ、どうしたんだ?そんな顔をして?中に入って落ち着いて」
「あぁ…」
いつもはリーダー的でみんなの先導を行くようなソウジが今は、小さい子供が大事にしていたおもちゃが壊れて悲しんでいる位の差があった。
「落ち着いたか?何でここに居るのがわかったんだ?」
「心配をかけてすまない。それは俺と俺の部下でひたすら探した。」
「そっか…でもなんで僕のことを探すの?もう、番がいるのに」
「俺にはまだ番はいない。誰と勘違いしてるんだ?」
「えっ、だって…」
ヒナはアイカと出会ったことと何があったかを全て話した。
「まぁ、そうゆうことで今に至るといいますか…」
チラッとソウジの方を見ると更に落ち込んでいた。
「俺がしっかりしていれば…」
と、僕が悪いはずなのにソウジは自分を責めていた。
「なぁ、ヒナ。週末に何か用事はあるか?」
「えっ、無いけどどうしたの?」
「俺に最後のチャンスをくれないか。その日俺と一緒に来て欲しい所がある。それでもダメだったら諦めるから」
はいっ、後3話で終わりですのでもう少しお付き合い下さい
今日、テスト返されたんだよ。渡ったテストは赤点の心配はなかったからいいけど、明日のテスト返却が怖いんだよなぁ…
クラスで何人赤点出るか楽しみだ
(絶対に自分を含めて5人はいそう…)