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霊夢がツンデレすぎてネガティブメンヘラな夢主ちゃんが耐えれずに別れ切り出したら私以上の愛見せられた件
第1話 - 霊夢がツンデレすぎてネガティブメンヘラな夢主ちゃんが耐えれずに別れ切り出したら私以上の愛見せられた件
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2024年08月02日
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2024年08月02日
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「触らないでちょうだい」
「近づかないでちょうだい」
霊夢の記憶は全部悲しいものだった
「子供の頃は……もうちょっと可愛かったのに」
そう呟いたら「なによ、あんただって子供の頃はもうちょっと可愛げあったわよ」
ふんと鼻を鳴らされる
私は、自他ともに認めるメンヘラだ
そんな態度を毎日されてもう嫌になっていた
「ねぇ、霊夢」
「なに」
「私達、別れよう」
「っっ、は、え」
霊夢は目を見開いていた。
「もう嫌になったの、口を開けば「触らないで」とか「ついてこないでちょうだい」とか……もういい加減限」
「嫌よ」
「っ、なん」
「あんたを手に入れるためにどれだけ努力したと思ってんの?あんたの好きなもの、嫌いなもの、過去の恋愛事情、全部知ってるの。
あんたの好きなタイプになれるよう外見も努力した、なのに、なのに、なんで!!」
急に激情を見せられ驚愕する。
「……ごめん、私」
「うるさい、そんな言葉、いらない。あんたが別れるって言うんだからしょうがないわよね。こうしても、怒られないわよね」
「霊夢、好きだよ」
そう言うと、少し目を見開き、嬉しそうにこう言う
「じゃあ、別れ話は」
「これから……愛してくれるんなら許す」
「もちろん、愛してるわよ、誰にも見せたくないくらい」
ドクドクと心臓が高鳴る
なんでこの姿を最初から見せないのだろうか
まるで夢みたいだ、霊夢がこんなこと言ってくれるなんて
「ねぇ、○○私、もうあんたを他の人に見せたくない」
そう言ってちゅ、と触れるだけのキスをする
「だから……だから……甘んじて受け入れてね……♡」
とんっと首の後ろを叩かれると意識が遠のいていく
ああ、その姿表情全部大好き……♡