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過去編

4 - ─秀華編─

2023年08月26日

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俺は施設育ち?って言うのか?まぁ、孤児院で育った…色んな年齢の子供が居て、先生?が居た

俺は、捨てられた…って言い方が正しいか分かんねぇけど〜、道端で死にかけてたら、孤児院に連れてかれた…

俺は孤児院が嫌いだった、先生の気持ち悪い笑い方…、遊具の所で騒いでるガキ共、引き取れるいい子供がいないか、毎日くる大人…全部が大嫌いだ。

特に、先生の作り笑い…気持ちわりぃ…、反吐が出る、仕事が終わったら裏で…


「あんな親に捨てられた子供見てるとか、無理だわ〜、絶対、汚いところで育ったって感じが見てられな〜い笑」


どうせお前らは、綺麗な家で、美味しいご飯食べて…親に甘々に育てられたんだろうな、腹が立ってた…

今思えば、何に腹立ててるんだよwって感じだけど


まー、…そんなクソみたいな毎日に、神様が来た


先生?「新しく入る、お友達です!仲良くしてあげましょう!」

瑠桜「──瑠桜です、お願いします」_頭を下げる


瑠桜が来た時、俺の生活はほんの少しだけ変わった。

滅多にそん時は、誰とも喋らなかった俺に話し掛けてくれた、ってゆーか…きた?

俺がジャングルジムのてっぺんで、座ってたら…


瑠桜「こんにちは、名前教えてください…!」

秀華「わッ…!!」


びっくりしすぎて、確か落ちそうになったんだっけw?


瑠桜「だ、大丈夫ですか?」

秀華「うん、びっくりしたよ…俺は秀華」

瑠桜「綺麗な名前ですね、!」(,,> <,,)

秀華「う…あ、…ーありがとう」


えっとぉ…そん時に多分、ヒトメボレってやつ?した…


その日から毎日、話すようになって…いつの間にか、俺らは中学2年生になってた…、孤児院は学校とほとんど一緒で、勉強も教えられるので…通常の中学生と同じスピードで勉強は進んでる、先生に高校に進学するの?って言われた時確か〜…


瑠桜「あの…、秀華さん」

秀華「んー…??」

瑠桜「一緒の高校に行きたいです!」

秀華「ぷはッ…そんな事かぁ…ー!当たり前だろ?」

なんとなく、カッコつけて言ったけど、…正直言うとめっちゃ嬉しかった、


舞い上がってる時に、瑠桜が孤児院の中学生のいじめの標的にされた…、瑠桜は力が弱いし、抵抗をあまりしない、抵抗と言うより否定?か…?

俺は、それを気づくのが遅かった…、ある日話し掛けて来た時、瑠桜が絆創膏だらけで来た…


秀華「なんだよ、…それ」

瑠桜「なんともありません、!それより…──



もしかしてと思いながら、図書室に向かっている時…声が聞こえた


??「アンタ、本当に反抗しないよな!まぁ力無いし、しょうがないかぁー!w」

瑠桜「…い‪”‬…ッ」_蹴られる


秀華「何してるんだよ!お前ら…!!」

??「何って、見たら分かるでしょ!」

秀華「…ッ!」

??「早く死ねよ!事故で親死んだなら、お前も死ねば良かったのに!」


なに勝手に、死ねとか言ってんだよ…、折角、残して貰った命大切にしなきゃだろうが…、


瑠桜「ごめんな…ッさい…」

秀華「…ガン…!」_蹴り飛ばす


全部イラついて来て、思いっきし、蹴った笑


??「ちょっと!何してるの、!早く足を退かして!」

秀華「何にも知らない癖によぉ、簡単に『死』って言葉使ってんじゃねぇ…!!」

??「は、…?」

秀華「おい、瑠桜…行くぞ!」


今までで、1番でけぇ声出したのがその時だった


瑠桜「、…」

秀華「なんで言わなかったんだよ!」

瑠桜「…言えないです、怖いから」

秀華「黙れ…よ…、ホントに腹立つ…それで死んだらどーすんだよ…」ポロポロ

瑠桜「秀華さん、泣いてますか?」

秀華「泣いてねぇわ、ズビ…逃げよーぜ…ズビ」


めっちゃ泣いてんのに強がって、泣いてないふりしたっけ、笑


その後、めっちゃ走って、くそ走って…死ぬほど走って、廃墟になった…ビルの屋上に逃げた


まーそしたら、ヤバい奴が居て、w


秀華「おいッ…お前、!」

明澄「ん?…」


飛び降り?ようとしてる奴が居る?!って思ってたけど、


瑠桜「あの…危ないですよ?」

明澄「、…この世界からサー、」

秀華「?」

明澄「『死』なんて無くなったら、めっちゃ平和になると思わねぇー…?」


ホントに意味わかんねぇ事言ってるし、飛び降りようとしてるし、イカれてる奴だなと思った


明澄「それより…ー、お前ら誰、?」

秀華「え、今?」

瑠桜「とりあえず、降りませんか、?」

明澄「あ、ごめんごめん…」_降りる


明澄「シュウカと、リオね〜…シュウカってどーやって書くン?」

秀華「え、こう」_指を動かす

明澄「ソ、ー…女?」

秀華「なわけねぇだろ!俺だって名前気にしてんだ、!」

明澄「てかお前らなんでこんなとこ居んの?」


────


それからいっぱい話して、とりあえず明澄はヤバい奴って事が分かった、


明澄「一緒に行く?」

秀華「いや、俺らは自分でどうにかするから」

明澄「そっか、…じゃあまたどっかで会おうネー」

瑠桜「それでは、、!」


『死』なんて無くなったら世界は平和…か、…確かにそうだな、今、思い出すと…そうだよな、疫病とか、戦争とか…全部『無くなれば』、皆が幸せになれるんか…ー、アイツはちゃんと考えてんだな、


この世から、不幸で、悲しくて、苦しくて…辛いくて、『死』なんて重い言葉が簡単に口から出ない世界になって欲しい、って心から思うからこそ


戦わなきゃ行けないんだよな…


でもいつまで経っても、そんな世界になって行くばかりで…『無くなれば』なんて夢いつになんったら叶うんだよ、…

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