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望花side
教室につくと、ほとんどみんないて、授業の準備をしていた。
よし、私も次の準備しなきゃ。
そんなこんなで、授業が終わった。ほんとに1時間は長いって。
それで次は、帰りの会らしい。
雄太「それじゃぁ。みんな。たってください。」
みんな「はい!!。」
そう言って立ち上がる。
雄太「それでは、先生と帰りの挨拶です。さようなら。」
みんな「さようなら〜。」
そういうと、みんな帰る準備を始める。その時、一人で、ランドセルを握りしめる瑠衣に気付いた。
・・・・
望花「ねぇねぇ。いっしょ帰ろ!!。瑠衣。」
瑠衣「うん、いいよ、」
やっぱり元気ないな。
2人で歩くと、思ってたら―――
律樹「おい、瑠衣。いくぞ〜。」
飛鷹「そうだぞ。ほらぁ。」
なんと、戦闘仲間勢揃い。何かと縁があるな。コイツら。
望花「そういや、りっきー以外自己紹介してもらってないや。おしえて〜。」
奏汰「僕は、西田 奏汰〈ニシダ ソウタ〉。得意なのは、社会。」
うん、そう思ってた。分かってた。うん。
瑠衣「僕は、石村 瑠衣〈イシムラ ルイ〉。好きなのは……猫かな。」
なんか、可愛い。
飛鷹「それじゃぁ。俺の番だな。俺は、西田 飛鷹〈ニシダ ヒダカ〉よろしくな。俺は、お好み焼きかぁ、焼きそばかぁ、焼きいかかぁ。」
望花「全部、祭りの屋台で出てくるやつやん。」
飛鷹「そうか?。」
望花「そうだわ。」
仲間「「「「アハハハハハハ。」」」」
・・・そういえば、
望花「ねぇねぇ。奏汰と飛鷹って―――兄弟?」
奏汰「少し違うな。」
望花「?」
飛鷹「俺らは、双子だぞ。」
自慢げに言うなよ。ずるいじゃんか。・・・へ?。
望花「待って。ほんとに?」
奏汰/飛鷹「そう。」
望花「だったら、性格違いすぎんだろぉ。」
似ても似つかないっていうのかなぁ。確かに言われて顔立ちは似てるけどぉ。
望花「全然、性格にてないじゃん!!。」
奏汰「あぁ。」
飛鷹「よく言われるぜ。」
まじかぁ。
望花「全然、納得いかない!!」
律樹「まぁ。そう言ってやんなって。まぁ。わからなくもないけど、」
望花「なんでわかんねん。」
律樹「俺だって、はじめの頃は疑ってばっかりだったからな。」
飛鷹「なんでんだよ〜〜〜〜。」
仲間「「「アハハハハハハハハハハハハ」」」
瑠衣「あはははは、、、」
・ ・ ・
望花「瑠衣、どうしたの?言いたいことあるなら言ったほうが楽になるよ。」
瑠衣「いや、いいよ。」
瑠衣は笑ってみせた。けど、その目は少しだけ揺れていた。 私には分かっちゃうんだよ。あれは、無理してる笑顔だってこと。
望花「ほんと?」
瑠衣「……僕、何もできなかった。みんなみたいに動けないし…。僕、ここにいていいのかなって…」
望花「そっか。そうだったんだ。言ってくれてありがと。
でも、お前のせいじゃないと思うよ。できないことがあって、できることも少なくて…でも、それができる人がいるんだ。
だから――成長の可能性。伸びしろがあるってことなんだよ。」
律樹「そうだぞ。」
律樹は、珍しく真剣な顔をしていた。
飛鷹「そうだそうだ!!。」
奏汰「そうですねぇ。人がいるほうがたくさんの意見などが聞けるので僕も賛成しますよ。」
瑠衣「み、みんなぁ。」
少し、泣き目の瑠衣。
望花「フフッ。」
いい友達持ってるじゃん。瑠衣。
飛鷹「あ、そうだ!!明日って土曜日だったよな。だから、俺らんちで遊ぼうぜ。どうだ?。」
律樹「いいじゃんか。そうしようぜ。」
奏汰「そうですね。みんなで、ゲームしましょう。ソイング・ライト。最高六人まで、できるのでちょうどいいと思います。」
瑠衣「うん、僕も特に予定はないよ。」
望花「じゃぁ。午後、2時に飛鷹んちに集合!!。そういえば、飛鷹んちってどこぉ。」
飛鷹/奏汰「そこからぁ!!」
仲間「アハハハハハハハハハハ。」
まだ、3時過ぎたか過ぎてないかぐらいなのに、今日の終わりを感じた。