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今日は、飛鷹んちに遊びに行く。待って。まじで楽しみなんだけど!!。
そんなこんなで靴を履きながら、なんか胸がそわそわしてた。
こんなに楽しみな土曜日って、いつぶりだろう。多分、波佐ちゃんち行くとき以来だな。
広斗「あの、望花がとうとう、友だちを作ったのかぁ。」
遥花「しかも、男友達なんですよ。もう感心しちゃいますねぇ。」
杏耶「親バカは黙っとけ。」
広斗「とか言って、はじめ聞いて一番喜んで他のお前だろ。」
遥花「そうですよ!!。」
杏耶「…………」
・・・まぁ。そんな会話は無視しますか!!((
望花「それじゃぁ。いってきまぁす。」
杏耶/広斗/遥花「いってらっしゃい。(同時」
そうして私は、外へ足を踏み入れた。その時。
律樹「お、やっときた。」
・・・は?。(切実)
玄関を開けた瞬間、そこに立ってたのは――律樹だった。
……え、なんで? いや、ほんとに、なんで?いや、まじで待って、なんでオメェがおんねん。
望花「どうした?。え?。私の家であそぶんだっけ?」
律樹「いや、ちげぇよ。奏汰の家だわ。」
ふぅ。良かったぁ。
望花「ん?じゃぁ、なんで来てんねん。」
律樹「迎えに来た。どうせお前迷子になるだろ。」
・・・
望花「そ、そんなことないけどぉ。別に、方向音痴とかじゃないんだからね!!。」
律樹「絵に書いたようなツンデレやってんじゃねぇぞ!!。」
そうして 私たちは、飛鷹んちに向かって歩いていた。 「どんな家なんだろうね〜」って、みんなで話しながら楽しく歩いてる。
道ばたの花が、なんだかいつもよりきれいに見えた。
風も気持ちよくて、空も高くて――
なんか、全部が「今日はいい日だよ」ってそっと背中を押してくれてる気がした。
なんか、遠足の前みたいにちょっとドキドキしながら歩く道はとても短く思えた。それは、気のせいなのかな?。