魔族達が○○にいくら励ましの言葉をかけても○○には、全く響きませんでした。
ある日久しぶりに街に出ました。もちろん、目立ちたくないので変装魔法を使い、子供になって。
適当に街をブラブラしていると声が聞こえて来ます。
「また、○○様城から出てないんだって……」
「心配ねぇ……」
(俺の話…?………興味無いな移動しよ)
「なんか、△△って言うやつが死んでショックで引きこもったらしいよ」
「えー?不思議ね。普通は喜ぶのに。」
「そうよね。存続争いでは、絶対邪魔なのに…ねぇ」
「それに、あそこまでショック受けるかしら。」
「ねぇ、だって○○様は私達のために毎日毎日、街に降りてくださったのに△△は……何もしてないのよねぇ」
「役たたずなのによく置いておけたわよね。傍に」
(……………………)
○○は逃げ出しました。
後ろから嫌な笑い声がしたとしても。
(あんな奴らを守れって言うのか?△△。)
(あいつらは、お前のことを馬鹿にしたのに)
(………俺には、無理だ。)
コメント
1件
…… ちょっとそこのくそばばあ表出ろー?