テラーノベル
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ハイン「フフッ。変わらないわね、ハクランは?」と無邪気な笑顔で話しかけるのだった。
T「ハインさん…」
ハイン「元気にしてるじゃない、T?それにしても今のあなたは**『コー』**にそっくりね。」
T「コーって何ですか?」
ハイン「ミャンマー語で『お兄さん』を意味してるの。私のお兄さん、イェ・ウェイのバカな言動があなたにそっくり過ぎて笑えるのよ…フフッ」
T「確かにいい人そうですけど、まさか普段からしばいたりしてるんですか?」と怯えながら話した。
ハイン「当たり前でしょ?私に無理矢理キスしたり抱きついてくるからそれが気に入らないのよ。だからデコピンで吹っ飛ばすんだけどね。前に話したと思うけど、私は料理が苦手だからコーに助けられてるって訳」
ハインの心の声「兄はいつもいつも本当に情けないしバカ….バカで子供っぽいし甘えん坊だけど根は優しくて温かいわね。」と少し微笑んでいた。
ハインの回想シーン(実家の1階にあるミャンマー人のラテン料理店にて。イェ・ウェイ(当時21歳)が『ハイン!!』と叫んでハイン(当時16歳)の背中を「スッ!!」と抱きついて、頭でスリスリと擦り合わせて甘えるだった。
ウェイ『俺今日頑張って料理して店を大繁盛させたから、抱っこしてくれよぉぉぉぉぉ!!
俺にとって最高に可愛いし、美人な妹ソー・ハイン!』と言ってハインの肩に『チュッ!チュッ!』と2回キスをするのだった。
ハイン『やめて、バカコー。離さないと本気で殺すわよ?』
ウェイ『別にいいじゃねぇかよ?俺がいなかったらこの店どうなってたの?だから抱きつくぐらいしたっていいっていいだろ、なぁ?頼むよー!!』
ハイン『しつこいわね、わかったわ。今からアンタを本気で殺すけどいい?』と殺気がこもった雰囲気で兄を牽制するのだった。
ウェイがビビって怖くなって『ヒィィィィィ!!ご…ご…ごめんなさぁぁぁぁぁい!!』と。そう言って実家の階段へ『ドンドン!』と足音を鳴らして2階へ上がるのだった。
ウェイ『ハインのこの毒舌最高にうれぴー!!』と鼻血を出しながらも大きな声で叫んでいた)
みりみ「そうなんですよ!!だから彼女の実家の『ミャンマー人のラテン料理店 〜グアダルーペの聖母に捧ぐジビエ〜』っていう店が繁盛してるんですよ!!まあ料理はハインの兄がしてるんですけどってあなた誰ですか?!」
T「Tと申します。」
Tの心の声「やっぱ私は影が薄いんですか…」
ハイン「アンタは黙ってなさい、みりみ。」と従弟のみりみを牽制していた。
みりみ「ヒィィィィィィィ!!!!」とハインのこの殺気の籠ったオーラに圧倒されるのだった。
ハイン「紹介するわね。私の従弟でミャンマー人と日本人のハーフの潮楽みりみっていうの。Tより一つ年下なの」
ムラクモ「ハインさんは只者じゃないですね、本当に」
コメント
1件
ああ、第21話読み終えました!ハインさんの過去話、めちゃくちゃ面白かったです。特にイェ・ウェイお兄さんの「最高にうれぴー!」って鼻血出しながら叫ぶシーン、もう完全にバカで可愛くて笑っちゃいました。でもハインさんの「本気で♡♡♡」って殺気と、その裏にある「根は優しい」っていう心の声のギャップがたまらないですね。みりみちゃんの登場も新鮮で、また賑やかになりそうな予感がします!