壁尻 超ご都合 頭空っぽにして読んでください
🍌side
「…?」
腰周りに謎の違和感を覚えて目を覚ます。
瞼を開いた瞬間、目の前の白さに思わずまた目を瞑る。
ここは真っ白で無機質な部屋だった。
それと…何故か俺は壁から生えている。
いや、たぶん穴の空いたところに丁度俺の腰がフィットしているせいでそう見えのだろう。
…いやおかしいな!?
しかも穴のある位置が少し下気味で、腰が反るような形になってしまう。
だいぶキツい体制だし、見えていない下半身が心配になる。
ガタッ
もしかして誰か人がいるのか?
だとしたら俺のこの醜態も晒されているのか?
「おーい?」
「!?」
この声の主はめんだった。
あちら側にいる人がめんだとわかって思わず口を手で塞いだ。
めんは俺の好きな人だから。
こんなかっこ悪いとこ気づかれたくない。
「…話せない状況なのか?」
「…」
こうなれば都合がいい。
ずっと黙って居ればいいのだから。
「なぁ、この壁に書いてある事をしろって事だよな?」
何?壁に文字が書いてあるのか?
だったら話が早い。
きっとその条件をクリアすればいいのだろう。
早く読み上げてくれないか。
「…えっと、読み上げていいのか?」
「っ、尻の人を挿入してイかせたら出れる部屋…」
「…??」
「分からなかったか?もう1回言うからな。」
「尻の人、つまりアンタをイかせたら出れるんだよ。」
挿入…?
イかせたら出れる?
イかせられるの、おれ?
やだ、やだ、どうしよう、何とかしてでなきゃ
そんな恥ずかしいこと俺には無理だ。
でもこのまま餓死しようってのか?
それは流石に御免だ。
ガタゴト
「んーと、これ?かな」
多分これは引き出しの物を漁る音…
じゃなくて!めん順応しすぎだろ!!
精神的な疲労の方が早そうに思えてきた…
🐷side
ふと目が覚めたら白い天井、無機質な壁、それに尻。
いやどういう状況?
というか誰だこの尻。
生きてる?
こういう壁飾りみたいなのだったりしない?
なんて思っていたら、足を動かしたりしてたからきっと大丈夫。
とりあえず立って声をかけた。
「おーい?」
「…」
相手は話せないもしくは話したくない状況にあるのかもしれない。
あまり相手のことを詮索しない方がいいだろう。
そう思って少し顔を上げると壁に文字が書いてあった。
さっきまで絶対なかったのに。
ちなみに書いてあったことはこう。
『尻の人を挿入してイかせる事が出来たら出られる部屋』
と。
本当はやりたくないし、相手が可哀想になる。
だが、出られないのは俺だけじゃない。
きっとこの尻の人も出られないはずだ。
だったら話が違う。
ドアもないしやるしかないのだろう。
俺は覚悟を決めた。
「っ、アンタ男なのかよ…」
「…」
落胆と言うより相手が本当に可哀想になってきた。
知らない男に掘られるとか、ショックすぎるだろ…。
「…ゴメンな」
一言謝罪してローションを手に垂らす。
それから後孔に指をつたう。
「っ、」
尻の人がビクリと身体を震わせた。
というかずっと尻の人と言っているが名前くらい教えて欲しかった。
第一関節までははいったが何よりキツく、出し入れを繰り返す。
「ん、ぅ」
「大丈夫か?苦しかったり…」
少しだけだが声が聞こえた。
喋れなかったのではなく喋らなかったのだと気づき少し安心した。
だとしたらなぜ喋らなかったのだろう。
そうこうしているうちに第二関節まではいり、最初よりだいぶ解れてきたと思う。
少し広げるように色んなところを押す。
「っ、あッ!?、んぅ??」
「痛かったのか?大丈夫かよ?」
「…だいじょぶ……」
大丈夫、そう言った声に聞き覚えがある。
いや、聞き慣れた声だ。
「…おんりー?なのか?」
「っ!!や、ぅ…うん…」
「え、あ〜…」
🍌side
最悪だ。
本当に最悪。
涙が出てきた。
そりゃあ声を出したらバレそうだとは思ったけど…。
「な、続けていいか…?出られねえだろ」
「ぅ〜、もういいから!はやくいれてよ…」
「泣くなって!」
「泣いてないし!」
「だって鼻声」
「うるさい!」
めんは優しいからそう言ったってゆっくり解してくる。
またさっき変な感じがした所を指がかすめる。
「んッ…♡」
めんのことだ。
察しが良くてそこが気持ち良い所だと気づいたのだろう。
そこをまた執拗に押してくる。
「ぅ、あっ♡ふーッ」
「あッあッ、やら、そこぉ」
「ヤダじゃないだろ…」
知らないうちに指がもう一本増えてることに気づいた。
めんの大きさなんて知らないからただじっと待つしかないのだろう。
「ごめんけど時間かかるかも」
「ん、わかっ、たぁ」
どれくらい経ったのかは分からないが、今指が3本入っているのはわかる。
指をバラバラとまばらに動かされる。
これでいいと思ったのか、指がゆっくりと引き抜かれていく。
「…っ、」
普段感じないはずの中にひんやりと空気が触れる。
つめたくっていやだから早くいれて欲しいと思った。
「ッいれるぞ」
「う、ん」
後孔に熱が宛てがわれる。
少し挿入されただけで分かる。
「でか、くない…?」
「煽んなよ」
「あお、ってねーし」
ゆっくりと中に入ってくる異物感。
キツい。苦しい。あつい。
「は、あ、くッ…ぅ」
息を吸おうとするがはくはくとなり上手くいかない。
かなり入ったんじゃないか?
もう十分だ。
「ぜんぶ、入ったぁ?」
「まだ、はんぶんだ」
「は?んぶん?」
有り得ない想定以上の大きさに血の気が引く。
「な、一気にいくぞ」
「むり!むりむり!そんなおっきいの無理だって!」
「いけるって」
そう言って俺の気持ちいいところに先っぽをグリグリとする。
「あぁッ♡う、むりぃ♡ふッあ♡♡」
「…そんなに感じんのかよ」
「ッいくぞ」
ドチュ
「っあ゙〜〜ッ♡♡♡は、あ、♡♡ッ…♡♡」
「はは、すっげ♡」
ドチュドチュ
「あ、♡♡うあ♡♡♡っ♡♡」
「あたま、♡おかしく♡♡ぅ〜〜ッ♡♡♡」
「おれ、まだイッてねえんだけど?」
「むり、むりぃ♡♡♡めんッめんッ♡♡たすけぇ♡♡♡」
「ッう〜〜〜ッッ♡♡♡あ゙ッ♡また♡♡」
行き過ぎた快感に頭がおかしくなる。
もうやめて欲しいのにもっと欲しい。
そうだ、俺めんに入れられてる。
そう思うと顔に熱が集中して行く。
きっと今は見るに堪えない顔をしてるだろう。
「おれ、♡も、いった♡♡からぁッッ♡♡♡」
「もうちょ、っとがんばって、くれよ♡」
「やらぁ、♡しんじゃ、♡♡めん〜ッ♡」
「ッ、いきそ、」
「あっ、あっ♡♡あ、んぅ〜〜ッ♡♡」
「っ〜〜ッ♡」
ビュクビュクと波打つような感覚がする。
「は、あッ、♡めんのばかあ♡♡」
「ッそ、う…」
「でかく、すんなぁ♡♡」
「もぉ、でれるのにぃッ♡♡」
「…そうだ、ドア」
「ある!」
めんは俺から自身を抜いて嬉しそうに言う。
穴はいつの間にか大きくなって俺が出れるサイズになっていた。
「は、よい、しょ…」
穴から出れた瞬間腰が抜けて尻もちを着いてしまった。
「っ、おま…なんて顔…」
「は?あ…」
やってしまった。
ぽやぽやする頭でも分かる。
見上げたらめんの顔がある。
そっちはそっちで少しスッキリしたような顔しないで欲しい。
🐷side
ヤッちまった。
気持ちよかったけど…
しかもおんりーのこと好きだったのに。
それよりもコイツ…おんりーの顔がエロすぎてやばい。
顔は赤いし汗も涙も酷い。
「…立てるか?」
声をかけると首を横に振る。
そりゃそうだ。
無理させちまったしな。
「ゴメンな」
本日二度目の謝罪をすれば睨まれる。
そんな顔も可愛いと思う。
俺、そんだけコイツのこと好きなんだろうな。
コイツはそうじゃないだろうが。
終
コメント
4件
初コメ失礼します✨️今回も最高めす…(т-т)♡ 供給たすかります!、!
いや両思いなの尊いって… 今回も神作品ありがとうございます<(_ _*)> 目の補給になりますわ