この作品はいかがでしたか?
16
コメント
30件
リーフキタ━(゚∀゚)━!
うぉぉぉ…さいこぉぉ…ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ
ちなみに関係性的にはこういう感じ…。 ライウ➡︎イツキ『嫌いなはずなのに…なんか嫌いになれない』 ライウ⬅イツキ『ライちゃん大好き!尊敬!良い奴!守りたい!』 …っていう感じです。はい…2人とも尊いですね☆
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リーフキタ━(゚∀゚)━!
うぉぉぉ…さいこぉぉ…ԅ( ¯ิ∀ ¯ิԅ)グヘヘヘ
ちなみに関係性的にはこういう感じ…。 ライウ➡︎イツキ『嫌いなはずなのに…なんか嫌いになれない』 ライウ⬅イツキ『ライちゃん大好き!尊敬!良い奴!守りたい!』 …っていう感じです。はい…2人とも尊いですね☆
前回のあらすじ…
俺は平凡な中学生『切崎 雷雨』。俺はとあるアプリをインストールしたせいで、突然知らない異世界に飛ばされてしまった。そこで謎の変な少年と、イケメンな幼なじみと、仲間だと名乗るウサギと出会った。そして俺はなぜかこの世界のヒーロー…というか…英雄になってしまった…。俺の人生はこれからどうなるんだぁぁぁ!?
-学生寮-
イツキと再会し、英雄になってしまった俺は、行く宛てがなく途方に暮れていた。だけどイツキがどうにかしてくれて、寮の部屋に住めるようになる代わりに、転入試験を受けなくてはならなくなった…。(転入試験嫌だぁぁぁぁぁぁ…。)
【ライウ】「ていうかイツキたちみたいな…ここの人達って…もしかして現実世界の記憶がないのかな…。イツキは普通にここの学校に通ってるし…あれはイツキであって…イツキじゃないのか…?ねぇ…ハピ…。」
【ハピ】「なに〜?ライウ〜!」
【ライウ】「ここの人達って…現実世界で生きてた頃の記憶ってないの?」
【ハピ】「あー…それに関しては多分…記憶自体が消されてるんだラビ…。」
【ライウ】「えっ…消されてる…?」
【ハピ】「そうなんだラビ!この世界はネビュラっていうやつ仮想世界なんだラビ!だからネビュラからの影響が消えない限り…思い出すことは無理だと思うラビ…。」
【ライウ】「そうなんだ…。」
【ハピ】「でも僕の知り合いだと…今の現実世界は最悪な状況らしくて…この世界でもし命を捨てたとして…元の世界に戻れたとしても…文明だけが残されているだけで…人類は滅んでいるかもしれないんだって…。」
【ライウ】「なるほど…。みんなここに呼ばれて…この世界の住人として転生してしまってるわけだから…現実世界には人がほぼいない状態なんだ…。」
【ハピ】「そうなんだラビ…。だからライウの力でどうにかするしかないラビ!」
【ライウ】「あれ?でもさ…俺に力を与えてくれた少年って…もしかしてネビュラっていう可能性も…。だとしたら…なんで…?」
【ハピ】「それについては分からないラビ…。ネビュラ様について…しっかり知ってる人を見つけないと…。」
【イツキ】「ねぇ…その話…どういうこと…?」
【ライウ】「あっ…。ヤベッ…!イツキ!これはその…!」(マズイ…このままじゃ…俺の正体が…!)
【イツキ】「やっぱり…ネビュラ様ってホントにいるの…?」
【ライウ】「えっ…?イツキも知ってるの!?」
【イツキ】「知ってるよ。この世界ではとても有名な神様の名前だよ。だけどほとんどの人は…あまり信仰してない人も多いんだって。」
【ライウ】「そ…そうなんだ…。」
【イツキ】「やっぱりこの世界って…現実じゃないんだ…。元々生きてた俺らの世界じゃないんだ!」
【ライウ】「えっ…イツキ…記憶があるの!?」
【イツキ】「うん…。俺も記憶が消えかけてたんだと思う…。何も疑問を抱かずに…普通に過ごしてた…。だけどなんか…変な夢とか…別の人の記憶が混ざってきてるような感じがして…。」
【ライウ】「そっか…。でも別の人の記憶が混ざってるって…誰と混ざってるんだ?」
【リーパー】「それはイツキくんのその体自身だよ。」
【ライウ】「うわぁぁぁっ!?誰ぇ!?」
【リーパー】「ごめんねぇ…。鏡の中から…ちょっと…失礼するよ…!」
【イツキ】「えっ…なんで鏡の中から人が出てきたの…?超能力…?ていうか不法侵入…。」
【リーパー】「あぁ…そうだよ…。てか不法侵入って言わないでくれ…。傷つくんだけど…。」
【ライウ】「いや…オマエが悪いんだろ。せめて透明人間にでもなって…ドアから入ってこいよ。」
【リーパー】「言い方酷くない…?君たち…。」
【ハピ】「リーパーさん…!来てくれたんだ!」
【リーパー】「あっ…ハピ…ちゃんとこの子たちを導いてくれて…とても助かった…。ありがとう。」
【ライウ】「オマエら知り合いだったのかよ…。まさかコイツが…魂を元に戻してくれる人?」
【ハピ】「そうラビ!この人はリーパーさんだラビ!」
【リーパー】「挨拶するのが遅くなってしまってすまないね…。はじめまして…2人とも。僕はリーパー…よろしくね。」
【リーパー】「突然だけど…これから時間はあるかい?時間があるなら…この世界についてたくさん話したいと思っt…」
【ライウ】「いいからさっさと話せよ。不法侵入者。(辛辣①)」
【イツキ】「そうだそうだ〜!話せ話せ〜!(辛辣②)」
【リーパー】「思ったよりも口が悪いな…この子達…。」
【イツキ】「ていうか僕の体自身ってどういうこと…?」
【リーパー】「今のキミたちの体の中にはもう1つの存在がいるんだ。例えばライウくんの場合…『ライウ』という存在でもあれば…今は『サンダー』という存在でもある。」
【ライウ】「ん〜?つまりどういうこと…?」
【リーパー】「簡単に言うと…ゲームをする時…必ず自分の代理となるキャラを作るだろ?だけどソイツは自分自身であり…自分ではない。今は自分の代理となるキャラに…君たちの魂が実際に移っているだけなんだ。」
【イツキ】「なるほど…。中身は自分だけど…体は自分じゃない…。元々空っぽだった体に…僕たちが乗り移ってる状態…みたいな感じか…。」
【リーパー】「そういうことだよ。もし体から魂だけ出ていってしまった場合…強制的に現実世界に戻される。」
【ライウ】「うんじゃ…これはどうするんだよ…。」
俺はそう言いながら、この前戦った黒い怪物たちが落とした宝石を渡した。
【リーパー】「大丈夫だ。僕の施設にあるシステムでどうにかなる…。」
【イツキ】「システム…?ていうか…やっぱりアレ…ライちゃんだったんだ…。」
【ライウ】「あっ…バレた…。まぁ…もうほぼバレてたようなモンだったし…いいかなって…。」
【リーパー】「こ〜ら…もっと警戒しなさい。」
【ライウ】「うっ…すみません…。」
【イツキ】「それで…あの怪物さんたちの命が…戻るってこと…?」
【リーパー】「そういうことだよ。ついてきて…ここからは鏡で移動しよう。」
-研究施設-
【ライウ】「おー…なんか思ったよりデカい施設だなぁ…。」
【リーパー】「僕はネビュラ教に入ってはいるが…ネビュラのことを知るために入っているだけなんだ。だから…ここのことは秘密にしてくれ。」
【リーパー】「ここだよ。」
【イツキ】「これ…たくさん機械の中に宝石が1個ずつ入ってる…。」
【リーパー】「ライウくん…手を…。」
【ライウ】「ん?片手出せばいいの?」
【リーパー】「そうだよ。今の君ならできるはずだ。意識を集中して…能力を覚醒させるんだ。」
【ライウ】「ん…?集中…?うわっ!?」
意識を手に集中させると、手から光が溢れ出した。眩しい…でも暖かい…。
【イツキ】「あれ…?宝石の形が…!」
宝石が入った機械に、光が入っていく。すると宝石が人の形にどんどん変わっていった。
【リーパー】「これで大丈夫だ。」
【ライウ】「これって…どういうこと…?俺は何をしたの…?」
【リーパー】「君の能力は電気だけじゃない…あらゆるものを創造する能力を持っているんだ。今はその能力の使い方を教えただけだよ。」
【リーパー】「君がこの人たちの体を作ったんだ。」
【ライウ】「俺が…うっ…!?うぅぅぅぅぅぅぅ…。」
【イツキ】「ライちゃん!」
【リーパー】「っ…!?すまない…!負担をかけすぎた!この能力は使いすぎると…体に負担がかかってしまうタイプなのか…。」
【ライウ】「うぁっ…うっ…。危ねぇ…ガチで…。」
【リーパー】「ダメだな…この状態じゃ…全員救うことはできないな…。他にも方法を考えないと…。」
【ライウ】「あと…なんか…話さなきゃいけないこととか…あるんじゃねえの…?うっ…。」
【リーパー】「あぁ…そうだな…。君たちは元々いた世界のことを絶対に話すな。話してしまえば…これまで以上に目をつけられるだろう。」
【イツキ】「分かりました…。」
そしてしばらくすると、イツキのスマホが鳴り始めた。
【イツキ】「あれ?もしもし…?えっ!?また学校に!?うん…分かった…今すぐ向かう!」
【イツキ】「すみません…リーパーさん!」
【リーパー】「あぁ…行ってこい!あとこれも持っていけ!イツキくんなら使えるはずだ。」
【イツキ】「これって…。ありがとうございます!」
-躑躅学園-
【イツキ】「うっ…あわわわわ…!?イデッ…!」
【ライウ】「イデェッ!?」
【イツキ】「ぐぇっ…!なんでこんなとこに…。」
【ライウ】「ワープさせる座標ミスってるってば…あのポンコツ死神野郎…。」
【イツキ】「というか…これどうやって変身すれば…?」
【ライウ】「とりあえずブレイヴチェンジって言って…本の窪んでるところに入れればいいんだとよ。行くぞ…!」
【イツキ】「えぇぇぇっ!?いきなり!?」
-変身シーン-
【2人】「ブレイヴチェンジ!」
【ライウ】「『カムイイメル』…!」
【イツキ】「『シップウフウジン』!」
【2人】「レッツメイクオーバー!」
【ハピ】「2人ともレッツゴーだラビ〜!」
【2人】「やっぱりついてきてたのかよ!?」
【リーフ】「おー!って…あれ!?頭に耳生えてる!?」
【サンダー】「耳4つじゃねえか!?」
【リーフ】「ホントだぁぁぁぁぁぁ!?」
【ハピ】「まずそこに驚くのラビ…?」
【サンダー】「まぁ…とりあえず行くしかねえな…。ちなみに名前は?」
【リーフ】「うーん…リーフで!」
【サンダー】「相変わらずセンスがいいなぁ…。」
【リーフ】「よいしょ…!ふっ…はぁっ…!体が軽ぅぅい!わおぉぉぉん!ぐへぇっ…!?」
【サンダー】「おい!壁にぶつかってどうすんだ!」
【リーフ】「えへへ…ごめんごめん…。うおっ!?疾風の如く駆ける!リーフィータイフーン!」
【怪物たち】「ウぅゥわぁァぁ…!?」
【サンダー】「追加で食らっとけ。ライトニングライン!」
【怪物たち】「うぅウア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…!?」
【サンダー】「あれ?てか…俺ら技とか出せてね?まだ戦えるようになったばかりなのに…。」
【リーフ】「あれ…?そういえばそうだね…?ていうか一直線に電撃放つなんてカッケェじゃん!いいなぁ〜!」
【サンダー】「オマエの技はグルグル回って…たくさんの敵を巻き込むのか…。」
【2人】(ん…?これ…組み合わせたらヤバいんじゃね…?やるか…!)
【サンダー】「行くぞ…!リーフ!」
【リーフ】「ドンと来ぉぉぉい!リーフィータイフーンと…!」
【サンダー】「ライトニングライン…で…!」
【2人】「ライトニングタイフーン!」
【リーパー】「すごいな…あの子たち…期待以上だ…。」(お互いの技を合わせて…新しい技を作るとは…。あの子たちなら…できるかもしれない…。)
-ビルの上-
【サンダー】「これで全員倒したか?」
【リーフ】「どうやらどこにもいないみたいだね。」
【サンダー】「やったな。ほい…ハイタッチ。」
【リーフ】「…!うん!ハイタッチ!アンド〜…ギュー!」ギュッ
【サンダー】「うわぁぁぁっ!?くっつくなぁぁぁ!」
【リーフ】「えぇ〜…別にいいじゃん!サンダーのケチ!」
【サンダー】「はぁぁぁ…オマエみたいなヒーロー気質なヤツ大っ嫌い!決めた!俺…転入試験に合格して…オマエと同じ学校行って…オマエよりも頭良くなる!」
【リーフ】「えっ!?来る気になったの!?伝えたとき…嫌だって言ってたのに!」
【サンダー】「気が変わった…。行ってやるよ…躑躅学園。」
【リーフ】「や…やったぁぁぁぁぁぁ!ライちゃんと一緒に学校行けるんだぁぁぁぁぁぁ!」
【サンダー】「だからくっつくなぁ!離れろ!」
【リーフ】「これからもよろしくねぇぇぇぇ!ライちゃん!」
【サンダー】「俺の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
こうしてイツキも英雄『リーフ』として変身できるようになり、めでたく仲間が増えたのだった。だけど…ちょっとコイツのテンション面倒だな…。