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──────いえもん視点──────

本当に多数決を取り始める。

しかし、やりたい人〜と手を挙げるのではなく、1人ずつやるかやらないかを理由と共に聞き、最終的にはめめさんが決めるというもの。


最初は俺が先陣をきる。

「俺は行かなくてもいいと思います。」

「理由は?」


その場にいる全員の視線が突き刺さるが、俺は構わず続ける。


「ぶっちゃけメリットがないです。人間どもを助けて何になるんですか?俺達にも人外達にも無害です。まあ、どーでもいいです。なんならこっち側に被害が起きるかもしれません。ならやめた方がいいかと。」


めめさんは納得したように相槌を打つ。


「そういう考えもありますもんね。

では次、レイラーさんお願いします。」


めめさんは簡潔に一言を述べ、次を促す。


賛成ゼロ人  反対1人



「私は師匠に任せます。別に師匠と一緒ならば何でもしますよ!任せてください!まあ、人数が半々になっていたら反対にしといてください。面倒事はごめんなので」


「まあ、どちらかと言うと反対で?」

「はい!」


賛成0人  反対2人


「まあ、依頼を受けるってことは倒すってことでもありますよね。」

「次、みぞれさんお願いします。」


めめさんは深く頷き次を促す。

みぞれさんはこくりと頷いてから話し始める。


「私は賛成です。私は救える命があれば救うべきだと思っています。まず、ルカさん達にあって状況などの説明を受けたり、しっかりと真実について知った方がいいと思のだ!」


口調がバラバラなみぞれさんだが、賛成ではあるらしい。


賛成1人  反対2人

「確かにこのままだとどっちが悪いか埒が明かないですもんね。」

「次、れいまりさん。」


れいまりさんは大きな声ではい!と返事をすると話し始める。


「私は賛成です!人間のことは大っ嫌いですが、駒にはなると思います。助けた恩を売っておいて、私たちの国が攻め込まれたら、そいつらを兵として使いましょ!少しくらいは時間稼ぎが出来ると思います!」


れいまりさんはいきいきとした様子で語る。その笑顔はもはや正気の沙汰ではなかった。

人間を物のように扱いは人間の俺は恐怖を感じる。こちら側でよかったと心底思った。


賛成2人  反対2人


「人間を兵にしたとしてなにか役立ちますかね…?まあ、いいでしょう。」


「次、がんます!」

「なんで私だけ呼び捨て!?」

「うるさッッ!?」


ガンマスさんは半分音割れして叫んでいる。現実で音割れってできるのか…?と、なぞに疑問を持ちながら、今度は音割れしない声で冷静に話し始める。


「まあ、賛成ですね。人は人外とは違い個人の力は弱いですけど、集まれば強くなる生き物だと私は思っています。そして窮地には異常な団結力を見せてきます。それには目を見張るものが多くあったので賛成です。」


多分全員が思ったことがある。それをめめさんが代弁してくれた。


「ガンマスさんにしては真面目過ぎません?」

「ひっどいなおい」


ガンマスさんの顔についてある紙の目がつり上がる。怒っているようだ。この紙便利すぎないか…?


賛成3人  反対2人


「…そういう意見もあるでしょう。次、茶子さん」

「あ、わ、わたすですか?」

「はい、わたすです。」


茶子さんは目で見てわかるほど緊張しており、あわあわしている。


「わ、私は賛成…かな?」

「賛成多いですね」


めめさんは一言ツッコミつつ、茶子さんに続きを促す。


「えっと…元々反対だったけど、師匠の話を聞いたら、確かに…と思ってきて…だから、です。」


短いが、その一言一言から優柔不断であることが察せられる。

人の意見で自分の意見を変えてるな…ほんとに納得したのか?


なんて少し棘のある言葉で思ってしまう。

が、言葉には出さないで、心の奥底に溶け込ませる。


「まあ、いいでしょう。次行きましょう。お願いします菓子さん」

「了解しました。」


菓子さんがすらりと手を挙げ、内容を喋りだす。


「私は反対よ。集まれば集まるほど強くなる…それは正しくもあり、間違っているとも思うわ。

だって、集まれば集まるほど自分達が強いものだと錯覚して力の差すら分からず敗北する。そして、悪いのは人外側だと平気で嘘をつく。能力者だって、その力を権力、地位、金のために使っているじゃない。


──────人間はまともではない。


それが私の中で結論づけられた。ただ、それだけ。だから私は反対よ」


正確に、鋭い意見が会議の場所に矢を放つ。しかし、その言葉は真実であり、嘘偽りの無い言葉だ。全員が固まり、思考に没頭する。

しかし、茶子さんがその静寂を打ち破る。


「菓子!すごいよ!その意見その意見めちゃくちゃ共感できるよ!」

「そう///?私の意見を言っただけなんだけれど///」


茶子さんと菓子さんの周りには幻覚だが、花が周りにとんでいるように見えるほど空気が暖かく柔らかい。


賛成4人   反対3人







はい!ここで切ります!1回データ吹き飛んで朝から最悪の気分でしたが、何とか投稿できて良かったです!次回はこの続きになりますね…そろそろ日常編とか、過去編とか入れたりしたいんですよね…

まあ、全員揃ってからになると思いますけど…


それでは!おつはる!

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