テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
Mafioso×chance
キス有かも
c「ん、、」
俺は頭が痛くて起きた。昨日あったことも、何をしようとしたかも忘れるくらい頭が痛い。
c「痛み止め、どこにしまったかな、」
俺はマフィが居るかどうかも見ず、薬を探した。マフィが俺を心配してくれるわけが無いから。自分一人で生きていかないと行けないんだ。
c「あった、」
運良く痛み止めではなく正規品の頭痛薬を見つけた。ざっと手のひらに薬を出す。
手のひらに出しすぎてしまった。直すのも面倒臭い。このまま飲んでしまおう。
c「ぁ、?」
手が動かない、というよりか掴まれている。誰に?分からない。薬も飲めないのか、クズで、役たたずで、好きな人にも捨てられて、一人で生きれなくて、、、疲れたなぁ、
Mafioso目線
m「、chance?、」
chanceが隣にいない。頭を抑えていた、のか?頭痛薬を探しているのだろうか、そうだとしたらchance1人では危ない。
俺も一緒に探そう。
そう思いながら部屋を出てリビングへ行く。
すると目の前にはフラフラと歩いているchance。chanceの手のひらにはざっと数えて10錠以上の薬が握られている。
m「ぁッ!!」
声より先に手が出てしまった。良かった、飲んでいない。おそらくchanceは俺が、眼中に無いのだろう、ずーっとハテナを浮かべた顔をしている。
c「、腕が上がらない、、どうして、?」
m「、、、、chance。俺の声聴こえるか?」
c「、?ぁ、マフィ、、居たんだね、ごめんな、、」
m「なぜ薬を?」
c「頭が痛くて、薬を出したらいっぱい出ちゃって直すのが面倒臭かったんだ」
m「いいかchance。薬を飲む時とか、なにかする時はどんな時でも俺を頼ってくれ。」
m「いいな?」
c「、迷惑だから言わない。俺が居てもいなくても一緒だろ?」
m「迷惑じゃない。頼って欲しいんだ。わかったな?」
c「、わかった、」
俺はとりあえずchanceを落ち着かせる事に成功した、、はず。、
成功したとしてもこうなるか???
c「マフィ、果物食べたい。」
c「マフィ。なでてほしい、」
c「マフィ、はぐしてくれよ、」
m「頼ってくれるのはありがたいが、、くっつきすぎじゃ、、」
俺は理性を保つのに必死でよくわかっていない。chanceがこんなにベタベタしてくるのも初めてだ。だから、余計によく分からない気持ちになってしまう。
chance目線
m「なぁchance、最近なんであんなベタベタくっついてくるんだ?」
c「、ダメだった、?ダメなら辞めるよ、」
頼ってくれって言ったのはマフィじゃん、俺だって甘えたい時は甘えてるし、頼る時は頼ってるだけなのに、なんでそんな言われなきゃダメなの、?
m「ダメとかじゃなくて、その、理由が知りたいんだ、」
c「言っても覚えてないと思う。前の話だし、俺がマフィに構う理由ってそんな必要なの?そうなんだったらもういい、一人でご飯も作るし、一人で寝る。」
m「、、そうか、、わかった。もう口出ししないよ。けど、寝る時は隣で寝たい。嫌なら背を向けてくれて構わないから、」
c「。なんでそんな俺を必要とするんだよ、他の奴でもいいくせに、」
m「は?ふざけんなよ、俺がどれだけお前に好意向けたと思ってんだよ、ずーっとお前を見続けて?やっと付き合えたのに、俺がお前以外を好きになると思うか?お前が俺でいいって、俺だけがいいって思って欲しくて、、、ごめん、いいすぎた、」
c「、、、」
マフィはマフィなりに、俺に好きって伝えたかったのかな、それなのに俺はその気持ちに気付かずに踏みにじって、無視して、傷つけたんだな、、
ごめんな、マフィ
就寝時間
c「、マフィ、あの、ぉ、おやすみ、し、仕事も休憩しながら、頑張ってね、、 」
m「、あぁ。」
やっぱり怒ってるのかな、明日朝からちゃんと謝ろう、
そん考えながら俺は布団へ潜り込む。マフィが来ても大丈夫なようにマフィが寝る方向へ体を向ける
Mafioso目線
m「またchanceにいいすぎてしまった、、くっつかれるのは嬉しいんだが、本当に俺が好きなのか不安なんだよな、、」
そんなことを口にしながら寝室へ向かう。
m「…まじか。」
chanceが俺が寝る方向にchanceが向いている。ということは隣で寝ていいと言う事。なはず。
m「いいすぎてごめんな。」
俺はchanceの頭を撫でようとした。
c「、捕まえた、」
m「あー、、すまない、離してくれないか、?」
c「、嫌だ。俺にキツく当たったことと、俺に構わなかったこと、絶対に許さないから、」
m「ごめん、あー、その話は明日しないか?そもそももう23時ぐらいだし、」
c「、、、、、。」
m「なんでそんな難しい顔してるんだ、離してくれ。」
c「今考えてるから待て。」
数分後
c「よし、答えが出たぞ。」
m「やっとか、、」
c「キスしてくれたら許してやるよ笑」
m「は? なんでそんな急に???」
c「、俺にしたことをキスでチャラにすんだよ。早くしろ!」
m「えぇ、、まぁ、1回だけな。」
そう言って俺はchanceにキスを落とす。chanceは何故か期待の眼差しで俺を見てくる。
c「、も1回。」
m「やっぱりか、、これで最後な?」
c「まぁ、いいよ。」
なんでこいつこんな上から目線なんだよ。そう思いながらもう一度キスを落とす。
m「そういえばキスと何を悩んでたんだ?」
c「、ハグ、、」
m「、は???」
m「いつでも出来るだろそれ、」
c「、、たしかに、」
m「俺はもう寝るからな。」
c「、うん。」
俺はchanceを抱きしめ、逃げないように足も絡ませて寝た。
寝る前にchanceと死ぬほどキスしたのは秘密。
続くーーーーーーー
長くなってしまい申し訳ないです。
読んでいただきありがとうございました。
コメント
2件
最高すぎんだけど…
尊すぎる…