テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
⚠mtk×wki
薄暗い部屋。
照明は間接光だけ。
ふたりの息遣いだけが静かに響いていた。
「……チッ、離せっ……っ!」
ドン
壁に叩きつけられた若井は、肩で息をしている。
その首筋を、大森はゆっくり舌でなぞった。
「ずっと……こうしたかった」
「っ……ふざけ、んなよ……誰が、こんな……っ♡」
「あっそ、言ってろ」
ガチャ……
ベルトが外され、ズボンがずり下げられていく。
若井の太腿が震えたのを見逃さず、大森が口角を上げる。
「……ほら、ここ……もう、濡れてんじゃん」
「っは……あぁ……っ、う、うそ……っ♡」
指先が後ろを探り当て、少しずつ奥に差し込まれていく。
「んっ……ぃ……ッ♡やっ、やだ……ッ、やだってば……っ♡♡」
「口では嫌がっても、体は素直でいい子だね」
「く……っ、そ、だれが……ッあぁっ♡♡や、め……っ!」
深く強く腰がぶつかるたびに、
若井の口から甘い声が溢れる。
「んぁっ……♡♡っ…やめっ…!」
「もっと聞かせてよ……滉斗の、かわいい声」
「な……ぁ、呼ぶな……っ♡♡♡」
呼び捨てにされるたび、
体の奥がビクンと跳ねる。
心も、体も、支配されていくようで悔しいのに
「イくっ……イかされ、たく……ないっ…のに♡」
「でも、もうイッてる顔してるよ?♡」
中を擦られ、
何度も奥を突き上げられて、
もう立っているのがやっとだった。
シーツの中で震える若井に、大森が耳元で囁く。
「滉斗……もう、俺のものだね?」
「……っふざけ、……な……♡」
「今日だけじゃ、終わらないから」
そのまま、また唇を塞がれて
若井はもう、逃げられなかった。
コメント
2件
えへへこの作品最高(*`ω´)