圖阿です!
この話に飽きてきた(((殴
そういう訳で、たぶんあと数話で終わります!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
💎side
💎「行ってきます……!!」
🦁「おう♪頑張ってこいよ!」
元同級生たちに殴られたあの夜にアニキに助けてもらってたから、僕はアニキと今まで以上に仲良く接せるようになった。
今では、『アニキ』と呼ぶことや敬語を外した話し方で話せるようになった。
あの夜の後、僕はアニキにないちゃんに持ちかけられていた学校のことを話、学校に通うようになった。
学校は孤児や障害のある人を対象だったが、孤児院に入らず、アニキの家に住み続ける形でも孤児として学校に通えるようにしてもらった。
💎「…………………((カリカリ」
ないちゃんに言っていた通り、僕は精神科の授業を学んでいる。
他の一般教科も学びながらで、大変ではあるけど、今まで1番幸せな時間だった。
高校ではいじめのことなどがあって少し授業に遅れがあったけれど、授業に追いつくことができ、今では以前まで通っていた学校よりも偏差値が高くなった。
それに、学校で初めての友達もできた。
🐤「ねぇ、ほとけっち…さっきの授業わからないところがあったから教えてくれない?💦」
💎「いいよ!………あーそれは○○○がなるからで…」
🐤「……あ!そっか、ありがとうほとけっち♪!」
💎「役に立てたならよかった♪」
🐇「相変わらずお熱いこった♪」
🐤「お熱いって…!////そんなんじゃないから!!////」
🐇「いいのいいの♪ウチにはわかるから♪」
🐤「違うって!!!////」
💎「2人ともやっぱり仲いいね♪」
🐇「そりゃまぁ、同じ孤児院育ちやしな」
🐇「りうちゃんのことは誰よりも知っとるんや!✨」
🐇「やからいむくん……りうちゃん関係で相談したいことがあったらウチに聞きぃや♪」
🐤「初兎ちゃんッッ!!!/////」
🐇side
突然やけど、ウチの最近の楽しみはこの2人をくっつけることや。
小さい頃から一緒におったりうちゃんが初めて好きになったいむくん…………こんなん幼馴染として応援するしかないわな✨✨
そんなこんなで、ウチは2人に聞いた。
🐇「そういや、今年のクリスマスは2人で過ごすんか?♪」
🐤「ブッ!!←飲んでいたお茶を吐く」
💎「りうちゃん大丈夫ッ!?」
🐤「ゴホッゴホッ……だ…大丈夫…!」
🐤「それより初兎ちゃんッ!!」
ウチの質問に、いつも恥ずかしそうにするのに対して今回は、真剣な眼差しで見てきた。
……ちょっとやりすぎてもうたかな?
そんな不安でりうちゃんを見ていると、思ってもいないことを言われた。
🐤「何訳わかんないこと言ってんの!?」
🐤「今年は3人でイルミネーション見に行くの!」
🐇「……………イルミネーション…????」
🐇「あれ、ひょっとしてウチ約束して忘れとる?」
💎「違うよw実は、僕の知り合いが神奈川行きのチケットくれたんだ」
💎「神奈川にはイルミネーションがすごいとこがあるから友達と行ってきな……って♪」
🐤「だから今年も初兎ちゃんはりうらとクリスマス過ごすの♪!」
🐤「今回はほとけっちも参加でね♪」
🐇「………誘ってくれるんは嬉しいけど、りうちゃんほんまにええんか?」
ウチを誘ってもうたら、せっかくのクリスマスにいむくんとのデートが台無しになってまうんじゃ。
そう思い、りうちゃんに聞くと、『一緒がいいの』とだけ言われてトイレに行ってしまった。
🐇「………………ほんまにええんやろうか……?」
💎「…笑……まだ言ってるの?」
🐇「だって………」
💎「………本当はりうちゃんに言わないでって言われてたんだけどさ……♪」
🐇「?」
💎「実はさっき言った神奈川行きのチケット、僕が貰ったんじゃなくて、りうちゃんがバイトで稼いだお金で頑張って買った物なんだ♪」
🐇「…え!?……な、なんで嘘なんか…」
💎「初兎ちゃんもりうちゃんもイルミネーション見たことないんでしょ?」
🐇「うん…」
💎「だから一緒に見たかったんだって」
💎「それに初兎ちゃん、りうちゃんが頑張って働いて買ったものだって知ったら、今回みたいに断ろうとしたでしょ?」
🐇「…ウグッ……やって…💦」
💎「だから、僕が貰ったってことにしたら断らないかなぁって思って♪」
💎「………それに……1人にしたくなかったんだ」
🐇「……え?」
💎「たとえ孤児院に他の人たちがいたとしても、初兎ちゃんとりうちゃんは今まで一緒に過ごしてきたんでしょ?」
💎「だから、1人で寂しい思いさせたくなかったんだって♪」
🐇「りうちゃん……ッ…((ウルウル」
💎「笑……なんで泣いてるのさ♪?」
🐇「やって〜ッ…((ポロッ」
幼馴染の温かさに、ウチは感極まって泣いてしまった。
そこへ、りうちゃんが戻ってくると、ウチを見たとたん目を見開いて内の所まで走ってきた。
🐤「初兎ちゃんどうしたのッ!!??」
🐤「誰に流されたの!?今からそいつ◯してくるから言いなさいッッ!!」
💎「こら!物騒だよ((コツッ」
🐤「あ、痛」
りうちゃんを小突くいむくんを見て、ウチは幸せな気持ちになった。
ここはとってもあったかいなぁ♪
この2人に会えてよかった♪
🦁side
🦁「…へー♪…ほな、クリスマスはりうらたちと過ごすんやな♪」
クリスマスの予定を楽しそうに話すほとけを見て、俺は嬉しくなった。
学校に通うようになってから、ほとけはさらに明るくなった。
きっと、本来のこいつはこうだったんやろうなぁ♪
そんなことを考えていると、先ほどまで見せていた笑顔を暗くし、ほとけは聞いてきた。
💎「…………アニキはクリスマスどうするの…?」
🦁「?…俺か?」
💎「うん…………クリスマスに1人って……寂しいから…」
そう、聞いてくるほとけはきっと自分の経験から言ってるんだろうなぁ。
何日も1人で過ごしてきたこいつは、俺を1人にして楽しんでくる行為を、昔の母親と自分に重ねているのだろう。
そんなほとけに俺は『心配せんくても平気や。楽しんでこい♪』と言おうとした。
しかし、それは予想外のほとけの言葉で発せられることはなかった。
💎「アニキも一緒に来ない…?」
🦁「……え?」
🦁「……笑…何言うんかと思ったら……俺のことは気にせんで楽しんでこいよ♪」
💎「アニキとも一緒に行きたいの!!」
そう、いつになく大きい声で言うほとけに俺は驚いてしまった。
💎「りうちゃんが言ってた…『過ごしたい人と過ごしてこそ、本当にいい思い出になるだ』って」
💎「だからりうちゃんたちに聞いたの……アニキとも過ごしたいから、一緒にいい?って」
💎「そしたら、2人ともいいよって言ってくれたの!!」
💎「だから…!……迷惑じゃなければ……アニキとも…過ゴシタイ…デス」
最後になるにつれて、自信がなくなったのか小声になっていくほとけに俺は笑ってしまった。
そんな俺に『なんで笑うの!?』と言ってくるほとけの頭を撫でていった。
🦁「……お前に出会って、初めのウチは自分の意思を表現しないお前を見てるのが辛かったんや」
🦁「もしかしたら、何も言わんとどっかで死んじまうんじゃないかって」
🦁「けど今は、大切な友達ができて、自分の意思をちゃんと表現して、伝えてくれる………それが嬉しいんや♪」
💎「……アニキ…」
🦁「そんなお前がこうやって意思を表現して誘ってくれるんやからな……わかった。俺も一緒に神奈川に行くわ♪」
💎「アニキ!!!✨✨((ギュッ」
🦁「そんなに嬉しいんか…?w」
💎「うん!!」
そう、素直に表現してくれるほとけを抱きしめ返した。
続く
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見てくださりありがとうございました!
コメント
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勉強偉すぎません????(( 私ほぼ赤点やろうですよ() まじ…問題読まずに地図から間違ってその下の問題全部間違えて??んでクラス最下位だし国文法だって記号問題多すぎてズレたしで大変でした(( えあとまじ神作Loveッ!!!!✨ 投稿ありがとうございますッッ!!✨✨