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圖阿です!
前回からの続きです!
どうぞ!
・・・
🐇side
🐇「…ッ…さっむッ…!!((ブルブル」
神奈川に向かうため、他の皆を集合場所で待っていたのだが、どうやら早く着きすぎてしまったようで、誰もいない。
🐇「わりと着込んだはずやのにこんなに寒いってどないなっとんねん??」
ナンパ「ねぇ、君♪」
🐇「…………………」
ナンパ「あれ?無視はひどくない♪?((ポン←🐇の肩に手を置く」
🐇「…?……ウチになんかようですか?」
ナンパ「うん♪…君さぁすっごく可愛いよね♪」
🐇「そりゃどうも」
ナンパ「なのに、そんな可愛い子がクリスマスの日に1人でずーーっと突っ立ってるって寂しくない?」
ナンパ「俺気になっちゃってさぁ♪ねぇ、良かったらすぐそこにオススメの喫茶店があるから行こうよ♪?」
そう言って、ウチの腕を引く男性。
🐇「ウチ暇やないんで」
ナンパ「えー♪でも、さっきから見てたけど、誰も来ないじゃん」
🐇「ウチが早く着きすぎてもうただけで、もう時期来るんで」
ナンパ「だったら待ち合わせの人が来るまで喫茶店に行こうよ?」
ナンパ「今すぐ来るわけじゃないんだから、紅茶でも飲んであったまったほうがよくない♪?」
こいつめんどくさ。
ずっと見てたってキモすぎるやろ。
…………そういや…りうちゃんが言ってたな。
🐤『初兎ちゃんいい?もし、変な人がしつっっっっっこく話しかけてきたら、男の大事な部分を蹴るんだよ!!』
🐤『じゃないと、初兎ちゃんみたいなか弱い子はすぐに餌食になっちゃうんだから!!』
その事を思い出し、ウチは蹴りを入れる体勢に入ったが、ふと思った。
……………この人ってナンパなんやろうか??
今までこれといってナンパをされた記憶がないため、ウチは困った。
これナンパやなかったら、この人に悪いしな……。
🐇「…………あの…」
ナンパ「?…どうしたの♪?」
🐇「あなたってナンパですか?」
ブッッ…!!
🐇「…??(なんか今、どっかで吹き出した音がしたような?)」
ナンパ「……へ?…え、えっとまぁそうとも捉えられるかなぁ♪」
……ほなやっていいってことか。
そして、ケリを入れようとした瞬間、知らない人が現れた。
🦁「……はい。お兄さんそこまでやで」
………なんか増えた。
ナンパ「!?……だ、誰ですかあなた??」
🦁「誰だってええやろ。それよりも、ええ加減その子の手を離せや((ギリギリ」
……音やっばッッ……!!
ナンパ「痛ッッ…!!わかったッ!わかったからあんたも俺の肩離せよッッ!!」
🦁「離したら、大人しくこっからいなくなるか?」
ナンパ「いなくなるッ…!!いなくなるからッ!!」
🦁「ん((パッ←手を離す」
ナンパ「…チッ…!!((タッタ」
現れた男性を睨んだ後、ナンパは何処かに走っていってしまった。
🦁「……あんた大丈夫か?」
🐇「あ、はい……ありがとう…ございます((ペコッ」
🦁「……失礼を承知で言うんやけど、腕を見してくれんか?」
🐇「……なんでですか?」
🦁「あんたさっきあいつに腕掴まれてただろ?だから、冷やしたほうがいいならすぐそこにコンビニあるから買ってこようと思って」
🐇「…あー……なるほど。特段強く握られていたわけでは無いので、大丈夫だと思いますけど……((スッ←服を捲る」
🦁「触るぞ」
ウチの腕を優しく掴み、『痣とかにはなってないな』とか『少し後が残ってるな』等とぶつぶつ言いながらウチの腕を見る男性。
……………この人……綺麗な人やな。
🦁「……ありがとな。見た感じ、大丈夫そうやけど、もし心配なら後で病院に行きぃ?」
🐇「わかりました」
🦁「にしても…あんた、ナンパに『ナンパですか?』って聞くのはどうなんや?」
🐇「…え?」
🦁「いや実は俺、ちょっと前からあんたらの会話を聞いてたんやけど、ナンパにナンパかどうか質問するやつなんて初めて見たから笑ってもうたわw」
🐇「……あぁ…!じゃあさっきブッって音がしたのはあなたか…!」
🦁「なんや聞こえてたんやなw」
🦁「なんでナンパかどうか聞いたんや?」
🐇「友達が、もしナンパにあったら蹴れって言われてたんやけど、いざ蹴ろうとしたときに、『この人がナンパじゃなかったら申し訳ないなぁ』って思って確認のために聞いたんよ」
🦁「そういうことかいな。けど、ナンパは蹴るんじゃなくて、逃げるか誰かに助けを呼べよ?」
🦁「もし、相手が逆上したら危ないからな?」
🐇「はーい」
🦁「………ほんまに分かったんか??」
『あ!!いたーーーー!!!』
🦁🐇『…?((チラッ』
🐤「初兎ちゃん!!」
💎「ちょ、りうちゃん待ってッ…!早いって!!」
🦁🐇「りうちゃん/ほとけ!!」
🦁🐇「……ん??」
🐇「……あれ?いむくんとお知り合い?」
🦁「知り合いっつうか一緒に暮らしてる」
🐇「………あ!あなたがいむくんが言っとった人か!!」
🐤「2人ともお待たせ!」
💎「ハァッ…ハァッ!!」
🦁「ほとけ、大丈夫か?」
💎「だ、大丈夫ッ…((プルプル」
🐇「いや、めっちゃ足震えとるやん」
🐤「えっと、初めまして!あなたが悠佑さんですか?」
🦁「せやで♪…あんたら2人はりうちゃん(?)と初兎ちゃん(?)か?」
🐤「はい、そうです♪私はりうらです✨」
🐇「ウチは初兎です♪」
🦁「改めて、悠佑や♪今回は参加させてくれてありがとな」
🐤「いえいえッ!旅行は人数が多いいほうが楽しいですから♪!」
💎「……あのー……皆さん。楽しく自己紹介してるとこ悪いんだけど…」
🐤🐇🦁「?」
💎「後、5分で新幹線が出ます」
🐤🐇🦁「……………やばいじゃん/やばいやんッッッ!!!」
🐤「早く行くよッ!!((ガシッ←💎の手を掴む」
💎「あ!待ってりうちゃん、危ないよ!!💦」
🦁「俺等も行くぞ!」
🐇「ちょ、ちょっと待って💦(どうしよう、靴紐がほどけてもうた)」
🦁「…!」
🦁「初兎……少しだけ、我慢できるか?」
🐇「へ?」
そう言うと、ウチのことを軽々と彼は持ち上げた。
🐇「は、はあぁぁぁぁッ!!!???////」
🐇「え、あのなにしてんねん!?////」
🦁「靴紐結び直しとったら、間に合わんやろ?嫌やと思うけど、ほんのちょっとだけ我慢してくれ」
そう言って走り出すゆうくん。
ウチを抱えて、しかも荷物まで持っているのにそれをものともせずに走るゆうくん。
ウチが靴紐解けてるのにすぐ気付かんかったから迷惑かけてもうた。
そう思って少し落ち込んでいると、何か勘違いしたのかゆうくんが笑っていった。
🦁「…安心しろ……絶対に落とさんから((ニコッ」
アカン。
この人、人誑しやッッ!!!////
続く
・・・
終わらすって言っといてなんですけど、これ多分まだ終わんない。
だって🦁🐇も描きたくなっちゃったんだもん!
そんなわけで、もうちょっと続きます!
見てくださりありがとうございました!